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【丹羽高校が12名定員割れ】でヤバいと評判<令和5年度>愛知の公立高校で2300名を超える二次募集(小牧南もひとクラス分)

2023年03月09日 | ニュース・記事
江南の「本気で学力を上げる塾ネクサス」の塾長の伊藤です。

令和5年度の愛知の公立高校入試が終わりました。

さてさて、今年の定員割れ状況はどうなったのでしょうか。

【令和5年度】愛知県入学者選抜の志願状況等全日制第2次選抜募集人員
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/450904.pdf
・学校数:72校→67校
・学科数:100学科→95学科
・募集人数:2,718人→ 2,320人

昨年度よりはやや減ったものの、依然、2000人台という高い水準での定員割れ=公立離れが続いています。

■江南ネクサス周辺の高校の二次募集状況(令和4年度→令和5年度)
・犬山:0人→69人
・犬山(総合ビジネス):7人→8人
・尾北(国際教養):16人→0人
・古知野(地域ビジネス、ITビジネス):35人→57人
・小牧南:0人→46人
・丹羽:42人→12人
・一宮北:49人→46人
・一宮工科(IT工学、機械、電気):14人→3人
・一宮工科(建築デザイン、都市工学):6人→21人
・一宮商業(国際ビジネス、経理、情報処理):66人→0人

丹羽高校は、これで5年で4回の定員割れです。

同じように、かつて定員割れしたことがある五条高校や小牧南高校も、予想された通り今年は定員割れ。

共通していることは、立地の不利ということ以外に、未だに「自称」進学校としてのプライドが邪魔をしていること。

大量の宿題、難しい定期テスト、厳しい校則が生徒や保護者に敬遠される一因となっています。

特に、丹羽高校では理系の生徒が物理・化学でこなせないほどの大量の宿題に悩まされているという話も聞いています。

丹羽高校は、昨年、校長が変わったり、塾向けにも説明会を開いたりするなど、いろいろてこ入れをしているようです。

参加した説明会の質疑応答で、

「大量の課題、難しい定期テスト、生徒を伸ばすよりつぶすような高校には塾生を送り出せない」

とはっきりと言ってきました。

課題やテストを難しくすれば、生徒の学力が伸びるわけではありません。

むしろ、自信もやる気も失うだけです。

こういう懲罰的な指導をしている高校は、今後、見放されることは必至でしょう。

来年度には制服が新しくなる丹羽高校。

もっと生徒の個性を伸ばす高校になってくれることを願っています。

また、少し離れたところなのでネクサスとはほとんど関係がないですが、長年、定員割れに苦しんできた犬山南高校が、犬山総合高校へと変わって、定員割れが回避されました。

これは朗報だと思います。

教科の勉強にコミットできない子にとって、進路の選択肢が増えるのはよいことでしょう。


以下は、参考までに昨年度のデータと記事です。

【愛知県令和4年度入学者選抜の志願状況等(全日制第2次選抜募集人員)より】
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/411546.pdf

■愛知の公立高校の二次募集状況(令和3年度→令和4年度)
・学校数:81校1校舎→72校1校舎(-9校)
・学科数:111学科→100学科(-11学科)
・募集人員:2,676人→2,718人(+42人)

全体的には、学校数、学科数は減っていますが、募集人員としては42名増の2718人という依然として高水準。

学級数で言えば約68クラスが定員割れという状況に。

もう少し細かくネクサス周辺の高校の定員割れ状況を比べてみました。

■ネクサス周辺の高校の二次募集状況(令和3年度→令和4年度)
・犬山:5人→0人
・犬山(総合ビジネス):0人→7人
・尾北(国際教養):0人→16人
・古知野(総合ビジネス、情報処理):42人→35人
・古知野(福祉):8人→0人
・一宮北:27人→49人
・一宮工科(IT工学、機械、電気):10人→14人
・一宮工科(建築デザイン、都市工学):13人→6人
・一宮商業(国際ビジネス、経理、情報処理):22人→66人
・丹羽:0人→42人

まずは、丹羽高校で悪夢再来。今度は42名という1クラス分の定員割れを出してしまいました。

これで丹羽高校は過去4年間で3度の定員割れ。僻地にあることと、依然として厳しい学習指導、生徒指導が敬遠される原因でしょう。

また、尾北高校の国際教養学科が16名の定員割れ。

募集定員40名で志願者が39名でしたから、定員割れは確定していたのですが、それでもこの数字は衝撃です。やはりコロナの影響で国際系は避けられたようです。

古知野高校(総合ビジネス、情報処理)も35名と、昨年に引き続き約1クラス分が定員割れです。

一宮工科高校も昨年と同水準の定員割れで、一宮商業は昨年と比べて3倍の66名の定員割れと、専門学科の不人気ぶりがあらわになりました。

昨年に比べて今年は受験生が少し多かったので、いくつかの公立高校で定員数を増やしました。しかし、それが裏目に出てしまいました。

私立高校の人気ぶりも健在で、丹羽や一宮北などの交通の便の悪い高校や、古知野、一宮商業、一宮工科などの専門学科の高校も存続すら危ぶまれる危機的状況です。

特に、教科の勉強があまり好きではない子の受け皿となる高校が減ることは、決して好ましいことではありません。

定員割れが増えてしまうと、学校名を選ばなければ高校に入れてしまうということを意味します。

そうすると、中学校で勉強することに意義を見いだせなくなる子が増えてしまいます。

実際、コロナの影響もあり、メンタル面で課題を抱えた子が増えた気がします。

勉強ができる云々のレベルではなく、努力することすらあきらめてしまう子が増えないことを願うばかりです。


ネクサスは、主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、西部中、布袋中、古知野中、古知野西小、古知野南小、布袋小、布袋北小、一宮市では千秋中、西成中、大口町では大口中の生徒が通っています。


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