サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

LUNKHEAD TOUR 2017-2018「燃えよ!対BURN!!!ツアー」@西川口Hearts 17.12.9

2017-12-10 | LIVE
                              
                          昨日はランクヘッドのライブを観ました。











前に観たのは1か月前の千葉ルック以来・・・って事で
かなり早いタームで観れた気がする
ランクのライブによく行くのは、やっぱり(ライブが)安定してるってのと
セットリストが毎回コロコロと変わるので正直観てて面白い/楽しい~というのが大きいですね
ぶっちゃけ同じツアーなはずなのに千葉と被ってる曲が全然無かった・・・笑
取り分けこの日は耳をつんざくような爆音の曲中心だったので、
観終えた後、、、どころか、
観てる最中に既に耳がキンキンいってて凄かったですね。
ど迫力のライブを生で、近くで観れて幸福しかないような一日でした。

気付けば、埼玉でライブを観るのも随分久々だった気がする
もう前に埼玉でライブを観たのがどれだったのかもうろ覚えな感じなんですが、
その分この日めいっぱい楽しめてそれもまた嬉しかったですね
しかも、西川口ハーツは初めてのハコだったんですが、
水戸ライトハウス、高崎クラブフリーズを彷彿とさせる見やすさ・体感的な広さで素晴らしかったです
なんでしょう、所謂「どこからでも観やすいハコ」っていうか、凄く好きなタイプのライブハウスでした
埼玉は下手すりゃ神奈川のハコよりも近かったりするのでこれからも機会あればちょいちょいライブ観に行きたい。

ただ、結構閑静な場所にあったので、辿り着くまで45分も掛かったのは唯一キツかった・・・笑
交番で道訊いちゃったくらいでした。駅から徒歩5分なのに!









a flood of circle

凄い久々に観た。
昔の曲はほぼ演奏しなかったけど、
その代わりに最近の曲であろう楽曲群がすこぶる良かった
「いい感じだなー。」と思って観てたらいきなりボーカルの佐々木亮介が客席にダイブして、
その上お客さんに支えてもらって観客の上に仁王立ちしたのが凄く面白かった(笑
やってる事は意味不明なんだけど、それが逆に格好良かったというか、
“ロックンロール番長”感あって素敵だったと思います
そしてその姿が物凄くサマになってた・・・!

やっぱり最新のアンセム(であろう)「NEW TRIBE」が一番良かったですね
解放感とスケール感たっぷりであそこがスタジアムに思えたほどにどでかいロックナンバーに仕上がっていてかなりアガった
実際、あの曲をアリーナやスタジアムで観たら相当カタルシスというかアクメ感凄いだろうなあ・・・と、
そんな事を考えながら聴いていましたね
他にも、ノリのいい曲と沁みる曲のバランス感覚が優れていて、
純粋なライブ運びのセンスも研ぎ澄まされてるように思えてそこもまた観ていて気持ち良かったです
さり気にランクとの親和性も高かったんじゃないでしょうか。突き抜けるような小気味良いステージに、感謝。



LUNKHEAD
1.ギグル
2.花は生きることを迷わない
3.シンドローム
4.誰かじゃなくて
5.空白
6.id
7.神様なんていない
8.泡沫
9.誰か教えて
10.月明かりに踊る君を僕はただ見ていた
11.螺旋
12.懺悔室
13.スモールワールド

14.体温



このセトリ・・・凄いですね(笑
なんというか、定番曲ほとんどねえじゃん。。っていう
強烈なまでの“攻め”のセトリ過ぎてもう本当に最高でした
所謂シングルやリード曲にならないアルバムの中のダークでコアな楽曲中心の構成で、
元々ツイッターでは「この日はダークなセトリにする~」って公言はされてたんですけど、
正直観ながら「あっ、ランクヘッドってここまで情念に満ちていて深淵なバンドだったんだなあ。。」
ファン歴13年くらいなのに初めて気が付いた?くらいの衝撃性があって兎角圧倒されましたね
特に「泡沫」と「誰か教えて」が並ぶセトリとか暗黒過ぎて素晴らしかったですね(笑
もうほとんど別バンドですもん。度肝抜かれましたわ。

