ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

妖怪ウォッチシャドウサイド キャラ紹介

2018-01-16 20:24:07 | 感想
見に行ってからコツコツ作ってたんだけど、完成にけっこう時間がかかってしまった。

○主人公たち

・天野ナツメ
かつて妖怪ウォッチの所持者だった、天野ケータの娘。
川で溺れている子供を見かけると、迷わず飛び込んで救助するほどやさしく正義感の強い性格。
トウマとは家が近所だったため幼少期に面識があり、ほとんど交流がなくなった現在でも彼のことを気にかけていた。
ウィスパーにより妖怪ウォッチエルダの所有者に選ばれるも、当初はオカルトチックな話に拒絶反応を示し関わるのを拒んでいた。
しかし母と弟がカオデカ鬼に変えられてしまった現実に直面し、事件解決のため戦うことを決意する。


・月浪トウマ
心に闇を抱える少年。
研究員の両親は滅多に家に帰らず、友人もいないことから自分のことを「誰からも気にされない影」と感じていた。
その闇の深さをオグ・トグ・モグに見いだされ、鬼まろリーダーの器として鬼眼ギアを渡され、カオデカ鬼を率いて各地で暴動を起こす。
この時は両腕を肥大化させる能力を与えられており、不良を簡単に叩きのめすばかりか妖怪とも互角以上に戦える戦闘力を得ていた。
しかしナツメとの再会をきっかけに眠っていた善の心が目覚め、鬼眼ギアに拒絶反応を示すようになったため鬼まろリーダーに見捨てられる。
そのままでは鬼眼ギアに取り殺される運命だったが、鬼太郎(漫画版ではおばば)の術により心の中に入り込んだナツメに
「幼少の頃、ナツメを始めとして自分を気にかけてくれる友達が何人もいたこと」「両親も家族の時間を取れないことに苦悩していたこと」
そして「それらを知る機会がありながら、自分の思い込みのせいで機会を逃していたこと」を知らされ、心の闇を払われる。
その後は鬼眼ギアが変化した妖怪ウォッチオーガを身につけ、不動明王からフドウ雷鳴剣を託されナツメ、アキノリと共に戦う。
事件後は両親と和解し、明るい家庭を手にしている。


・有星アキノリ
代々妖術と妖怪の知識を受け継いできた、有星家の少年。
登校途中に禍々しい月を目撃したことで異変に気づき、おばばと共に異変を解決できる妖怪ウォッチを探して奔走する。
他の二人と違って妖怪ウォッチの所持者ではないが(劇中でエルダ、オーガの両方に拒絶されている)、
空中に五芒星を描くことで妖力の球を飛ばす「妖空術」という技で妖怪と戦うことができる。
事件後はナツメとトウマに声をかけ、巷で妖怪が起こしている怪奇現象を自分たちで解決することを提案している。


○人間界の妖怪

・ウィスパー
かつてケータに仕えていた執事妖怪。
外見は髪が生え、執事服を着用するなどかなり人間に近く変化している。
一方で性格は本編からほとんど変化しておらず、妖怪パッドに解説を頼るのも相変わらずである。
今作では「妖怪ウォッチの管理者」として、エンマ大王から妖怪ウォッチエルダの適合者を見つけるという指令を受けていた。
しかしなかなか見つけられず、444人目でようやくナツメに出会った。

・ジバニャン
かつて、ケータの一番の親友だった猫の地縛霊。
有星家には「数々の大妖魔を打ち倒した伝説の妖怪」として伝えられている。
ライトサイドではシルエットこそ本編に近いが顔つきはリアルな猫に近くなっており、シャドウサイドではより人に近い体型となり、顔つきはさらに凶悪になる。
戦闘力は大幅に成長しており、かつてはいつもはね飛ばされていたトラックを一撃で粉砕できるまでになっている。
当初は鬼まろとの戦いに参加することを拒んでいたが、トラックに轢かれそうになった子猫をかばったナツメの優しさに心を打たれ、彼女に協力する。
必殺技は拳を振るうことで猫型のオーラを大量に飛ばす、「百猫烈弾」。

