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【勉強のやり方】テスト対策レポートは具体的な行動目標を書く!

2019年10月18日 | 勉強のやり方
2学期の中間テストのテストレポートを出してもらってます。

まだまだ、普段の勉強の仕方(テスト対策=テストまでにどんなことをやっておくか)を書かなければいけないのに、問題の解き方(問題を解くときの注意点)を書いている子が多い。

それだけテスト勉強(対策)というものが何なのかよくわかってない子が多いという意味でもあります。

・問題文をしっかりと読む
・計算ミスをしないようにちゃんと計算する

これは、問題を解くときの注意点で、テスト勉強をするときの注意点ではないんですね。

しかも、「ちゃんと」「しっかり」という言葉は具体的ではないので、使っている本人も何を指しているのかいまいちわかっていません。

これはただ文章を書けばいいという悪しき習慣がついているからです。

レポートは、具体的な行動目標を書かなければいけないのです。



【行動目標】
・どんな問題を、どのように間違えたのか?(原因を自分なりに分析する)
・どうしたら次のテストで間違えなくなるか?(改善策、テスト対策の仕方を具体的に書く)

行動目標とは、「具体的にその行動を今やって下さい」と言われてできるものでなければいけません。

たとえば、

×部屋をきれいにする
○使ったものはすぐ片づける

このように、きれいにするという上位目標を達成するために、「片づける」という行動目標があるわけですから、行動目標の積み重ねが一番大切なのです。

これは勉強でも同じです。

・問題文をしっかりと読む

どうやって?

・計算ミスがないかちゃんと確認する

どうやって?

と、「どうやって?」とツッコミを入れられるような目標は、行動目標ではないのです。

・問題文をしっかりと読む
→出題意図が何なのか説明する(主語がheなので三単現のsがわかっているかどうかを答えさせる問題)

・計算ミスがないかちゃんと確認する
→もう一度解く(代入して答えが成り立つかどうか確かめる)

このようにして、具体的な行動目標を書けて、初めてテストレポートなのです。

■レポートと一緒に出すもの
・問題用紙
・解答用紙
・模範解答
  +
テスト対策ノート(テスノート)

教科ごとにまとめ、ポケットファイルに左側に問題用紙、右側に解答用紙(模範解答)を見開きで見えるように入れて、期日までに提出して下さい。

提出されたテストとレポートは、こちらで内容をチェックし、懇談会の資料として使用します。

日頃の勉強への取り組む姿勢が、これらにすべて現れます。

しっかり取り組んでいる子は、教科ごとに見やすくファイルしてありますし、問題用紙などの折り方がとてもていねいです。

・期日までに提出できない
・ファイルにとじてない
・問題用紙などがない教科がある

は、論外です。

また、レポートも具体性に欠けるものは、即、再提出とします。

具体性とは、ぱっと見て「どんな問題を、どのように間違えたのか。どうすれば、次できるようになるのか」がわかることです。

しっかりやって提出しましょう。

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