また、この日はルック以上に爆音だった
ルックの時も結構近め?で観てたはずなんだけど、
ハーツで観てたらとにかく耳にガンガン響く感じで、
久々に(客に)遠慮しない剥き出しのランクヘッドが観れたな。。って印象でした
中でも「空白」の時は正直ハードコアバンドかってくらいのゴリゴリ気味の音像になっていて
ヘドバン余裕、鼓膜にジンジン響くような爆音と絶唱のインパクトが凄くて純粋に魅せられました
合田さんのステージングとかまるで鬼のような激しさを感じる仕上がりになっていてまた進化されてるんじゃないかと(笑
全編を通して激情をただただぶん投げて叩き付けるような半端ないライブになっていて大満足の一夜でしたね。

必死に足掻く相様を魅せる「ギグル」、
合田さんの余裕を見せながら音はバッキバキのベースプレイに心奪われた「シンドローム」、
小高さんの歌の切迫感に琴線を揺さぶられた「id」「花は生きることを迷わない」「神様なんていない」、
本当に自分の好きな楽曲だらけのライブで終始感情移入しながら聴けてた気がする
「月明かり~」はレコ発で聴いた時よりも“ノれる”ダンスナンバーに進化していてそこも良かったし、
「螺旋」「懺悔室」でどしゃめしゃになって暴れるサマもロックバンド然としていて良かった

「懺悔室」では、
(解散して)伝説になってたまるか、という事を公言、
もっと正確に書くと「そんな伝説クソくらえじゃ!」と叫び、
「お前らとずっとぐちゃぐちゃになっていたい」と堂々と転がり続ける事を宣言してみせた立ち振る舞いに心が震えました
正に俺ら世代の「転がり続けるバンド」の象徴だ・・・!と心底感動しながら目頭を熱くしていました
この曲ではフラッドに対抗して?小高さんもダイブしてたりして、
そういうとこも対BURN!な感じで良かったですね。
マイクの線が絡みまくり、
髪はぐしゃぐしゃ、
汗びしょびしょ、
お世辞にも「決まってる」とは言えない、浮浪者みたいな姿で怒鳴って足掻きちらす小高さんを観ていて、
結構泣きそうになってしまったというか、その後の「スモールワールド」の山下さんの福音の様なギターサウンドを聴いてたら
そんなボロボロの姿ですら祝福されている気がして強烈に涙が出そうになってしまったのも良い思い出・・・ですね笑
フラッドに負けないくらいこの日は構成が良く出来ていたのも余韻が凄かった理由のように感じます
最後に、
「スモールワールド」のような楽曲で締める。。っていうのが
既に粋過ぎて感動しちゃってましたね(笑 そんな悪戦苦闘すら認める流れというか・・・。


アンコールのMCがまた面白かった
フラッドの亮介はステージだとあんな感じ(傍若無人風)だけど、
メールの文面が可愛過ぎ。。みたいな話から、
ドラムのナベちゃんから「ポンジュースが一番美味しいですよね」って言われて
「え、コーラの方が美味しくない??」って思ってしまった話とか笑
正直コーラかあ。。って思いましたが(笑)。

去年の赤坂ブリッツのリベンジをしたい、って話から
「埼玉くらいなら気軽に来て~って言いやすい」、というネタも面白かった
「札幌や福岡では正直来てって言い辛かった・・・」って生々しい本音に笑ってしまった
まあでも、こんなに最強(最恐)のライブをしてるんだから埋まるといいですよね
最後の最後は「以前亮介がカバーしてくれた思い出の楽曲」、、、という事で「体温」を気持ちたっぷりに演奏して終了
命が燃える音~という歌詞がこの日のムードと個人的な心境にハマってここでもグッと来てしまった
フラッドのメンバー、スタッフ、ランクヘッド、ハコのスタッフ、お客さん含めて
素敵な空間をありがとうございました。
重苦しい気持ちが逆に解消されるような意義のある一夜でした。大感謝!
















千葉ルックのライブが、
ズタズタになりながらもたった一筋の希望を見据えて歩こうとする意志を見せるライブだったんですけど
西川口ハーツは逆切れの美学というか、「それでも転がって行くんじゃ!」という熱で魅せるライブに仕上がっていて
一見同じようでも見ごたえは全然違う、ランクの引き出しの多さを感じざるを得ないベテランの底力を感じる、
そんなツアーになっていて、また、なっている感覚を掴めてそこが一番良かったですね
このツアーは来年にもまたがるツアー日程になっているので、
出来ればまた参加して熱くなりたいな・・・!って思ってます
ランクヘッドは歌詞の作中観がよく語られるバンドだと感じてますが、楽器隊のヤバさもまた感じて欲しいバンドです。






ブログ雑記pt.7~頑張り過ぎに注意?