◇鬼太ニャン
鬼太郎の妖気の影響を受け、鬼太郎そっくりの姿に変化したジバニャン。
鬼太郎と同じ髪型に髪が生え、ちゃんちゃんこを着ている。
ゲゲゲの森を出ると、元の姿に戻った。

・ミツマタノヅチ/ミッチー
ウィスパーの適性試験において、ナツメが引いたガシャから出てきた妖怪。
シャドウサイドはゲーム版とほぼ同じ外見の、三つの首と腕を持つ大蛇。
ライトサイドでは一転してアメリカンヒーローのような人型の姿になり、左右の首は肩のアーマーに変化している。
本人いわく、「私のような魔獣型の妖怪は、アクティブな人型にあこがれるもの」とのこと。
その思考ゆえか、他の妖怪とは逆にライトサイドで戦うことを好む。
ガシャから出た直後はシャドウサイドの姿でナツメを襲うが、彼女が召喚したひも爺の攻撃でアークを残して消滅。
その後召喚されてからは異様にナツメを慕っており、ことあるごとに「ナツメさんは私が守る!」と宣言。
しかし結果が伴わず、最終的にはナツメに「わざとやってないよね?」とあきれられてしまった。
事件解決後は「これからもナツメさんを守る」と語るが、ジバニャンに「弱いから無理」とダメ出しされてしまった。
必殺技は石化光線の「ミッチービーム」。
漫画版は妖怪のイメージとしてのみの登場。

・ひも爺
アキノリが持っていたアークを使い、ナツメが召喚した妖怪。
ライトサイドでは濁った目の老人で、シャドウサイドでは口が裂けるなどより化け物じみた顔つきになる。
攻撃方法は雄叫びによる音波攻撃で、くらった相手をひからびさせることができる。
(漫画版では「相手を空腹にしてやせ細らせる」という、本編に寄せた効果になっている)
その能力により、ミツマタノヅチをあっさりと撃破した。
漫画版では、最終決戦においても召喚されている。

・キュウビ
有星家の倉に眠っていたアークを使い、ナツメが召喚した妖怪。
シャドウサイドのみの登場で、四足歩行の狐の姿をしている。
トウマに攻撃を仕掛けるが、あっけなく彼に倒されてしまった。
漫画版は妖怪のイメージとしてのみの登場。

・コマさん
アキノリが持っていたアークを使い、ナツメが召喚した妖怪。
元は「信繁」という有星家の飼い犬だったが、落下した狛犬に押しつぶされて死亡し、妖怪に転生したという。
ライトサイドでは糸目の白い犬、シャドウサイドでは青いたてがみを持つ猛獣の姿となる。
ナツメ達がトウマの結界に閉じ込められたときに召喚され、おしっこをひっかけることで結界を破った。
その後、最終決戦ではジバニャンと共に羅仙に立ち向かっている。
必殺技は上下の牙をかたどったエネルギー弾を飛ばし、敵の頭上で開いて自分そっくりの石像を落とす「落下犬岩石」。
前述の過去や性格および口調の違い、ジバニャンやウィスパーに何の反応も見せなかったことから、本編のコマさんとは別個体である可能性が高い。
漫画版は妖怪のイメージとしてのみの登場。

・青龍
巨大な龍の妖怪。シャドウサイドのみの登場。
まだ小さかった頃に少年たちにいじめられていたところをナツメに助けられ、彼女を守ることを誓う。
その数年後、川で溺れたナツメを助け、石化した自分のアークを渡した。
そのアークは、ずっとお守りとしてナツメに大切にされていた。
羅仙の攻撃によりナツメが川に落下した際、石化が解けたアークが自動的に妖怪ウォッチにセットされ召喚される。
(漫画版ではジバニャンが石化を解き、ナツメに使わせた)
ナツメを背に乗せ羅仙を追い詰めるも、羅仙が第2形態に変身した際に発生した衝撃波で吹き飛ばされてしまった。
漫画版では人質を利用しただまし討ちで倒されるも、おばばの回復術で復活し戦線に復帰している。

