ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

妖怪ウォッチフォーエバーフレンズ 登場キャラ紹介

2019-01-18 20:28:59 | 感想
PCの買い換えやらなんやらで大分遅くなってしまったが、ようやく完成。
ネタバレにはまったく配慮していないので、未見の方はご注意ください。

【3人の主人公】

○下町シン
新聞配達で生計を立てていた、母子家庭の少年。
ある日突然豹変した母親が交通事故で死んでしまい、絶望のあまり後追い自殺を試みたところをイツキに助けられる。
彼からは母の死は妖怪の仕業であることを聞かされ、母の魂を取り戻すため妖怪と戦うことを決意する。
後に妖怪ウォッチエルダ零に選ばれ、その所有者となった。
事件解決後は会社を興し(漫画版では「一心食品」という食品会社)、世界各地でボランティア活動を行う。
難病に冒され余命わずかと感じていたが、再会したイツキ(エンマ)から「おまえにはまだやることがある」と諭された。
エンディングでは、病気の治療法が見つかったことが示唆されている。
漫画版では相棒のイツキがボケキャラのため、ツッコミ属性が強くなっている。

○高城イツキ
絶望の淵にいたシンの前に現れた少年。
姉を死に追いやった妖怪を倒し、魂を取り戻すため妖怪を研究していた。
妖怪に対する敵愾心を強く抱いており、そのためか妖怪ウォッチエルダ零には選ばれなかった。
紫炎との戦いにおいて、姉が死んだ時彼も一緒に死んでおり、ククリ姫によって目的を果たすまでかりそめの命を与えられていたことが判明。
それと同時に出現した妖怪ウォッチエルダ神を使い、アマテラスを使役して戦う。
漫画版では、真顔で奇行を繰り返す天然ボケのキャラとなっている。

☆夜叉エンマ
イツキと紫炎の魂が融合して生まれた妖怪。
アークによる召喚機能を備えた武器「炎魔棍」で戦う。
戦いが終わった直後、やるべきことを果たしたことでかりそめの命が尽き消滅。
妖怪の赤子に転生する。
その赤子が成長した姿こそが、初代シリーズのエンマ大王である。
漫画版では紫炎の肉体にイツキの魂が宿った状態という設定。
戦闘後に装飾品などを外したことで、エンマ大王の姿になった。

○有星タエ
霊能力者の家系である、有星家の少女。
スーさんの霊力をたどった結果シンとイツキが話している場面に遭遇し、成り行きで彼らの仲間となる。
自分の才能に自信を持てずにいたが、イツキの言葉に後押しされる形で成長。
山姥に一矢報い、勝機をつかんだ。
後に、シンと結婚する。
名字や設定から「シャドウサイド」に登場する有星アキノリの血縁者だと思われるが、具体的な関係性は不明。


【周囲の人々】

○臼田さん
イツキが最近雇った執事。
異様に肌が白く、それでいて目の間だけは黒ずんでいるという不気味な外見。
語尾に「でウッス」をつけるのが口癖である。
明らかに妖怪が見えており、妖怪ウォッチの使い方を知っているなどただ者ではないが、その素性は不明。
ウィスパーと共通点が多く、エンディングではウィスパーが封印されていた妖怪ガシャの傍らにたたずんでいたが、関係性は謎である。
漫画版では未登場。

○下町幸子
シンの母親。名前はスタッフロールで判明(パンフレットでは「シンの母」の表記)。
病に伏せており、まだ幼いシンを働かせていることを申し訳なく思っていた。
ある日玉藻前に憑依されてしまい、突然道路に飛び出して交通事故で死んでしまう。
しかし、シンがその魂を取り戻したことにより蘇生した。

○有星キネ
タエの祖母であり、師匠。
ヤマンバァに憑依されて山姥に変貌し、家に近づく者を無差別に襲っていた。
シンたちが山姥を倒したことにより、本来の姿に戻る。
最終決戦では聖なる剣「クサナギ」を手に空亡に立ち向かおうとするが、体がついていかなかった。

