『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

豊岡

2019-09-26 10:44:39 | 近畿
豊岡駅前のポスター
久しぶりに難解なポスターを見た。
ゆるキャラたじまる君も凄い、中に人が入っているかもしれない。

豊岡市は不思議な町である。
車両は姫路ナンバーですが日本海北陸文化圏。
しかし近接する舞鶴と同じく中央の文化の香りがする。昔は良かったのかもしれないが現在は少し元気がない。でも底力がありそう。

但馬銀行本店


よくぞ生き残った三井住友銀行

都銀があったのですから昔は相当良かった。
ちなみに神戸地方法務局豊岡支局もございます。

だいたい兵庫には神戸空港と但馬空港、二箇所も空港があるけどどちらもいらないような気がする。ちなみに秋田も秋田と能代、山形も庄内と山形、島根も米子と出雲、青森も三沢と青森。偉い人が二人いるとそーなるそうだ。

神戸空港


コウノトリは国内では一度絶滅して同じDNAを持つ極東からいただいた。
実物は相当デカい。ヘビも丸呑みするそうだ。

コウノトリ文化館


しかし日本中何処に行っても郵貯銀行のATMがありこれは便利。銀行や郵便局の機能をコンビニが担うという話しが一時期あったけどコンビニが廃業すれば消滅してしまう。
今後は郵便局も水道や電気という社会のインフラとして考えていかなければならないと思う。

市町村合併で城崎温泉と山陰国立公園という宝を手に入れた豊岡市

かつての賑わいは戻るのか

人口が同じでも単なるベッドタウンなのか歴史的な城下町か一発勝負の炭鉱町か企業城下町かでこれから国内での立ち位置は変わってくる。

豊岡と同じく岐阜の郡上八幡市も山間の田舎町なのですが歴史的に都に近い分、関東にはない華やかさがあるように感じます。

最近は日本じゅう何処に行ってもイオン、ユニクロ、大型家電店、コンビニばかりで旅情も無いと考える時代もありましたが、全国区の商業施設があれば安心して買い物できる。

「豊岡は言わずと知れたカバンのまち」
日本で唯一、かばんの自販機


コウノトリのかばんを購入

雛って黄色いんだね。

カバンの製作というのは腕っ節のある職人でないと勤まらない体力のいる仕事。全盛期には日本海エリアから女工さんが集まったと思う。カバンが作れるという事は縫製業もお手の物でセンスのいい婦人服店があることも頷ける。

豊岡はいまちょっと落ち込んでいるだけ。近い将来、大活躍をするに違いない。そう思う。


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