・ふぶき姫、メラメライオン、雷オトン
青龍がナツメに託したアークから召喚された妖怪達。青龍からは「同志」と呼ばれている。
全員シャドウサイドのみの登場。
ふぶき姫は着物の胸元がはだけ、髪飾りが巨大化している。
メラメライオンは上半身裸になり、眉毛は異様に伸びて曲がりくねり、角のようになっている。
雷オトンは、本編の外見をそのまま頭身を上げたような姿。
それぞれ氷、炎、雷の攻撃で羅仙を追い詰めるが、青龍と共に吹き飛ばされてしまった。
漫画版では、ふぶき姫のみ登場。
ナツメにアークを渡すのが青龍ではなくウィスパーになっており、登場も最終決戦からトウマとの対決時に前倒しされている。
また、映画では描かれなかったライトサイドの姿も披露している。


○妖魔界の妖怪

・蛇王カイラ
策略によりエンマ大王から妖魔界の王の座を奪った妖怪。
しかし妖魔界の住人からは王と認められておらず、人望はない。
パンフレットによると重犯罪者として投獄されていたが、羅仙の地球接近により妖力が高まり、脱獄したらしい。
幼い頃からエンマと知己の仲だったが、その人望の違いに嫉妬し、自分は妖怪と人間のハーフであるがゆえに迫害されていると思い込んでいた。
フドウ雷鳴剣を入手すべく幻夢洞窟に向かったエンマを妨害すべく、自らも洞窟に赴き彼と交戦。
戦いの中で心を通わせ、敗北後和解することになる。
最終決戦では自分の全妖力を使い、結界に閉じ込められたエンマとぬらりひょんを解放。
その後ぬらりひょんの回復を受け、エンマと合体して闇エンマとなる。
漫画版では未登場。

・ウーラ
カイラの側近を務める老妖怪。
青い肌に赤い髪とひげを持ち、常に右目をつぶっている。
カイラの人望のなさを揶揄する発言をするなど、忠誠心はあまり高くないように見える。
カイラと同じく、漫画版では未登場。

・エンマ大王
かつて妖魔界を統治していた妖怪。
カイラの謀略により失脚し、投獄されていたが羅仙の復活を察知し脱獄。
新たな妖怪ウォッチの所持者となったナツメ達をサポートする。
最終決戦ではナツメ達をかばってぬらりひょんと共に封印されてしまうが、カイラの加勢により復活。
彼と合体して闇エンマとなり、不動明王を憑依させて戦うトウマを援護した。
事件解決後は「やるべきことができた」として妖魔界の統治を引き続きカイラに任せ、ぬらりひょんと共にどこかへ旅立った。
今作では映画第3作でケータに貸し与えたエンマブレードを自ら使用し、ゲーム版で登場した覚醒状態にも変身している。
漫画版ではカイラが登場しないため妖魔界の王のままだが、引っ越し作業中に腰を痛めたため人間界に赴くことはできなかった。

◇闇エンマ
エンマ大王とカイラが合体した姿。
顔つきなどはエンマがベースだが肌の色は濃いグレーに、髪の色は白に変化。
服は左右逆転したカイラの服に覚醒エンマの装飾を加えたようなデザインになっている。
エンマの愛刀・エンマブレードとカイラの愛刀・蛇王剣が合体したクロー型の武器、「闇エンマ魔顎(アギト)」を使用する。