2017-12-09 | ブログ雑記










今週は酷かった
(仕事で)火~水に欠員が出まして、
その人の分まで「無理に」仕事をこなそうとして、
一応キツかったら言って~という助言をかけられていたにも関わらず
無理矢理二人分の仕事を一人でこなそうと頑張り過ぎてしまって身体が限界を迎えてしまった
正直体力仕事なのに随分無茶(っていうかバカ)なことをしたと思う。

お陰で、
水曜日仕事から帰って来たら、
終わり際の時は案外平気っぽかったのに、
帰って来たらあまりの疲労感に眩暈が何度もしてしまって
「こりゃ飯食ったらすぐに寝ないとヤバい。。」という状態まで追い込まれ、
その日は本当に仕事と睡眠しか出来ない正に“空白の一日”と化してしまって、
木金もその疲れを引き摺ってしまって後悔してしまいましたね。
とはいえ、ゲームの対戦会に行ったら、疲れを忘れて夢中になってしまったんですが・・・笑

何が言いたいかというと、
「頑張り過ぎは身体に毒」って事ですね
二人分の仕事を一人でやろうとした(やった)のは、
正直頼むのが面倒くさい、コミュ取りたくない~とかいう最低の理由だったんですけど(笑
あとはちょっと一人でどこまで頑張れるのかな。。と自分を試してた所もある
しかし、今考えればその選択は間違ってたと思う
少なくとも、
寝る→仕事→寝るのサイクルは彩りもクソも無さすぎて無感情になってしまうと感じた
なんというか・・・力の入れどころと抜きどころを自己コントロールするのも大切だなあ・・・と。


更新もボロボロだった
月火はまあいいとして、水と金が雑記しか書けなかったのが悔やまれる
まあ毎日更新を保てただけマシなのかもしれないが、本音言えばもっときっちりした記事が書きたかった
特に金曜のなんてメンタルの弱さが如実に出まくっててアホじゃん。。と(笑
木曜のライブレポは渾身の力を振り絞って書き上げたやつだったんですが、
MCのこととかまで入れる気力がなかったんで曲のみに焦点を絞って書いた
でも体力にもっと余裕があれば、その辺含めてもう少し克明に書けてたような・・・とも思う
ただあれはあれでシンプルで良かったのかもしれないですけどね。

理想としては今よりもカッチリとした感じで堅実に更新して行きたいんですけど、
思ってても中々出来ないもんだなあ、と今週は強く実感しましたね
ぶっちゃけた話、
ネタは凄い溜まってるのに出すだけの体力が切れてる~ってパターンが続いちゃってるので
・・・どうなんでしょうね
ポジ要素を見つけるなら維持するだけのモチベはある、って事かな(笑
もうちょっとフラットにやれたら一番いいかな、とは思う。








まあでも、
何だかんだ悪くは無かった週でした。はい。
頑張るのはいいことですけど、頑張り過ぎるのは悪い意味で自己犠牲に繋がっちゃうから注意ですね。




前向きな言葉を身体が受け付けない

2017-12-08 | ブログ雑記









最近、過剰なまでに前向きでポジティブな言葉が自分は嫌いだ。と気付いた
そこには「現実感」が欠如していて、いまいち納得の無いまま話が流れていく気がする
どうやったってダメなことは間違いなく存在しているし、
足掻いたって届かない事案は確実にある
嘘の連発に心が乱れたり、
社交辞令に苛立ちを覚えたり、
何一つ通用してない気がして空しくなったり、
未だに昔された事が許せなくて堪らない気持ちになったり、
つくづく人生って下らないしそんな事を延々と考えている自分もまた下らない存在だと思う。

きれいごとを言うのは誰にだって出来るけど、
そんなきれいごとでは済まされない細かい痛みやモヤモヤは確かに存在する
それを無視してまで自分は明るい人間/ポジティブな人間でいよう!とは決して思わないし、
正直バカバカしくて反吐が出るから、「そのままの自分」で在りたいと思う。

別にどうしようもなくていいし、
死にたいとか消えたいとか考えながら毎日生きてもいいと思う。
それで生きていけるなら、ね。
個人的には無責任に前向きだったり、
根拠の無いポジティブさに身を任せる方がよっぽど辛いと感じてしまう。
もう無邪気にお世辞や何かを純粋に信じ切れる季節は終わってしまった気がする。
これもまた「大人になった」って事なのかな。それとも子供のまま大きくなってしまったのか。





