ふ~。気温3度の中、昼からサッカーの練習試合に行ってきたが、今は再び筋肉痛と闘いながらパソコンのキーをたたく始末。明日はちゃんと歩く事が出来るんだろうか?今日の練習試合、ポトマック川のほとりにある結構大きな公園(と言うよりは、森と言った方がモアベターでしょうか…)で行われたんだが、2月ということもあってかグランドが本当に滑りやすかった。グランドに足をとられて転倒する者が後を絶たなかったが、みんな明日の仕事は大丈夫なのかな。仕事前に試合に参加したタクシー運転手のオッサンは、試合後のドロドロになった体で「このまま仕事に行かなきゃなぁ」って言ってたけど、それはさすがにダメでしょう…。
サッカーの試合が終わって、帰りは友人に車で自宅アパートまで送ってもらったのだが、運転席の友人が突然「最近は犬も精神科医の世話になってるらしいよ」、と一言。確かにアメリカでは精神科医のカウンセリングを受けるのが一種のステータスの証でもあるし、ロサンゼルスやニューヨークのリッチな方々はまるでスターバックスにコーヒーを買いに行く感覚でカウンセリングを受けている。しかし犬がカウンセリングですか?さすがの徳川綱吉でさえ思いつかなかった犬カウンセリングだけど、どうも本当に存在するらしく、これがなかなかの人気を博しているらしい。
その友人の会社の同僚に大の犬好きがいるそうで、最近になって子犬を一匹飼い始めた。飼い始めたのはいいけど、その子犬が昼夜を問わず鳴き続けるため、ホームシックが原因ではと思った彼は飼い始めたばかりの子犬を連れて、犬の親がいるウエストバージニア州の田舎町を訪ねている。しかし、親との再会も特効薬にはならなかたっようで、子犬が静かになる事はなかった。今度は犬の精神状態が不安定なのが原因と感じたらしく、ワシントン近郊の「ペット専用精神科医」によるカウンセリングを受けさせたらしい。1時間100ドルのカウンセリングは7回行われたそうで、今では犬も静かになったとかで、飼い主の男性もハッピーらしいけど、僕には全くもって未知の世界ですなぁ。
北朝鮮問題同様、アメリカとイランの関係も非常に気になるところだが、今日のワシントンポストに面白い記事が掲載されていた。昨年暮れにイランではUFOの目撃情報が住民から相次いで報告され、12月にはイラン国内のメディアがUFOが本当に存在するかどうかの特集記事を組むまでに至った。イラン政府は数々の目撃情報を元に、UFOの調査を開始したが、今年1月にUFOの正体は米軍の無人偵察機であったという結論に達している。3人の米高官がワシントンポスト紙に語ったところでは、ブッシュ政権は約1年前から無人偵察機をイラン領内に飛ばし、噂される核開発の情報収集と防空能力のテストを秘密裏に行っていたようだ。
小型の無人偵察機にはビデオやスチール写真機が搭載されており、偵察衛星ではカバーしきれない細かな情報収集を行うために、イラク国内の軍事施設からイランに向けて飛ばされていた。通常、こういった上空からのスパイ行為は空爆の準備として考えられ、さらにはイラン政府を威嚇する手段の一つとして使われた可能性もある。アメリカ政府と外交関係を樹立していないイラン政府側は、スイス外交筋を通して、一連の偵察活動に抗議した模様だ。今回の無人偵察機使用はブッシュ政権の対イラン政策を強固なものにするための情報収集マシーンとして使われ、ブッシュ政権はイラン政府が核兵器開発を行っているという確固たる証拠を入手しようとしたが、実際には目新しい情報は何も得られなかったのだという。
昨年暮れのUFO騒動を調査したイラン空軍の指揮官たちは、約25年前にアメリカで軍事訓練を受けたものが多く、米軍の戦術に詳しい彼らがUFOの正体を見破るまでそれほどの時間はかからなかったようだ。アメリカ政府の高官だった人物の話では、2003年4月にイラクのバグダッドが陥落してすぐ、アメリカの情報当局はイラクを対イラン情報収集の前線基地としたそうだ。アメリカがイラン空爆に向けて細かなシナリオを描き始めたのかどうかは分からないが、無人偵察機を使っての情報収集活動はイラク戦争前にも行われている。しかし、米軍の戦術に詳しいイラン軍もレーダー等をあえて使わなかったようで、当分の間はこういった情報戦が激しく展開されそうだ。