・ぬらりひょん
かつての妖魔界ナンバー2。
映画第2作では思想の違いからエンマに反逆したが、和解後は強い忠誠を誓っている。
エンマ失脚後の立場は不明だが彼に変わらぬ忠誠を誓っており、脱獄に協力。
その後も常に行動を共にする。
最終決戦ではエンマと共に封印されてしまうが、カイラの助けで復活。
力を使い果たした彼を回復させた。
事件解決後は、旅立つことを決意したエンマに同行している。
漫画版ではバレーボール大会で全ての指を突き指したという理由で、エンマ同様人間界には赴けなかった。
(あまりの情けない理由にショックを受けるアキノリに対し、ウィスパーが「ピンチになったら助けに来てくれていたと思う」とフォローしていた)

・酒呑童子&洞潔
エンディング後に登場した、謎の二人組。
彼らによって、羅仙の復活が300年早められたらしい。

・猫きよ&犬まろ
漫画版のみの登場。
元は映画版第2作に登場したゲスト妖怪で、ぬらりひょんの部下。
今作でもエンマとぬらりひょんの部下として行動する。


○幻魔
妖怪ウォッチオーガによって召喚され、トウマに憑依することで力を振るう妖怪。
歴史上の人物がモデルとなっている。
漫画版では、力が強すぎるために自由を制限されている幻の妖怪と解説されている。
便宜上、不動明王もこの項で紹介する。

・お松
右肩とへそを露出した、黄色い着物を纏った美女。
妖怪ウォッチオーガを3時にセットすることで召喚される。
癒やしの力を持ち、カオデカ鬼に変えられた人々を元の姿に戻した。

・義経
緑の着物を纏い、笛と刀を携えた青年。
妖怪ウォッチオーガを6時にセットすることで召喚される。
知力に優れているとされ、トウマは不動明王を説得するために召喚した。

・五右衛門
顔に隈取りを施し、6本の腕全てに刀を持った巨漢。
妖怪ウォッチオーガを0時にセットすることで召喚される。
戦闘力に優れ、羅仙が召喚したガシャドクロ達を軽く蹴散らすも、羅仙本人には刃が立たなかった。
漫画版では、不動明王を除く幻魔で唯一登場。
善戦するものの、トウマ自身の体力が尽きたことで倒されている。

・弁慶
巨大な数珠を体に巻き付けた、青い肌の僧兵。
妖怪ウォッチオーガを9時にセットすることで召喚される。
防御に優れ、羅仙の刀を真剣白刃取りで受け止めるも、力の差がありすぎたためそのまま押し切られてしまった。

・不動明王
フドウ雷鳴剣にその魂を宿す、いにしえの大妖怪。別名「剣武魔神」。
黒い肌と白い髪を持つ偉丈夫。
フドウ雷鳴剣を求める理由について「より強い力に対抗するため」と答えたエンマを拒絶するが、
「平和を手にするため」と答えたトウマ(義経)のことは認め、フドウ雷鳴剣を託す。
「妖聖剣」と呼ばれる手のひらサイズの形状になったフドウ雷鳴剣を、妖怪ウォッチオーガに差し込むことで召喚が可能。
幻魔同様、トウマに憑依して戦う。
必殺技は「雷轟電撃」のかけ声で稲妻を宿らせたフドウ雷鳴剣を敵に叩き込む「雷鳴鉄槌斬り」。
漫画版ではフドウ雷鳴剣に関するエピソードが描かれず、妖怪ウォッチオーガで通常召喚できる幻魔の一体として登場。
邪心を払う力を持つため、人間の心の闇を糧とする鬼まろの天敵であるという設定になっていた。


○鬼王とその配下

・鬼まろ
数千年に一度、彗星と共に地球に飛来する「地球外妖怪」。
見た目は数十センチほどの小鬼で、単体ではたいした力を持たない。
しかし人間の心の闇に寄生し、カオデカ鬼に変えてしまうという恐るべき能力を持つ。
その目的は心の闇を集め、羅仙に捧げることにある。

