ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

本日のおすすめ

2009-01-30 22:20:30 | 感想
昨日コメントを書いてくださった方、どうもありがとうございます! すごく励みになりました!

さて、すさんだ心にはほのぼのストーリーが効くね! というわけで、今日は「あっちこっち」以来のお薦め漫画紹介です。
今回ご紹介するのは、「ちぃちゃんのおしながき」(竹書房・大井昌和)!
なぜこの漫画かといえば、昨日古本屋で3,4巻を入手したから。
自分は「1巻を古本屋で入手した漫画は、最新刊に追いつくまで古本屋で買う」という、自分でもよくわからないマイルールを定めているのです。
まあ出版業界のためには、古本屋を利用するのはよくないってのはわかってるんですけどね……。
こっちにも懐の事情ってものが……。って、話がそれた。
この漫画は、亡き父の跡を継ぎ小学生ながら板前として働く千夏(ちぃちゃん)と、料理のまったく出来ない大酒飲みの母・三葉の親子が経営する小料理屋「みづは」を舞台にしたお話です。
基本はちぃちゃん親子と常連客とのやりとりがメインですが、あちこちに料理に関する蘊蓄がちりばめられているのが特徴と言えるでしょう。
各巻には毎回あるテーマに沿ったレシピ集が収録されているので、料理好きの方は興味をそそられるかもしれません。
いや、自分は料理まったく出来ないんですけど。
とにかく、料理について無知な自分にすら「おいしそう」と思わせてしまう描写は見事と言えるでしょう。実際においしいかは知らないけど!(おい)
ちなみに内容とはあまり関係ありませんが、この作品は作者の代表作である「ひまわり幼稚園あいこでしょ!」と世界観を共有しております。
「あいこでしょ!」のほうが連載は先ですが、時間軸はこちらのほうが前。
常連客の一人「ホステスの神楽坂さん」は、「あいこでしょ!」に登場する「神楽坂先生」の過去の姿です。
こういう「知っているとにやりと出来るクロスオーバー」は自分の好物なのですよ。
というわけで、今日のお薦めは「ちぃちゃんのおしながき」でした!


余談
この作品の準レギュラーである「上司さん」が、自分の中でのマダオ氏の脳内イメージだったり。

組み伏せられてるのはアニジャ氏とでも思いねえ。

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