れんげざ

日々の雑記帳
焼津の小さなタイマッサージ屋です!
お気に入りの場所や好きなお店のご紹介なども☆

家づくり①

2016-04-11 | こつこつとんとん

工事現場のような状態の家に無理やり住みながら、こんこんと作業が続き、

ちょっとは落ち着けるようになってきた、かな!

玄関ドアは、古道具屋でみつけたダイヤガラスが美しい木のドア

ぼろぼろだけど、古い家には古い建具、古い家具じゃないと、なんだか合わない

昔の日本旅館みたいなレトロな玄関照明がついていたので、

黒に塗った真鍮プレートを貼って、表札代わりに

既存のパーツはできるかぎり、よりよくなるよう考える

リビングや廊下は、山吹色の珪藻土に藁を混ぜて塗ってみた

藁を入れると高級旅館のような風合いに…おすすめです

キッチンは、山吹色に弁柄を混ぜてミルクティー色に(ガンジス河のような…)

全体的に民藝チックな内装なので、キッチンだけは明るく、かわいらしくしてみました^^

 

表具師さんにお願いしていたふすまの張替が完成しました!

桑の葉入りの手漉き和紙を特別に張っていただき、寝室がとても落ち着きました

廊下側の扉には憧れのウィリアム・モリスの壁紙を

すりすり頬ずりして、匂いをかいで、もうイメージどおりの素晴らしい出来

まだまだ完成には遠いけれど、一歩一歩が楽しくなってきた


大橋鎭子さん

2016-04-03 | 本、美術、映画など

わたしの生涯の宝物である、「すてきなあなたに」

当たり前の暮らしのなかの、ひとつひとつの小さなきらめきを手のひらに

そっとわたしたちに渡し続けてくれた大橋鎭子さんの言葉です

なんとその鎭子さんが、明日からNHK朝のドラマのモデルとなって登場します!

今まで朝ドラ観たことなかったけれど、これはびっくり!嬉しくて、ぜったいに観ます!

 

「暮らしの手帖」の理念は、読者や消費者の目になって、ほんとうに必要な、大事なことを伝えること

だから雑誌のどこにも、スポンサー企業の広告が入っていないのです

今はテレビも雑誌も新聞も広告ばかり、企業に不利なことは口が裂けても言えないのです

テレビ番組を観ていると、スポンサーは製薬会社か食品会社が多い

身体や心に直結する、命の源を、わたしたちは容易に握られているんだなぁと思います

 

美意識も貞節もはぎとられ、経済一辺倒に転がり落ちた戦後日本、バブルの騒音の中でも、

企業の脅迫や甘言にも乗らずに、ただただ誠実に雑誌を作り続けた

そういう人たちがいて、今もその雑誌は次なる人たちの手で、こんこんと続いているのです