この世のほとんどが嘘っぱちで、
自分のやってること全部が無意味に思えるのが最近一番辛いことですね。





LOSTAGE「In Dreams TOUR」@千葉LOOK 17.12.2

2017-12-07 | LIVE
                              
                       土曜日にロストエイジのライブに行って来ました。











7月の新代田以来のロストエイジでした。
本当はその間の公演にも行きたかったんですけど、
ただ、この日、凄く胸に来るライブを繰り広げてくれたので、
観終わった後はむしろ「今日のロストエイジを観れて良かったじゃないか。」と誇らしい気分になりました。
では以下。





PELICAN FANCLUB

遅れて途中からしか観れなかった・・・。
最後に歌った曲のメロディと歌詞が心に残っている。
ちょっとベボベっぽさも感じました。



akutagawa

ツインギターの轟音サウンドで、尚且つオルタナど真ん中の音像が非常にロストエイジと親和性高かった
なんとなく儚げな歌も沁みるようで終始良い気分で観る事が出来た。感謝。


FOUR GET ME A NOTS

ど真ん中のメロコアサウンドを全身に浴びました・・・笑
めちゃくちゃヘドバンして気持ちが良かった。
案外ロストエイジのライブにも合ってる気がしましたね。



LOSTAGE

1.さよなら思い出よ
2.窓
3.ポケットの中で
4.僕のものになれ
5.SURRENDER
6.ひとり
7.GOOD LUCK/美しき敗北者達

8.手紙




一曲目から飛ばしまくりで凄かった
コーラスワークが冴え渡り、激情が迸り、パンキッシュなまでにステージを駆け抜けていく
更に「窓」は新代田の時よりもエモーショナルな仕上がりになっていてまるで別曲のようだった。
強いエネルギーに魅せられて感情が揺さぶられつつ、新譜の中でも名曲然とした2曲を連発。
どちらもメロディの小気味良さ、美しさが光っていて滲むような聴き心地だったのがとっても良かったですね
特に「僕のものになれ」は意外性のある選曲でその意味合いでも意表を突いてくれて面白かったです
また、この曲の歌詞が沁みる沁みる・・・笑

シンガロングまでした「SURRENDER」、
暴れるような衝動に思わず胸を熱くした「ひとり」、
そして人生までもステージに叩き付けるような「GOOD LUCK/美しき敗北者達」・・・と、
正にロックンロールとしか言えない胸ぐらを掴まれるような激しいステージングに自分の衝動すら抑えきれなくなった
最後の「手紙」では絶唱を思い切り響かせお客さんの混沌を煽り切った上で完璧な塩梅でこの日のライブは終了
語彙力が死んでしまうくらいにただただ“強烈”としか言えない破壊的な仕上がりのライブになってたなあ、、、と。
尋常じゃなく暴力性を滲ませつつ、きっちりと「いい歌」も届けるセンスに感嘆した一夜でした。
ロストエイジの「外さなさ」をこの日もしっかりと味わえて幸福でしたね。
ありがとうございました。







来年5月にはグランドファイナルが渋谷のオーイーストであるので、
そっちも楽しみです。それまでに幾つか行きたいですね。





寝る前に「きんぎょ注意報!」のアニメをちびちび観るのにハマっている。

2017-12-06 | アニメ感想







今日は極限に疲れたので、
帰って来てから飯食ってさっさと眠ってしまった。ので、
更新は簡易的な雑記で済ますことにする。「無理をしない」のもブログ維持の為には必要不可欠。











ここ数日くらい、
寝る前に「きんぎょ注意報!」のアニメを観てから寝ている
今年初めに買ったDVD-BOXをひたすらにちびちび観ている
そうすると、
やけに懐かしい気持ちが溢れてくるというか、
一気に観るよりも、もっと・・・一話一話楽しみに観ていた子供時代に帰ったみたいで、
なんかそれがすっごくイイんですよね しかも、寝る時はよくきんぎょ注意報のベストアルバム聴きながら寝てますしね(笑
それは軽く幼児退行してるのかもしれませんけど、やっぱり世代ど真ん中なんで触れてると「落ち着く」んですよね
最近の自分の“元気の源”っちゅうか、実直に内容に励まされて毎日頑張れている気はします・・・笑

