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<2024年度>英語で新傾向?!愛知の公立高校入試対策はこれだ!

2023年02月23日 | 英語の勉強のやり方
ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)の塾長の伊藤です。

マーク式に変わった愛知の公立高校入試で、傾向も変わったのが英語です。

ここから、2024年度に向けて英語の対策を考えてみました。

■大問1(対話文での内容補充)
(1)では、いきなり引っかけ問題の感がありますが、 I'm reading ( 1 ) だからアのa recipe bookを選んだ人もいるかもしれません。これでは意味が通りません。

もちろん、エのa newspaper article(新聞記事)が正解です。articleは知っていて当然の単語です。

(2)では、be about to ~で「今にも~しようとする」という今までは出なかった熟語が出題されています。

これらのことから、単語、熟語が今まで以上に問われていることがわかります。

■大問2(資料の読み比べによる内容補充)
天気予報を見て、週末の予定を話し合っている文の内容を補うやや新傾向の問題です。

(1)では、though(~だけれども)という中学生にはほとんど馴染みのない接続詞が出題されていて、学校の勉強だけでは対応できない問題かもしれません。

becauseはその後に理由や根拠が続きますが、thoughは「その前(後)に述べていることと相反することをいうとき」に用います。

「土曜日に行く予定だったけれども、日曜日に行く」という意味なので、少なくとも( ① )にはbecauseはあてはまりません。

( ② )は、晴れの日曜日にかさを持って行くはおかしいので、changed our planになります。

(2)の並びかえは、7つの選択肢のうち、必要な6つを選んで並びかえる問題で、日本語訳もないので話の内容を理解した上で並びかえなければなりません。

とはいえ、並びかえ自体はそれほど難しくなく、

Also, I'm going to walk our dog on ( Saturday morning, before it starts to rain ).

意味は、「土曜の朝に、雨が降り出す前に」となります。

土曜の朝か日曜の朝かが引っかけですが、天気予報とbeforeがあることを考えればひっかかることはないでしょう。

ただ、it rains=雨が降る、start to do=~し始めるという熟語を完璧に覚えていることはマストです。

■大問3(森林に関する長文読解)
これまでは大問4で会話文の内容補充の問題が出題されることがほとんどでした。このパターンがなくなった代わりに「パラグラフリーディング」が必要な新パターンの出題です。

新パターンだったので少し戸惑った人もいるかも知れませんが、段落ごとに内容をとらえることができれば、全く難しくない問題です。

(1)の適語補充では、have you ( A )ときて、意味も考えずにbeenなどを入れることがないようにしましょう。もちろん、正解はウのwonderですが、思うは思うでも「不思議/疑問に思う」なので、thinkなどとのニュアンスの違いも含めて覚えておかなければいけない単語です。

(3)(4)の本文の内容と一致する文は、選択肢のどの部分がまちがっているかを読み解いていき、一つひとつ消去法で除外すれば正解が導ける従来通りの問題です。

ただし、本文や選択肢の英文を正確に読み取らず、雰囲気だけで意味を取ろうとする(単語だけをつまみ読みして勝手な解釈をする)と誤答につながるので、英文解釈の力が必要です。

(5)の問題は、正直、悪問のたぐいで、逆に本文を読まなくても雑学や理科の知識だけで解ける問題です。

正直、国語や理科の学力を問う問題ですが、大学入学共通テストに寄せた問題なのでしょう。

当面、このような出題内容と直接関係のない雑学的な問題が出ることは覚悟しないといけません。

■大問4(対話文での内容・適語補充)
bath(お風呂)とBath(地名)をかけたダジャレのような出題ですが、(1)では①go to、②take baths、③remind 人 of 物といった基本的な熟語から、あまり馴染みのない熟語まで幅広く出題されています。

(2)でもon the other handなど、これまでほとんど出題されることがなかった熟語が目立ちます。

しかし、これらの問題できっちり点数を取っておかないと、中上位校の合格を勝ち取るのは難しくなります。

(3)(4)については、明らかに大学入学共通テストを模した問題です。

本文を正確に読み取り、内容の意味を考えて、問題文を「正しく解釈」しないと、自信を持って正解を選ぶことは難しいでしょう。

(4)は資料(表)を読み比べて正解を導く問題ですが、一つひとつ選択肢の間違っている部分をさがして消去法で解いていけば、それほど難しくありません。

■総括
総じて、語彙力、特に単語や熟語が問われる傾向にあり、今後、資料の文量が増えたり長文の単語量が増えたりすれば、早く正確に意味を読み取る速読力も必要になるでしょう。

加えて、英語だけでなく雑学的な知識や国語力など、英語以外の学力も必要となる問題が出題されるかも知れません。

正直、「それって英語のテストなの?」と思う反面もありますが、問題文の量を増やしたり様々な資料を読み比べさせたりする「速読力」や「情報処理能力」、教科外の「雑学的な知識」を問うという大学入学共通テストの悪問化に寄せた出題傾向になると考えられます。

とはいえ、まずは、語彙力、英文解釈力、そして、余裕がある人はいろいろなテーマについて書かれた英語長文を読むという練習をするとよいでしょう。

とりあえず、おすすめは「ランク順中学英熟語430」「でる順ターゲット中学英熟語400」と「速読英単語(中学版)」です。




ランク順中学英熟語430は、中学生のうちに覚えておきたい英熟語が430も収録されています。

2年生のうちからコツコツとやっておくとよいでしょう。

速読英単語は、多くの単語を網羅しながら、長文読解の練習にもなります。

こちらは、ネクサスで中3のテキストとして使用しています。

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