トヨタが月額でカーリースを始めるという。分野は違うがもう引っ越し業界も人が集まらなくなった。エレベーターの無い集合住宅に把持する部分もない200リットルの巨大冷蔵庫を傷もつけずに上げろとか、もちろん階上の踊り場は狭く床にはあらゆる物が散乱している。できないことをやれと言われ傷がつけば目くじらを立てて補償しろという。引き受ける業者は費用も高額になりだったら最初から冷蔵庫も洗濯機も家具もエアコンも取り付けられていて要は家電製品なんて壊れなければいいのだ。「賃貸住宅は一棟まるごと家電をリース」のほうが手間がかからない。時と場合によっては恋人もレンタルで自宅に派遣してくれるし
政府の住宅政策、何千万も貸し付け家具や家電を買わせてGDPの肥やしにするやり方が少子高齢化という待った無しの状況のなかで転換を迫られている。最後の分譲マンションブーム、地方でも空き家が増加しているにもかかわらず新築一戸建てを押し進めた。土建屋でさえ恐れる鳶でも白髪の職人が増えている。あとはやっつけ仕事にしか考えない外国人の見習い。不動産屋なんて出入りの最も盛んな業界なだけに明日にも「これからは賃貸の時代です」なんて言いだしかねない。昨日は某所で経済誌を斜め読みしていたのだが東洋経済はまあまあ日経ビジネスはスポンサー重視、雑誌によっては鼻くそをつけておいてやりたい内容もあったけど,タダで読んでることだし「金持ちの爺いが甘納豆と間違えて食べてしまっても気の毒」なのでやめた。世界は我々の予想だにしない部分から壊れ変わり始めている。
2020年東京オリンピックも待ったなし、期日指定であるから東京都は準備を急がなくてはならないのだが、と言う訳でわたしも10日間は無理だがボランティアに申し込んでみた。目的はボランティアに参加するにあたり期日までに英語の再履修と宙ぶらりんの第二外国語の取得。箱物への批判が多いがソフト、運営に関しても膨大な金と手間がかかっているようだ。運営システムの構築から人の手配、交通インフラの整備さまざま。一大事業である。終了後にノウハウが生かせないと残念なのでどうにかならないかと思う。
「なぜ本土決戦なのか」
東京一極集中により地方の疲弊が止まらない。東北の人材は仙台を飛び越え東京に、九州は福岡や大阪で止まらず同じく東京、四国はこれまでは大阪であったが東京へ。北海道沖縄は最初から東京コースが多い。かつてないしかし日本で最後の流れ、これを起爆剤にしない事には再生の機会を失う。そう感じているのは私だけではないだろう。
良きにつけ悪しきにつけ電通