・オグ&トグ&モグ
無数に存在する鬼まろの中で、三人組で行動する個体達。
オグが一つ目、トグが二つ目、モグが三つ目で、牙の数も目の数に比例して多くなる。
また、モグのみ「イエーイ」という口癖を持つ。
トウマが抱える心の闇に目をつけ、鬼まろリーダーの憑依先に選ぶと共に鬼眼ギアを与えた。
共に行動するうちにトウマに仲間意識が芽生え、鬼まろリーダーがトウマを見捨てたときは彼の命を救おうとする。
その行為が鬼まろリーダーの怒りを買い処刑されそうになるが、逆にトウマにかばわれたことで人間の優しさを学んだ。
そのことが影響したのか、羅仙が復活した際も他の鬼まろと違って吸収されることはなかった。
最後は羅仙の悪あがきで命を落としたトウマに自分たちの命を与え、傷を癒やして蘇生させた。
漫画版ではトウマが死なないため彼らも生存し、事件解決後もトウマにとりついている。

・鬼まろリーダー
その名の通り、鬼まろ達のまとめ役。
他の鬼まろとはまったく外見が異なり、人間大の大きさでローブを纏ったような姿をしている。
オグ&トグ&モグが見いだしたトウマに憑依してカオデカ鬼を率い、街を荒らし回った。
しかし徐々に眠っていたトウマの良心が目覚め始めたため、彼を見捨ててナツメ達の追撃を振り切る。
羅仙の復活後は、他の鬼まろ達と共に彼に吸収された。
漫画版では彼が羅仙のポジションに置かれており、そのために映画版で彼が登場した場面には一切登場しない。

・カオデカ鬼
鬼まろに寄生された人間が、妖怪に変化した姿。
名前の通り顔が異様に大きい鬼の姿をしており、肌の色や顔の細部は個体によって異なる。
人格はほとんど失われ本能のままに行動するが、鬼眼ギアを持つ者の命令には忠実に従う。
映画版ではお松、漫画版では不動明王に浄化され、全てのカオデカ鬼が人間に戻ることができた。

・鬼王・羅仙
鬼まろ達を支配する、強大な鬼。その力は、エンマ大王が「妖怪史上最大の敵」と称するほど。
外見は黒と水色の鎧兜を纏った、肥満体の鬼。パンフレットによれば、その体長はビル10階分に相当する。
人間の闇を鬼まろごと吸収することで復活を果たし、人間を滅ぼして自らが支配する世界を創世すべく活動を開始。
エンマ大王とぬらりひょんを封印し、ジバニャン達や五右衛門、弁慶を一蹴する強さを見せつけるが、青龍とその同志達に追い詰められる。
しかし鎧兜を脱ぎ、筋肉質な体型の第2形態に変身。
変身の際に放出されたエネルギーだけで、青龍たちを倒してしまった。
不動明王を持ってしても苦戦を強いられるが、闇エンマの援護と妖怪ウォッチエルダの機能で集められた全国の妖怪の妖気によって追い詰められ、倒される。
しかし首だけの状態になってもなおもあがき、憑依を解除したトウマを攻撃し、相打ちに持ち込んだ。
前述の通り、漫画版では鬼まろリーダーが彼の立ち位置にいるため登場しない。


○鬼太郎ファミリー
「ゲゲゲの鬼太郎」からのゲスト出演。漫画版には全員登場しない。

・鬼太郎
幽霊族最後の生き残りと言われる、伝説の妖怪。
人間界とは違う世界にある、ゲゲゲの森に住む。
トウマを助けてもらうためにゲゲゲの森へやってきたナツメ達の願いを聞き入れ、人間界へ。
自らの術でナツメをトウマの心の中に送り込み、彼女がトウマの闇を払うと同時に鬼眼ギアを浄化した。
その後は、「君たちの敵は君たちが倒すべきだ」と言ってゲゲゲの森へ帰っていった。

・目玉の親父
目玉だけの姿となって生きている、鬼太郎の父。
普段は鬼太郎の髪の中に隠れている。
ナツメに「目玉」呼ばわりされたときは怒りを見せたが、その直後に「間違ってはいないでしょ」と猫娘につっこまれた。

