にせ悟空の麻雀道中記

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究極のデジタル

2007年12月20日 00時33分48秒 | エッセイ
デジタル雀士四人が打ったらどうなるか?
皆が期待値を追い求め、同じ手順を繰り返すのだから、長く打てば打つほど四人全員の平均順位が2.5に近づいていく。
このような理論がある。

この理論が正しいか否かだが、言うまでもなく正しくない。
デジタルとはそんな薄っぺらい物ではない。

この理論を提唱するのはデジタルな打ち手でなく、デジタルを否定しようとする打ち手である。
いわばデジタルに反論するための詭弁とも言える。
デジタル雀士であればとてもではないがこんな発想にはならないだろう。


話を戻し、なぜ正しくないか?

デジタルとは期待値に基く緻密な打ち筋であり、ある程度のところまでは行けても、それ以上の領域に達することは事実上不可能だからだ。

完全な期待値計算など出来るはずもない、また人間である以上ミスや見落としを避けることは出来ない。
こういった要素が自称デジタル雀士の間で収支、レートの差となって現れる。

誰もがミスを避けることは出来ない。
もし仮に常に最大の期待値の手順を選択できる打ち手がいたら・・・
ロン2のレートで2400到達、もしかすると2500も可能かもしれない。
そういった世界である。

そのレベルに達することが出来れば、デジタル四人が打てば~などとバカなことを言わずとも最強の打ち手、例えばフリーで月単位で負け無しぐらいのことはできるだろう。
(フリールールの最大期待値手順で打てると仮定)


自称デジタルの自分でも究極のデジタルの領域までは果てしなく遠い。
なんだかんだで迷いながら、ミスをしながら打っている。

自分が何を考えながら打っているか?
またどれだけミス、時には後悔をしながら打っているか?
それをみんなに知ってもらいたくて、来月にネットラジオでの実戦講座を開きたいと思う。

詳しい案内は近日中に。