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7/9火:金城学院大が2026年から改組、、、でも

2024年07月10日 | 今日のネクサス
SSKのKも苦しんでいます。

今年の椙山女学園大につづいて

再来年(現高2生)から、学部・学科を改組します。

ネットの報道によると7学部12学科に改編されるそうで、

現学部・学科がどう変わるかを予想したものがこちらです。



椙山同様、なかなかに厳しいなと思います。

文学部に歴史総合学科と国際英語学科をつくるようですが、

現状では、日本語日本文化学科以外は定員割れしているので、

改組しても厳しいでしょう。

というのも、外国語学部を作った椙山女学園大が

初年度で半数以下しか学生が集まらなかったことを考えると

もう、受験生のニーズはほとんど期待できません。

歴史総合学科も、

一昨年新設された「歴史総合」「歴史探究」という科目に合わせたのかもしれませんが、

そもそも文系でもこの学力層の受験生は「歴史」を捨てています。

受検科目に歴史があるか否かという話以前に、

歴史が好きじゃない層がむしろボリュームゾーンになっているはずです。

それもあり、文系では英語と国語の2教科で受験するのがスタンダードになりつつあります。

文系だから歴史ぐらい学んでくれるだろうって思ったら、

肩すかしを食らうんじゃないかと思います。

また、降って沸いたように経営学部を新設するようですが、

これも椙山の外国語学部と同様、

南山、中京、名城ほか、上位大学に経営学部はありまくりですから、

大海原(レッドオーシャン)に飛び込むようなものです。

おそらく、生活マネジメント学科のマネジメント系の教員を

そのまま経営学部に昇格させるつもりなんでしょうが、

経営がうまくいっていない大学の経営学部で学ぶって

全然、説得力ないですよね。

デザイン工学部(建築デザイン学科、情報デザイン学科)も降って沸いたように出てきましたが、

建築デザイン学科は環境デザイン学科からの横滑り、

情報デザイン学科は国際情報学科のメディアスタディーズコースからの昇格なのかなとも思います。

国際情報学科では、グローバルスタディーズコースは定員割れをしていますが、

メディアスタディーズコースは、まだ定員を満たしているので少しは持ちこたえそうです。

現在、理系の大学強化のため政府から

情報や工学など理系学部・学科の新設には補助金が出るので、

デザイン工学部はそれをねらっての新設なんだろうと思います。

しかし、、、女子大でガチの理系を一からつくるのはかなり難しいでしょう。

(そもそも工学とは名ばかりで、理系の学部なのかも疑問ですが)

個人的には、留年者が多い薬学部の定員を少し減らして、

その分、バイオテクノロジー系の学部か学科をつくるほうがまだ現実味があると思います。

いずれにしても、椙山と同様に「看板の付け替え」感は否めず、

この改組で浮上するのはまず難しいんじゃないかと思います。

最終的には、

・日本語日本文化学科
・食環境栄養学科
・デザイン工学(2学科も維持するのは難しいか?)
・看護学科

の4つしか残れないのではないでしょうか。

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