『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

渋谷ハロウィンのご乱行

2018-11-02 15:21:03 | 日記
経済再生担当大臣の茂木敏充氏が高校時代、開校始まって以来の天才と持て囃され実際に東京大学→ハーバードとエリートコースを歩み大臣になった所為であるが、来年の消費税増税、日銀株価ETFにてどのようなエリートの采配を振るうのかは総理と二人三脚、今後の舵取り見守るしかない。個人的にはアベノミクスの出口戦略は失敗、そのつもりで準備しているが、他国も似たり寄ったり滅茶苦茶な事をやっているから何の事はない。茂木氏も丸く収まっているイメージがあって優秀だが毒が感じられない。取り巻きに泥臭い連中がいない、優秀ゆえ雑巾掛けの下積みが無かったため思慮の熟成が伝わって来ない部分が難点。現代の政治力学においてはカリスマ性や出自の特殊性、パフォーマンスなど不要なのかもしれないが、高校時代「ぶっ倒れるまで煙草を吸ってみた(未成年は喫煙禁止なんですが)黒板全体にでかいキンタマを描いてみた」次期総理は貧乏くじだろうから、いまの次の次としてもいずれ首相を狙うなら、これからひと暴れして頂きたいと思う。政治家はデキが良すぎるとデンジャラスな雰囲気が無くて国民も安心するが、実は国の発展には江戸時代ならともかく現代では喧嘩もできず結果的に役不足になる。

「安倍総理が中国に屈服して500人の財界人を連れて行った」と言う記事が散見されるが、この訪中においては角野實氏が「消費増税を成功させる為」と的確な指摘をしている。普段から真剣にお金の動きを追っている方の視点はやはり鋭い。

関係ない事をつらつら書いているようだが、この先、渋谷に出現した仮装難民が日本の行く先を左右することになる。優秀な学生の集まるところは教員も「指導しなくても勉強するから楽」もう少し具体的な介入が必要な人たちへのお手伝いが結構大変なんだそうで中間層は重視しないといけない。

本題の「渋谷ハロウィンご乱行」ですが、昔から同じような方々はいくらでもいて、結局は普段の社会生活で責任ある仕事をしているか、責任ある立場にあるかであって、地方の若者が多いと言うのはやはり田舎では重要な業務が少ない事が原因のひとつであると思う。真面目に仕事をしていたら逮捕されるような行動は取らない。鉄道会社のビッグデータを解析すれば何処から来てるか一目瞭然であるが、恐らくは国道16号周縁もしくはその外側が多いと推測する。16号の内と外ではだいぶ人間模様が違ってくる。渦の辺縁、澱みと表現する人もいるし、「売れ筋が違いますよ」と話す商売人もいる。地方の自治体では建築現場で「鳶だけは気をつけろ。鉄骨が飛んでくるぞ」と脅されるが実際、都会の鳶は個人事業主だから真剣勝負、勤め人より真面目だったりする。道路工事の入れ墨族が後がないからきっちり働くのと同様、中途半端が一番まずい。

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