思考の踏み込み

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運命論12

2014-01-12 01:30:21 | 
さて、本題の"運" に戻ろう。

この正体不明の言葉の本質はまだ中々見えてこない。

だが "運" というものの力学的な影響はだれもが感じていることは間違いがない。

こうした不思議な "力" の類を神聖視して神格化し、「ヤオヨロズ」の神々を見出してきた我々の先祖たちでさえ、"運" そのものを司る神々というものは見出せなかった。



縁結びの神様、安産の神様、勝ち負けの神様、学問の神様、、、
しかし "運命" 全体の神様とは聞いた事がない。
これは不思議な気がする。

しかし、「信仰」とはその運全体に対する期待に発しているのかもしれないと考えると、特殊な専門運の神々がいることの方が例えば一神教の世界からみれば不思議なことなのだろう。

いずれにせよ、これほどだれもが身近に感じているものであるくせに "運" とはなんとその姿を捉え難いものであることか。

では逆に、誰もが感じているその "運"
の力の性質を分析してみることをしてみたらどうか。

まず一番に思いつくことは "運" の持つある種の親和性であろう。
明らかに "運" には陰陽の性質に似たものがあるが、あたかも磁石のようにプラスはプラスを、マイナスはマイナスを引きつける。

磁石のような ー というのは、磁石と違ってプラスとマイナスが引き合わない点である。
従って自然科学における磁場の力学とは別の現象?とみるべきである。



不幸の連鎖、とか笑門来福とかいったことはこの性質を表しているものであるし、多くの者が経験するところでもある。

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