マンションが傾く・・・その2
過去のブログ(2014年6月20日)に、マンションが傾くことに関して、記事を記載しましたが、
今回、また、同じような不同沈下事故が発生しました。
しかも、今回も三井住友建設の名が出ている。同じようなことが繰り返されると、
今後の販売するマンションにも影響が出てくる可能性が高いと思う。
私どもは、戸建住宅を中心に、地盤調査や地盤補強工事を行っているが、
住宅規模でも、事前に建物付近で、4~5ヶ所さらに地盤状況が著しく異なれば、追加調査を
行っているのに、マンションが数棟となると建築面積も大きく、神奈川県は、アップダウンが
多い地形であるので、工事前の地質調査が重要であり、調査点数も多くとる必要があると思います。
どの程度の地質調査点数を実施したのでしょうか。そして、支持地盤の深度に差が認められた場合は、
杭の長さの検討を考慮したかが重要だと思います。
戸建の住宅建築では、地盤調査を行い軟弱な所がある場合で、地盤補強したほうが良いと
考えられるところでも、地盤保証会社の判断では、何もしなくても保証できますという事で
無対策で基礎工事を行っているケースがあり、逆に心配になっているのに対して、
マンションなどの大規模な建築物で、重量がある場合は、当然に、地盤改良や杭基礎などの
検討が必要です。しかし、今の時代に、固い層まで杭がとどいていない事が原因で建物が傾く
というのは驚きましたね。普通に考えても、建物規模が大きく重量がある場合は、杭が固いところに
到達してなければ、傾くとわかるでしょう。住宅の場合と重さが全然違いますよね。
今多くある地盤保証会社が、もしマンションの建物まで、保証していたら、倒産してしまうことも
ありますよね。
今回の三井住友建設や杭基礎施工会社である旭化成建材は、名の通った会社であるにも関わらず
このような事故が起きると、一般の人も心配になりますよね。しかし、実際の現場では、
大手会社から依頼を受けた下請け会社もしくは、孫請け会社が施工しているケースが多くあります。
今回は、どうなっていたかは、わかりませんが、現場監督が、きちんと管理しなければならなかったと
考えます。
住宅の地盤関連会社でも、下請けに丸投げしているところがあります。私どもの会社は、
99パーセント自社の社員が作業を行い、何かあれば、すぐに連絡が入り、対応しています。
残りの1パーセントは、協力会社と自社の社員が一緒に作業をするか工事中は、常に監督します。
今回のような不同沈下事故が発生する事により、多くの住宅購入を検討している人に、心配を
かけ、建築関連の信頼が低下する事が、非常に残念であり、このマンションを購入した
人たちに、一日も早く安心できる環境をつくってほしいと思います。
過去のブログ(2014年6月20日)に、マンションが傾くことに関して、記事を記載しましたが、
今回、また、同じような不同沈下事故が発生しました。
しかも、今回も三井住友建設の名が出ている。同じようなことが繰り返されると、
今後の販売するマンションにも影響が出てくる可能性が高いと思う。
私どもは、戸建住宅を中心に、地盤調査や地盤補強工事を行っているが、
住宅規模でも、事前に建物付近で、4~5ヶ所さらに地盤状況が著しく異なれば、追加調査を
行っているのに、マンションが数棟となると建築面積も大きく、神奈川県は、アップダウンが
多い地形であるので、工事前の地質調査が重要であり、調査点数も多くとる必要があると思います。
どの程度の地質調査点数を実施したのでしょうか。そして、支持地盤の深度に差が認められた場合は、
杭の長さの検討を考慮したかが重要だと思います。
戸建の住宅建築では、地盤調査を行い軟弱な所がある場合で、地盤補強したほうが良いと
考えられるところでも、地盤保証会社の判断では、何もしなくても保証できますという事で
無対策で基礎工事を行っているケースがあり、逆に心配になっているのに対して、
マンションなどの大規模な建築物で、重量がある場合は、当然に、地盤改良や杭基礎などの
検討が必要です。しかし、今の時代に、固い層まで杭がとどいていない事が原因で建物が傾く
というのは驚きましたね。普通に考えても、建物規模が大きく重量がある場合は、杭が固いところに
到達してなければ、傾くとわかるでしょう。住宅の場合と重さが全然違いますよね。
今多くある地盤保証会社が、もしマンションの建物まで、保証していたら、倒産してしまうことも
ありますよね。
今回の三井住友建設や杭基礎施工会社である旭化成建材は、名の通った会社であるにも関わらず
このような事故が起きると、一般の人も心配になりますよね。しかし、実際の現場では、
大手会社から依頼を受けた下請け会社もしくは、孫請け会社が施工しているケースが多くあります。
今回は、どうなっていたかは、わかりませんが、現場監督が、きちんと管理しなければならなかったと
考えます。
住宅の地盤関連会社でも、下請けに丸投げしているところがあります。私どもの会社は、
99パーセント自社の社員が作業を行い、何かあれば、すぐに連絡が入り、対応しています。
残りの1パーセントは、協力会社と自社の社員が一緒に作業をするか工事中は、常に監督します。
今回のような不同沈下事故が発生する事により、多くの住宅購入を検討している人に、心配を
かけ、建築関連の信頼が低下する事が、非常に残念であり、このマンションを購入した
人たちに、一日も早く安心できる環境をつくってほしいと思います。