僕もこうやってブログを頻繁に更新してるけど、ブログの力を侮ることは出来ないなと感じたニュースが1つ。CNNのニュース部門最高責任者であったイーソン・ジョーダン氏は先月スイスで開催された世界経済フォーラムに出席していたが、フォーラムでの彼の発言をめぐり国内外で批判の声が高まり、先週金曜日にジョーダン氏は23年間勤めたCNNを突然退社した。ジョーダン氏はフォーラムの中の討論会で、米軍の攻撃によって死亡したジャーナリストの何人かは「狙い撃ち」されて殺されたのだと語った模様で、討論会の内容は公表されていないものの、複数のウェブサイトがジョーダン氏を糾弾するブログを作成していた。
これらのブログの製作者はフォーラムの参加者らから情報収集を行い、発言内容を随時ブログで公開していった。ジョーダン氏は突然の辞任の理由について、「自らの発言でCNNの評判を傷つける事を避けるため」とコメントしているが、細かな発言内容は現在も明らかになっていない。今回の騒動の火付け役となったウェブサイトでは、CNNの広告主らに連絡を取って抗議する事を奨励していた箇所もあり、ジョーダン氏もCNN側も事態がさらに悪化する前に終止符をうちたかったのではと見られる。
昨年CBSニュースがブッシュ大統領の軍歴疑惑を報じた際、報道の信憑性を疑うブログが登場し、このブログが世間の注目を集めている。CBSが報道内容を再調査した結果、情報の裏づけが無かった事が判明し、幹部4人が解雇されている。CBSはブログの存在を無視するスタンスをとったため、非常に高い代償を払う事となったが、CNNがCBSの二の舞を避けたかったのではという声もある。ブログの登場で誰もがメディアを持てる時代に突入したわけだけど、今回のCNN幹部辞任の話を聞いて感じたのは、ブログの影響力が日増しに高まっている事。僕は大学院でオンライン・ジャーナリズムを学んだ最初の世代だけど、この分野はこれからもますます伸びていくに違いない。
これからワシントンはしばらく雨模様になるみたいです。月曜日と火曜日は一日中雨との予報が出ているけど、分からないのが水曜日の天気。週間予報には今週唯一の晴れマークが出ているんだけど、どうも最高気温が18度くらいまで上がるらしい。けれども、2日後には2度まで下がるようで、本当に体調管理に気をつけないとヤバい事になりそう。雪の降る気配が相変わらず無いが、今年はやっぱり無理なのかな。
サッカーの試合が終わって、帰りは友人に車で自宅アパートまで送ってもらったのだが、運転席の友人が突然「最近は犬も精神科医の世話になってるらしいよ」、と一言。確かにアメリカでは精神科医のカウンセリングを受けるのが一種のステータスの証でもあるし、ロサンゼルスやニューヨークのリッチな方々はまるでスターバックスにコーヒーを買いに行く感覚でカウンセリングを受けている。しかし犬がカウンセリングですか?さすがの徳川綱吉でさえ思いつかなかった犬カウンセリングだけど、どうも本当に存在するらしく、これがなかなかの人気を博しているらしい。
その友人の会社の同僚に大の犬好きがいるそうで、最近になって子犬を一匹飼い始めた。飼い始めたのはいいけど、その子犬が昼夜を問わず鳴き続けるため、ホームシックが原因ではと思った彼は飼い始めたばかりの子犬を連れて、犬の親がいるウエストバージニア州の田舎町を訪ねている。しかし、親との再会も特効薬にはならなかたっようで、子犬が静かになる事はなかった。今度は犬の精神状態が不安定なのが原因と感じたらしく、ワシントン近郊の「ペット専用精神科医」によるカウンセリングを受けさせたらしい。1時間100ドルのカウンセリングは7回行われたそうで、今では犬も静かになったとかで、飼い主の男性もハッピーらしいけど、僕には全くもって未知の世界ですなぁ。
北朝鮮問題同様、アメリカとイランの関係も非常に気になるところだが、今日のワシントンポストに面白い記事が掲載されていた。昨年暮れにイランではUFOの目撃情報が住民から相次いで報告され、12月にはイラン国内のメディアがUFOが本当に存在するかどうかの特集記事を組むまでに至った。イラン政府は数々の目撃情報を元に、UFOの調査を開始したが、今年1月にUFOの正体は米軍の無人偵察機であったという結論に達している。3人の米高官がワシントンポスト紙に語ったところでは、ブッシュ政権は約1年前から無人偵察機をイラン領内に飛ばし、噂される核開発の情報収集と防空能力のテストを秘密裏に行っていたようだ。