それにしても、毎話毎話面白いなあ。
やっぱり男女動物入り乱れてのトータル的なコメディに仕上がってるのがいいのかもしれない
今は不自然なまでに整理されてたりもしますもんね・・・ああ、こういう発言が既にロートルっぽい?
まあでも、本音なら、まあ、いいか。兎角、最近の自分の栄養ドリンクのような存在です。
またしっかり時間作ってマイルーツの一つとしてじっくり語りたいですね。



優しさが仇に 透明人間の骨 第十話「γ」 感想(ジャンプ+)

2017-12-05 | 荻野純










すっかり展開もほのぼのと楽しくなって来てたんですけど、
ここでまさかの流血展開が来るとは・・・いや、ちょっとだけ思ってました(笑
今までの流れからすると“明らかに明るすぎる”雰囲気でお話が進んでましたもんね
これは「何か」が待ってるんじゃないか?と感じながら読んでたら案の定トラブルが起きて、
読み終えた後は「おお・・・」って正直感情揺さぶられてしまいましたね。

以前の感想で、
花は人殺しであると同時に他人(伽奈)を救った人物でもある~みたいな事を書いたと思うんですけど、
逆にその救済が相手の逆恨みを買ってしまい、復讐を生んで、その結果伽奈が刺されてしまいました
伽奈の為に尽くした優しさが逆に仇となって悲惨な事態を生んでしまった、、、という
皮肉的であり尚且つ残酷な展開に仕上がっていて正直面白かったですね
「面白い」というのは語弊があるかもしれませんけど、
こういうダークな展開は個人的には好みです。

自分が良かれと思ってやった行動でも、
結果的に裏目に出てしまう事って正直当たり前のように存在してして
今回のようなケースはその最たるものですけど、
これもまた複雑な事案というか
元々傷付けたくて始めたわけではない事が
結果的に誰かを傷付け苦しめてしまう・・・っていうのは
本人(花)的にもショックでしょうし、周りもきっとショックでしょうね
特に伽奈は部活に勤しむキャラでもあったわけで、きっと「夢」も奪ってしまう展開にもなるんだろうなあ・・・。
(もっと深刻な展開になる事も十分あり得るのが尚怖いですが)。


直前のやりとりから察するに、
予想としては嫌悪されないパターンも考えられますけど、
逆にこの漫画ならその反対側を往く展開もあり得るのが怖いですね
なんといっても勧善懲悪から外れた白黒付かない正義を描いている作品(だと思う)ですから
そう考えると次回を読むのが楽しみでもあり、怖くもあり・・・でも、こういう過度にシリアスな漫画も必要だと思う
だから、個人的には相変わらず大手振って堂々と支持して行きたいですね
タイトルもγですし、荻野純さんの漫画らしい心揺さぶられる第十話でした。

これを見た栞先輩の反応は?とか、
実家の反応は?だとか、
その他諸々の気になる要素も多々あるんですが、
早くも自首云々のセリフが出て来た事を考慮すると、
本作は結構早いテンポできれいに完結しそうな予感もします
思えば、γもそんな感じだったな~って思うと、5巻以内に収まりそうな気もして来ました
その辺も含めて実際どういう形に収まっていくのか・・・期待&注目ですね
ただどういう形になってもゴールラインははっきりと見えているので、
終わり際は前作の様に美しくまとめてくれる、と断言出来る

個人的には、
今まで散々苦労して来た分、
花には幸せになって欲しいですけどね・・・
栞先輩大好きな花の描写にも素直にニヤニヤ出来た、
そんな明暗両方楽しめる素敵で胸に突き刺さる2週間ぶりの最新話、素晴らしかったです。






あと、公園の背景描写が美麗で流石でした!




雨野雲雀はスキだらけ! ゆらぎ荘の幽奈さん 第90話「レッツスタディ雲雀ちゃん」感想(週刊少年ジャンプ2018年1号)

2017-12-04 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                              
                                カワイイ。










今週は数学の赤点に苦しむ雲雀がコガラシに教えを問うお話でした
なんでしょうね、フェス回はそれはそれで素晴らしいものだったんですけど
今週の内容はある意味平常運転というか、非常にラブコメらしい内容っていうか、
もっと言えば他誌ですけど「天野めぐみ」っぽい内容でしたね笑
勉強中にいちいちチラリズムが発生する辺りは正にそれっぽいなあ~と思いました。
正にスキ(好き)だらけですよ!

