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企業倒産急増、政府は、日本を再生できるのか

2023年09月18日 | 日記

こんにちは、9月17日現在、30℃超える日が続き、まだまだ暑い日が
続いています。過去126年間で一番暑い夏となっているそうです。
7月、8月、9月、ここまで暑くなると夏は、無くなってほしいとすら思います。
早く、涼しくなってほしいですね。

さて、企業倒産が急増しており、2023年上半期の倒産件数は4000件を超え前年同期31.6%増に
なりました。サービス業は、(前年同期774件→958件、23.8%増)が最も多く、
                      小 売 業は、(同572件→834件→45.8%増)
                      建 設 業は、(同583件→795件、36.4%増)
                 運輸・通信業、(同157件→211件、34.4%増)

やっとコロナウイルス感染による外出自粛などの規制も終わり、これから飲食店なども
売上を上げて利益を出す方向に向かっていく中、物価高騰による原価率のアップを
商品に転嫁できず、更に、最低賃金の見直しなどにより、利益薄となっています。
そして、コロナ融資の返済もはじまるという状況、円安による輸入品の値上がり、
建設業も資材の高騰かつ価格の高止まり、人手不足もあり、倒産件数が増加しています。
今後、飲食店など、多くの企業が経営難に陥る可能性が考えられます。

1990年のバブル景気を日銀は、土地、株価高騰を抑制するだけでなく金融引締めにより、
バブルを崩壊させました。これにより、証券会社、銀行などの破たんを目のあたりにし、
大手企業は、自主防衛策として、終身雇用を無くして、非正規社員の雇用促進、
内部留保等が起こるきっかけになったと思います。バブル崩壊後30年以上デフレが続き、
今、非正規社員が40%を占める結果となっています。ニートとかフリーターとか今まで、
聞いたことがない呼び名も出てきました。この間、民主党政権より、自民党政権に
移行して、経済は良くなったものの安倍政権の長期化の中で、2度の消費税増税により、
デフレ経済の日本にとどめを刺したように思います。景気を回復させずに、増税ですよ。
財務省内は、今の日本の状況を理解して、消費税減税をするぐらいの事を考える組織に
変革できないのでしょうかね。

他国は、この30年間に経済が成長し、インフレにより物価が上昇しているのに対して、
日本は、デフレ経済の長期化により、輸入品の高騰、エネルギー資源の高騰、資材の高騰、
人口減少、少子高齢化、コロナ感染などの影響により、全体の7割が中小企業で働いている
日本では、多くの国民が厳しい状況になっています。日本政府は、過去の政策の検証、
これからの日本経済のかじ取りを責任をもって実行していかないと他国において行かれ、
回復できなくなる危険性があります。重大な分岐点にいると感じますね。

PS
シャインマスカットを頂きました。甘くておいしかったです。