☆山姥
キネがヤマンバァに憑依された状態。
本来の数倍の巨体に変貌しており、刃物を振り回して侵入者を襲う。
おはぎを弱点としており(詳しくは語られないが、キネにとって思い出の食べ物らしい)、
シンにおはぎをぶつけられて動きが止まったところをお札によって退治される。

○イツキの姉
玉藻前に憑依され、建設中のビルから飛び降りて死亡した(漫画版ではシンの母と同様、交通事故)イツキの姉。
シンの母と同じく事件解決後に蘇生しており、エンディングでは臼田さんに見送られて登校するシーンが描かれている。
漫画版では、蘇生後にシンとタエからイツキの顛末を聞き、涙する描写が存在する。

○イツキの父
大会社の社長だった、イツキの父。
悪意によるえん罪をかけられながらも、己の保身より会社と社員を守ることを優先した清廉な人物。
その後、過労がたたり亡くなる。
イツキは父の生き様を「馬鹿」と称しつつも、誇りに思っている。


【主な妖怪】

○猫又
妖怪側の中心となる、猫の妖怪。
ジバニャンにそっくりだが毛の色は黒と白で、首輪の代わりにお守りを首から提げている。
必殺技は強烈なパンチ「一撃必殺肉球」。
漫画版ではかつて迫害されていた過去から人間と距離を置いていたが、妖怪のことを調べているイツキを偶然見かけて興味を抱き、
彼と仲良くなれる可能性にかけてアークを彼の近くに置いたという設定が追加されている。

☆怪猫カマイタチ
カラス天狗との戦いで、相手の風の力を取り込んだ猫又が変化した姿。
頭身が大きく上がり、特に手足や耳の長さが目立つ。
必殺技は回転しながら敵に突進する「極・カマイタチハリケーン肉球」。

☆猫王バステト
妖怪ウォッチエルダ神の力により、猫又が「ゴッドサイド」に変化した姿。
頭身の高さはカマイタチと同様だが、エジプト風の装飾品を身につけている。
また、火炎を操る能力を得ている。

○河童
猫又、座敷童子と共に、アークで召喚された妖怪。
基本的な見た目は一般に知られる河童のものだが、眼鏡をかけ中年サラリーマンのような言動を見せる。
戦闘力は低く、水辺での戦いということで召喚された玉藻前戦では瞬殺されてしまう。
その代わり高い交渉力を持ち、妖魔界では門番を言いくるめてエンマ宮殿に入ることに成功した。
漫画版では未登場。

☆河童王サゴジョウ
妖怪ウォッチエルダ神の力により、河童が「ゴッドサイド」に変化した姿。
頭身が上がり顔つきも険しくなり、中華風の武具で全身を固めている。
水を操る能力を持つ。

○座敷童子
猫又、河童と共に、アークで召喚された妖怪。
軽薄な性格のイケメンで、アンチエイジングに気を遣っている。
そのため、シンからは「わらし要素ゼロ」とつっこまれた。
必殺技は女性限定で3秒間動きを封じることができる「作法・3秒殺し」。
漫画版では未登場。

☆天狗王クラマ
妖怪ウォッチエルダ神の力により、座敷童子が「ゴッドサイド」に変化した姿。
天狗を模した仮面をつけ、服装も天狗風となっている。
風を操る能力を持つ。

○スーさん
物語開始前からシンに守護霊としてとりついていた、鎧武者のような姿の妖怪。
鎧武者といっても小柄で鎧も薄汚れており、頼りない印象を受ける。
そのため、「落ち武者」とも表現されている。
当初はタエにしか姿が見えていなかったが、山姥戦で強力な妖気を浴びたことで霊感が覚醒したシンとイツキにも見えるようになった。
本来はもっと強い力を持つ妖怪だったらしいのだが、愛刀を紛失したことで力と記憶を失ってしまっている。
漫画版では未登場。

