神奈川県立近代美術館から広報誌が届きました。
今回は開館60周年を記念したもので16・17合併号。
イサム・ノグチをはじめ数人がここでの展示について
書かれた文が掲載されています。
11月17日で60年周年を迎える鎌倉館。
いつ見てもシンプルで美しいですね。
この建物の設計は坂倉準三建築研究所(現 坂倉建築研究所)。
冊子の最後の方でこの建物のことが取り上げられています。
「…坂倉によれば、二階は絵画のための閉じられた空間、
一階の空間は彫刻のための開かれた空間なのだという…」
確かに二階は開口部もなく、一階に下りた時の開放的な空間とは対照的。
中庭や外の景色が見えるところで彫刻を見るといいですよね。
個人的にも大好きな建物で、鎌倉に行くと寄りたくなります。
2016年が大変気になりますが、今後も個性的な展示をここで見たいものですね。
表紙の写真は1階大谷石の壁面です。(O)