旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

休日はローカル線で 秋川渓谷の千代鶴と喜正と

2019-06-09 | 日記・エッセイ・コラム

多摩川の鉄橋を渡ったあきる野市には、2つの酒蔵がある。
秋川の中村酒造は "千代鶴" の蔵元。土蔵を改装した資料館で試飲が楽しめる。
吟醸、純米、樽酒を試して、土産に "しぼりたて純米生原酒" を仕込んだ。

今週も多摩の酒を求めて、五日市線に乗って秋川渓谷を遡る。
拝島駅の1番線ホーム上には、五日市線の起点を示す真鍮製の0キロポストが立っている。

いきなり重くなったリュックを背負って、秋川駅からふたたび五日市線の旅。
とは云っても全長11.1kmの旅、武蔵五日市の車止めであっけなく終了するのだ。

高架の武蔵五日市駅は、レンガ調の外壁にステンドグラスが埋め込またレトロモダン。
駅前広場に隣接してバスの営業所があって、各登山口へとハイカーを運ぶ。 

バスには乗らないボクは蕎麦処「柳屋」へ。昼前だけど "おつまみセット" を注文。
"柚子巻き大根" と "牛蒡の唐揚" を肴に、"喜正(きしょう)" はこの先、野崎酒造の酒だ。
〆は店の名物 "黒八そば" をズズっといただく。竹炭を練り込んだ黒い二八蕎麦が楽しい。

<40年前に街で流れたJ-POP>
ワンダー・ブギ / 石野真子 1979 



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