☆軍神スサノオ
スーさんがキネの持ってきたクサナギを手にし、真の姿へと戻った状態。
姿は屈強な大男となり、鎧も重厚なものに変化している。
また、その正体はすでに亡くなっているシンの父であることが示唆されている。

○玉藻前
本作の中ボス。
ライトサイドとシャドウサイドに該当すると思われる、人に近い姿と獣そのもの姿を持っている。
紫炎の命で女性の魂を集めており、大判焼き屋の店員(小説版によると「タマ子」という名前)に化けて獲物を物色していた。
しかし一般人には見えないはずの猫又に普通の接客をしてしまったために正体を見破られ、シンたちに襲いかかる。
自らの醜い姿を映し出す鏡を弱点としており、それをイツキに見破られ敗北。
すでに奪った魂は、自分の手元にないことを白状した。
その際にアークを渡していたらしく、カラス天狗戦では戦力として召喚される。
しかし無駄口をたたいている間に敵の攻撃に巻き込まれ、まったく活躍せずに退場した。
漫画版では命乞いをするも聞き入れられず、大量のお札を貼られて消滅した。

○閻魔大王
妖魔界を統治する、巨漢の老人。
息子の紫炎が自らの厳しい教育の結果歪んでしまったことに心を痛めており、彼に力の真の意味を教えるためにエンマ武闘会を開催した。
その舞台で命をかけて紫炎を説得するも、思いが届くことはなかった。
事件解決後、今は妖怪と人間が交流する時期ではないと判断し、妖怪ウォッチの封印をぬらりひょんに命じた。

○ぬらりひょん
閻魔大王の側近。初代シリーズのぬらりひょんと同一個体。
エンマ宮殿に侵入したシンたちに対して厳しい態度を取るが、この時代ではまだ映画第2作のような人間への敵意は抱いていない。
閻魔大王を倒した紫炎に激高して襲いかかるが、力及ばず一蹴されてしまう。
その後は、閻魔大王の治療に専念していた。

○紫炎
閻魔大王の息子。
後継者として幼い頃から閻魔大王に厳しい教育を受けてきたが、その結果父の思惑とは裏腹に力の信奉者に育ってしまう。
武力で閻魔大王の座を奪うべく、玉藻前を使って集めた女性の魂を食らって力を高めていた。
エンマ武闘会では閻魔大王の説得を振り切り彼を倒すが、ゴッドサイドとなった妖怪たちに追い詰められる。
なおも負けを認めず戦おうとするが暴走を起こし、空亡に体を乗っ取られてしまう。
その魂はイツキに救出され、彼と融合して夜叉エンマとなった。
漫画版ではエンマ武闘会が開催されず、彼がエンマ宮殿に乗り込んでくることで戦闘となる。
最後は閻魔大王によって憎悪に染まった心を浄化され、彼に謝りながら消えていった。

○酒呑童子
紫炎に側近として従う鬼。
「シャドウサイド」に登場する酒呑童子と同一個体。
空亡が出現すると、あっさりと逃げ出してしまった。
漫画版では未登場。

○賢神アマテラス
かつて妖魔界で起こった戦いで、多くの妖怪を率いたとされる神。
現在は、イツキに守護神としてとりついている。
紫炎との戦いで姿を現し、イツキに授けた妖怪ウォッチエルダ神の力で実体化。
ゴッドサイドへと変化させた妖怪たちを率いて紫炎を追い詰めるが、空亡のパワーにはかなわず倒されてしまった。
漫画版では未登場。

○ヤマンバァ
頭に満月のような飾りをつけた、小柄な老婆の妖怪。
キネにとりつき、山姥に変貌させていた。
山姥が倒されたことで分離、「家の宝を守るためにキネの体を借りていた」と語る。
イツキはその言い分を信用しなかったが、シンとタエは悪い妖怪ではないかもしれないと判断したため見逃される。
漫画版では紫炎の命令で妖怪ウォッチから人間を遠ざけていた邪悪な妖怪となっており、分離後に消滅する。