でも、こういう風に健気に頑張る女の子ってやっぱり観ていて気持ちがいい。
また(恥ずかしい話)自分も数学は赤点ばっかりで補習の常連でしたから雲雀の気持ちが分かるのも良かったですね
ただまあ、だから人生も赤点なんでしょうね俺は(脱線乙)笑
最後まで理解不能でしたからね~
そりゃグルグル目にもなるわな、っていう。

そういう時に教えを乞う人間や教えを乞う勇気とかがあれば良かったんですけど、
まあ教室で誰かと喋ったりした経験が極端に薄かったんで、
今週の内容のような事は(あの時の自分には)不可能でしたね
そういった意味では、ある種理想っちゅうか、こういう事が出来てればなあ・・・って
自分にとってはそういうお話でしたし、だからこそ最後のオチ(出来るようになってた)に心から笑顔になれた、
要するに自分では出来なかった事を代わりにやってくれたような気がして余計に嬉しかったんでしょうね。



こういうの見ると「SHUFFLE!」(アニメ)を思い出す笑



コガラシ透明人間化のくだりも面白かった。
実質裸で店内をうろつきまくってる訳で(笑)
気が気じゃなかったでしょうけど、なんとか雲雀の機転で乗り切った形になりましたね
元を正せば雲雀の「頭が悪いと思われたくない」っていう(ある種)余計なプライドが招いたトラブルでしたけど、
まあその分パンツを至近距離で拝めたし(ほぼほぼ拝んでないけど)雲雀はドキドキ出来ただろうし←
良かったんじゃないでしょうか
読者にとってはそりゃもう最高でしょう笑
なんとなく「SHUFFLE!」の亜沙先輩を彷彿とさせたりして(個人的にシャッフルの中で一番好き)、
そういうとこも良かったですね
前までがアニメ化を意識された?大がかりなエピソードだった分、
今週はこの漫画の王道をきっちり貫いて来た印象でバランス的にも良好だったように思う
正直ちょっと読んでて安心しましたしね(笑
雲雀の努力模様も含めて読んでいて気持ちが良い小気味良いお話でした。◎!













最後のこれも良かったですね~
サービスを多々交えつつ、真っ当なラブコメも展開出来るんで
そういう意味合いでも雲雀の存在って大きいのかもしれないですね
こんなに魅力的なヒロインなのに、人気投票ではコガラシに負けている・・・っていうのも
よくよく考えれば凄い話ですよね・・・笑
本当に層が厚い、
正にラブコメ界のソフトバンクと言える存在でしょう
(本当はそこはロッテって言いたいですけどね!)。

しかし、上目遣いで「今晩こっそり部屋に~」とか、
はだけたままギュッと抱きしめてくれる姿とか、
正直いつも以上に今週の雲雀はキュンと来る可愛さがあって
ある意味心移りしてしまいそうなほどにめちゃくちゃあいらしかったですね
こういう風に所謂主力ポジのヒロインでなくてもそれらにも負けない魅力のあるサブヒロインがいる(描けている)、
そここそがゆらぎ荘の“強さ”であり、層の厚さであり、人気の秘訣だったりするのかもしれません。
今週も最高の内容でした!





疲れた。~ただの日記

2017-12-03 | ブログ雑記








今日は相模大野まで行ってヴァンパイアセイヴァーのフリプ対戦会に参加して来た。
内容はまた後々書くとして、3時間+3時間の往復6時間で相当疲れた
しかもやってる事が格ゲーだから余計に疲れるわな、っていう(笑
行きの電車は特にほぼほぼ座れなかったから立ちっぱなしで辛かった
これだから都会は!


ただ、電車の中で好きなバンドの新譜を聴いたり、
漫画雑誌を熟読したりして、それなりに移動時間も楽しく、
自分的にはかなり充実した日曜日だった

で、それらの感想を書こうと思ってたんですけど、
正直脳が働かなくて・・・笑
身体動かすのもしんどいんで、今日はもう寝ます
飯食う気力もない、っていう。それだけ全力で休日を楽しめた・・・って事なのかもしれません。

本当は、毎日全力で更新したいんですけどね。
まあ、もう20代とかじゃないんで、無理しちゃダメですね。






ブログ雑記pt.6~本当に思ってる事を言う、ということ

2017-12-02 | ブログ雑記










今週は火曜日の更新が普段漫画の感想だけど休載だったので切り替えてライブレポにした
っていうか、本当は朝更新する時は夜にもちょろっと更新したいんですけど
そんな体力が中々無いのが年齢を感じさせますね・・・笑
言ってもまだ30代前半ではあるんですが。


