にせ悟空の麻雀道中記

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レーティング理論 その12

2007年03月07日 15時38分24秒 | レーティング理論
それでは前回の記事を元に自分の考える各タイプの特徴を書いていきたいと思う。


①ピラミッド型:いわゆる打点守備型

Bリーグあたりではよく見かけるが、Aリーグ特にA1ではほとんど見ない。
以前の記事でも書いたけど、レベルの低い面子にはそれなりに有効な打ち筋と思われるが、対戦者のレベルが上がるにつれ対応できなくなると推測できる。


②横長型

BCリーグに多く、上のリーグではカモにされるタイプ。
ある意味同卓したくないが、勝てる打ち筋ではない。


③上三角:守備型

上位リーグに多い。
そこそこ対応もし、あがりもあるので面子レベルが上がってもそれなりの収支を残す。
ラスが少ないのも特徴。
ロン2上位はこのタイプが多い?


④下長型:攻撃型

上位リーグではあまり見ないが、このタイプの強者がいるのも事実。
このタイプの中で、ほんの一握りの打ち手であれば面子レベルが上がっても対応できるのだろうか?
しかし、大半はレベルが上がるにつれ脱落していくように思われる。


⑤上下MAX(縦長型):いわゆる速攻守備型

自分の考える最もバランスに優れたタイプで、レベルの高低、東風半荘に関わらず安定した成績を残せるタイプだと考える。
生涯順位も1>2>3>4になりやすいと思う。
特にレベルの高い面子の対戦においては、状況に応じて安い手で場を回す臨機応変さも強みか。




MFCを見ていた限り、レベルが上がってもそれなりの結果を出せるのは③守備型と⑤上下MAXのように思えた。
これはロン2においてもある程度当てはまっていると思う。

中級から上にいけない人は、自分の弱点が何なのか?自分の目指すスタイルはどれなのか?そのためには何を改善しなければならないのか?そういったことを考えながら打ち筋を修正していってもらえればいいのではないだろうか。
しかし、自分の各タイプに対する考察が100%正しいとは思ってないので、できればまずは自分自身で考察することから始めていけばより効果的ではないかと思う。


実はこのMFCのデータが安定型、変動型といったレーティング理論の元になっているところもある。
やはりレベル分けがされており、その中での打ち筋と成績の関係が分かるシステムというのは麻雀戦術の考察にとって大きな意味があると自分は考える。

ロン2のリーグ戦は残念ながら一旦は失敗に終わったが、近いうちに再開なり高R卓なりのレベル別の部屋が開始される可能性があると聞いている。
ネット麻雀の中で最高とも言っていいほどに(平均)レベルの高いロン2の上位ユーザーが集まる卓。
その中であれば、最強の打ち筋はどれなのか?いまだ答えが出ていないその領域についても考察ができるのではないかとも考えられる。
実に楽しみである。


これをもってレーティング理論は一旦終わりにしたいと思う。
年始で一気に終わらせるつもりがなんやかんやでここまで延びてしまったが、その分じっくり記事を書くこともできたのかもしれない。
今後も何かネタがあれば追加することも考えてはいるけどね。