旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

COLORFUL TRAINで渥美半島を往く 渥美線を完乗!

2018-10-24 | 呑み鉄放浪記 私鉄編

 渥美線を走る電車は「COLORFUL TRAIN」。
10編成の各編成ごとに半島に咲き香る花々をテーマにしてラッピングしている。 

新豊橋駅の2番線から乗車したのは「菊」のラッピングの4両編成。
渥美半島の電照菊栽培は、全国の生産量の30%を占めると云う。
電照菊のハウスの灯りが夜を幻想的に美しく彩るのは、渥美半島の秋の風物詩なのだ。

 途中の大清水駅で途中下車。砂場大清水店は地元でも評判のうどん屋さんだ。
当然、豊橋のB級グルメ "豊橋カレーうどん" を注文する。

 

砂場の丼は、必須の "うずら" をカマンベールと揚げて、色鮮やかな野菜とトッピング。
コシのある饂飩をツルっと楽しむと、下から "とろろごはん" が現れる。
カレーと絡めて二度美味しいのだ。 

 大清水駅は上下線の列車が交換する。
黄緑の新豊橋行きは藤七原湿原の「しでこぶし」、薄紅色の可憐な花だね。
赤の三河田原行きは「ばら」、田原市を主な産地として愛知県が産出額日本一だそうだ。 

大清水を発つと左右に田園風景、ハウスたちの中では電照菊が育っているだろうか。 
直線と曲線に囲まれた、シンプルな機能美の三河田原駅は安藤忠雄氏のデザインだ。 
ここから、バスに乗り継げば白砂青松の伊良湖岬、更にフェリーで伊勢・鳥羽へ。
「呑み鉄」に拘らなければ、まだまだ先へと続く、花に溢れた渥美半島の旅なのです。

豊橋鉄道・渥美線 新豊橋~三河田原 18.0km 完乗 

庄野真代 / マスカレード 1978



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