画像は紀伊山地の猟師がニホンオオカミと紀州犬をかけて猟に使っていたオオカミ犬でF3にあたるそうです。(昭和49年撮影)どうですか?ちまたで言われているニホンオオカミの特徴がよく現れているとは思いませんか?前足が短い、背中が盛り上がっている、胴の後半が切れ上がっている、耳が小さいなど。F3でこれですから、F1なんかはもっとオオカミらしいことが予測できます。この地方の猟師がいうオオカミの毛色、灰滓、黒いもの、赤いものの赤いものに近いのかな?こんな感じのオオカミとのF1固体が野生でみられたらニホンオオカミと思いますよね。このような例もあったのではということです。
画像は世古 孜著 ニホンオオカミを追うより。
画像は世古 孜著 ニホンオオカミを追うより。