・ねずみ男
鬼太郎の仲間で、金に貪欲な半妖怪。
自らが鬼太郎であると偽ってナツメ達から報酬をせしめようとするが、その直後に本物の鬼太郎が現れたため未遂に終わる。
その後、人間界にも同行した。

・猫娘、子泣き爺、砂かけ婆
鬼太郎の仲間の妖怪達。
ゲゲゲの森に現れたナツメ達を不審に思い、取り囲んだ。

・一反木綿
鬼太郎の仲間で、自在に空を飛ぶ反物の妖怪。
今作では乗り物としての役割に徹しており、台詞はない。


○人間
・有星光江(おばば)
アキノリの祖母。
鬼まろの出現を察知し、アキノリと共に妖怪ウォッチを探し出してこの危機を乗り越えようと奮闘する。
ナツメ達の知恵袋として活躍するが、最終決戦では羅仙の第一撃の衝撃で腰を痛め、早々に戦線を離脱する。
作中では常に「おばば」と呼ばれており、本名はパンフレットおよび小説版でのみ確認できる。
漫画版ではエンマ大王や鬼太郎の役回りを一部彼女が代行するため、映画版以上に多芸な人物となっている。
また映画版では基本的にアキノリのボケに対するツッコミ役だが、漫画版では自らがボケる場面もある。

・ナツメの母、ケースケ
ナツメの母親と弟。
ナツメが帰宅した時点でカオデカ鬼に変貌しており、彼女に襲いかかる。
その後ミッチーの技で石化し、公園に安置されていたが無事人間に戻ることができた。
人間時の姿はエンディングでのみ確認でき、台詞はなし。
ただしカオデカ鬼の状態では母の声をフミちゃん役の遠藤綾、ケースケの声をケータ役の戸松遥が担当している。
漫画版ではケースケは未登場、母は後頭部と台詞のみの登場。
ラストシーンの台詞で、母が成長したフミちゃんであることが明言されている。

・天野ケータ
ナツメの父親で、かつての妖怪ウォッチ所持者。
彼が妖怪を見られなくなったことで、役目を終えた妖怪ウォッチは全て処分されたとされている。
登場はエンディングのみで、台詞はなし。
髪型は少年時代の面影を残しているが、顔つきはケータの父によく似たものになっている。
漫画版でも、ラストシーンで登場。
後ろ姿と口元のアップのみで、顔ははっきりと描かれていない。

・トウマの両親
「DNA次世代研究所」という施設の研究員。
共に研究チームの中心人物であるためなかなか休みを取ることができず、トウマへの愛と研究への使命感の板挟みで苦悩していた。
エンディングでは、トウマと仲むつまじく食事をしている。
漫画版では母親が鬼まろリーダーに吸収されており、トウマへの人質として利用された。

・町田早希
ナツメの親しい友人。
下校中、ナツメと別れた直後に鬼まろに寄生され、カオデカ鬼になってしまう。
映画版ではその後登場しないが、漫画版ではナツメを襲うカオデカ鬼が家族ではなく彼女になっている。
その後鬼まろリーダーに吸収され、ナツメに対する人質として利用された。
作中では「早希」としか呼ばれておらず、フルネームはスタッフロールおよび漫画版で確認できる。

・鬼島ゲンジ
不良らしき外見の青年(小説版では「番長」と書かれている)。
鬼まろリーダーの憑依先を決めるためトウマと戦わされるが、惨敗を喫した。
後に鬼まろリーダーがトウマを見捨てた後、彼の体に憑依している。
しかし憑依されても自我を保っていたトウマとは違い、完全な操り人形と化していた。
作中には名前が登場せず、スタッフロールおよび小説版で名前が確認できる。
漫画版にも彼に近い役回りのキャラが登場するが、カオデカ鬼になっているため同一人物かどうかは不明。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 悲しき冬の太陽 | トップ | 太陽神と月 »

コメントを投稿

感想」カテゴリの最新記事