☆月神ツクヨミ
有星家の守護神で、ヤマンバァが力を取り戻した真の姿。
外見はヤマンバァとは似ても似つかぬ、プロポーション抜群の美女となっている。
敗北後に最後の力でタエを襲おうとした空亡の前に立ちはだかり、彼を浄化して完全消滅させた。
漫画版ではヤマンバァの設定が異なるため、未登場。

○空亡
本作のラスボス。
かつて妖魔界を滅亡寸前に追い込んだ凶悪な妖怪で、外見は無数の触手が生えた一つ目の目玉。
紫炎にとりつき、彼の負の感情を食らって力を回復させていた。
紫炎の体を乗っ取った後、人間界に転移。人間界に満ちる負の感情を吸収し、さらに力を増す。
その力は夜叉エンマやスサノオですらかなわないほどになっていたが、
最後は日本中の妖怪から力を受け取りアメノムラクモに変化したスサノオを振るう夜叉エンマに倒される。
それでも最後の悪あがきでタエを襲おうとするが、ツクヨミの力で完全消滅させられた。
漫画版では紫炎の憎悪が実体化した状態という設定で、名前はつけられていない。


【その他の妖怪】
○カラス天狗
紫炎の配下の妖怪で、特に目をかけられていた存在。
紫炎率いる西軍のメンバーとしてエンマ武闘会に参加し、開始直後に仲間を倒して妖気を強奪。
その力で東軍の妖怪も蹴散らし、さらにパワーアップする。
しかし自らの竜巻から風の妖気を吸収してカマイタチに変化した猫又に苦戦し、最後は必殺技の打ち合いの末に敗れる。
必殺技は槍を突き出した状態で回転する「夜桜乱舞」。
漫画版では紫炎と共にエンマ宮殿を襲撃するが、猫又とシンの連携で倒されている。

○ククリ姫
人と人の縁を司る女神。
姉と共に事故死したイツキの魂を半ば気まぐれで拾い上げ、よい縁を結ぶことを期待してかりそめの命を与えた。
エンディングではふぶき姫(本編未登場)と二人でお茶を飲んでいた。
漫画版では登場せず、イツキは自分の死に気づかぬまま幽霊として行動していたことになっている。

○黒鬼SP
エンマ宮殿の警備をしている妖怪。
宮殿内にいたシンたちを不審に思い、取り押さえた。
過去作の黒鬼と比べるとやや頭身が高く、鎧を身にまとっている。
漫画版では未登場。

○紅華&羅雪
「龍燈」と呼ばれる種族の妖怪。
紅華は炎、羅雪は氷を操る龍。
夜叉エンマに召喚されヤマタノオロチを倒すが、夜叉エンマが炎魔棍を奪われたことで消滅してしまう。
漫画版では未登場。

○ヤマタノオロチ
空亡が自らの肉体から生み出した、八つの首を持つ大蛇。
紅華を苦しめるが、続けて召喚された羅雪との連携で倒される。
漫画版では未登場。

○阿修羅
空亡が召喚した手下。
召還後すぐに「アシュラ豪炎丸」へと変化し、空亡の武器としての役割に徹した。
エンディングでは、「シャドウサイド」におけるアシュラ豪炎丸の使い手である洞潔に拾われる様子が描かれている。
漫画版では未登場。

○玄武&白虎
スサノオの同志である妖怪。
スサノオが放った光により玄武はシンが飼っていた亀の「ノロ」、白虎は広場の銅像「タマ公」が変化して姿を現した。
スサノオと共に空亡と戦うが、力及ばず倒されてしまう。
漫画版では未登場。

○犬まろ&猫きよ
漫画版にのみ登場。
劇場版第2作に登場した、ぬらりひょんの部下たち。
ぬらりひょんの命で紫炎の様子を探りに行くが、力を増した彼になすすべなく倒されてしまう。
なお、これで劇場版コミカライズには4作連続で登場したことになる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鯉の崖上り | トップ | NHK、本気だな…… »

コメントを投稿

感想」カテゴリの最新記事