小型の無人偵察機にはビデオやスチール写真機が搭載されており、偵察衛星ではカバーしきれない細かな情報収集を行うために、イラク国内の軍事施設からイランに向けて飛ばされていた。通常、こういった上空からのスパイ行為は空爆の準備として考えられ、さらにはイラン政府を威嚇する手段の一つとして使われた可能性もある。アメリカ政府と外交関係を樹立していないイラン政府側は、スイス外交筋を通して、一連の偵察活動に抗議した模様だ。今回の無人偵察機使用はブッシュ政権の対イラン政策を強固なものにするための情報収集マシーンとして使われ、ブッシュ政権はイラン政府が核兵器開発を行っているという確固たる証拠を入手しようとしたが、実際には目新しい情報は何も得られなかったのだという。
昨年暮れのUFO騒動を調査したイラン空軍の指揮官たちは、約25年前にアメリカで軍事訓練を受けたものが多く、米軍の戦術に詳しい彼らがUFOの正体を見破るまでそれほどの時間はかからなかったようだ。アメリカ政府の高官だった人物の話では、2003年4月にイラクのバグダッドが陥落してすぐ、アメリカの情報当局はイラクを対イラン情報収集の前線基地としたそうだ。アメリカがイラン空爆に向けて細かなシナリオを描き始めたのかどうかは分からないが、無人偵察機を使っての情報収集活動はイラク戦争前にも行われている。しかし、米軍の戦術に詳しいイラン軍もレーダー等をあえて使わなかったようで、当分の間はこういった情報戦が激しく展開されそうだ。
僕もこうやってブログを頻繁に更新してるけど、ブログの力を侮ることは出来ないなと感じたニュースが1つ。CNNのニュース部門最高責任者であったイーソン・ジョーダン氏は先月スイスで開催された世界経済フォーラムに出席していたが、フォーラムでの彼の発言をめぐり国内外で批判の声が高まり、先週金曜日にジョーダン氏は23年間勤めたCNNを突然退社した。ジョーダン氏はフォーラムの中の討論会で、米軍の攻撃によって死亡したジャーナリストの何人かは「狙い撃ち」されて殺されたのだと語った模様で、討論会の内容は公表されていないものの、複数のウェブサイトがジョーダン氏を糾弾するブログを作成していた。
これらのブログの製作者はフォーラムの参加者らから情報収集を行い、発言内容を随時ブログで公開していった。ジョーダン氏は突然の辞任の理由について、「自らの発言でCNNの評判を傷つける事を避けるため」とコメントしているが、細かな発言内容は現在も明らかになっていない。今回の騒動の火付け役となったウェブサイトでは、CNNの広告主らに連絡を取って抗議する事を奨励していた箇所もあり、ジョーダン氏もCNN側も事態がさらに悪化する前に終止符をうちたかったのではと見られる。
昨年CBSニュースがブッシュ大統領の軍歴疑惑を報じた際、報道の信憑性を疑うブログが登場し、このブログが世間の注目を集めている。CBSが報道内容を再調査した結果、情報の裏づけが無かった事が判明し、幹部4人が解雇されている。CBSはブログの存在を無視するスタンスをとったため、非常に高い代償を払う事となったが、CNNがCBSの二の舞を避けたかったのではという声もある。ブログの登場で誰もがメディアを持てる時代に突入したわけだけど、今回のCNN幹部辞任の話を聞いて感じたのは、ブログの影響力が日増しに高まっている事。僕は大学院でオンライン・ジャーナリズムを学んだ最初の世代だけど、この分野はこれからもますます伸びていくに違いない。
これからワシントンはしばらく雨模様になるみたいです。月曜日と火曜日は一日中雨との予報が出ているけど、分からないのが水曜日の天気。週間予報には今週唯一の晴れマークが出ているんだけど、どうも最高気温が18度くらいまで上がるらしい。けれども、2日後には2度まで下がるようで、本当に体調管理に気をつけないとヤバい事になりそう。雪の降る気配が相変わらず無いが、今年はやっぱり無理なのかな。