少し前まで、
本音を言うと目の前からいなくなってしまった人達に対して
未練のようなものがあったというか、ある意味誰よりも女々しい状態が続いていて
正直ヤバかったんですけど、でもまあ、それに対してどういう方法を取るとかも全くないですし
素直に「諦める」一択でしかないんですよね。

自分では普通にやっているつもりでも、
知らない内に意図せぬ誰かを傷付けているかもしれない
だけど、自分では気付いてないのでそれがまったく分からない
分からないから、困って落ち込んでしまう・・・っていうのもよくある流れで、
それが突き詰まると「俺はダメなやつだ。」みたいな思考回路になるんでしょうね。

そこで他の誰かと比べてしまうと、そりゃもう劣等感の海というか
自分以外の人間が全員自分より優れてると常に感じてる訳ですから、
まあ苦しいっちゃあ苦しいんですけど、
でもそれってキリがない行為でもあって、
要するにナンバーワンの人以外全員劣ってるっちゃあ劣ってるんですよね
だから、極論を言えばそんな比較行為に勤しんでる時点で正直無駄っちゅうか、
もうちょっと自分本位でもいいんじゃない?とは思う。







本当に自分が思ってる事なら、それでいいし、
やっぱり「他人映え」を意識して生きていくのはそっちの方がよっぽど辛いし耐えられない。
それよりも、本当に思ってる事を言いたいし、逆に言えば本当のこと以外は言いたくもない、
その結果、誰かが離れていっても、それは仕方の無いことなのかな・・・と
そんな事をふと考える日々です。まあ素直なのが一番ですよね。

「本当の自分」を出せた時点で、(ある意味)勝ちなのかもしれないです。



それが恋だし! 凛とチア。 第21回「それって・・・」 感想(ヤングジャンプ2017年53号)

2017-12-01 | 山田シロ彦
                             
                               青春だなあ。











沙穂先輩の気持ちは分かる
誰だって好きな人のナンバーワンで居たい気持ちはある
しかも、自分よりも「相応しい」相手を見せつけられちゃねえ・・・っていう。

ここに来て、いよいよラブコメっぽくなって来ましたね!
っていうか、それも含めて“青春漫画”なんでしょうね
母親と一応の和解を遂げて、
部活もそれなりに順調に進んでいて・・・
基本的に「いいこと」づくめのはずなのに、どこか沙穂先輩が寂しそうなのは、
自分が凛太郎の力になれなかったこと、そして、自分より後から入って来た真央の方が力に成れている事・・・
だから、あんまり素直に喜べない・・・っていうのもある意味人間らしい気持ちっちゃあ気持ちではある





そして、沙穂先輩はきっと凜ちゃんの事が好きなんでしょう
凛太郎は、沙穂先輩には無い積極性だったり力強さ、、、のようなものがある
人は自分に無い要素を持つ人間に純粋に憧憬を抱くものだと思う
だから、ここで沙穂先輩が惚れてても違和感は無い

そもそも、凛太郎は今時珍しいくらいに純朴で素直な良い子ですからね(笑
そりゃあ女の子がほおっておく訳がないんですけど、、、
ある意味難儀な展開ですよね
沙穂先輩が抱いているモヤモヤとした気持ちも決して邪ではないピュアな感情だし、
勿論凜も真央も何一つ間違っていなくて正直誰も悪くはない展開だと思う

だけど、「誰も悪くない」っていうのが、
時として人を苦しめるんだなあ・・・と
今週の凜チアを読んで深く感じております
沙穂先輩の凜ちゃんにデレデレしちゃってる描写にニヤニヤしつつ、
その後の切ない展開に深く感情移入してしまう、、、そんな素敵過ぎる青春回でした。




お母さんも可愛い・・・!(笑


「凛とチア。」は、
結構暗くてシリアスな漫画に捉えられてるんじゃないか?って最近感じてます
だけど、暗いのもシリアスなのも「青春」の一部に過ぎないんですよね
青春ってブルーでありスプリングなのが文字通り青春でしょ
だから、
正直ブルーもスプリングもちゃんと描いてくれるこういう作品こそ真に「青春漫画」と言えるのでは?と
個人的には強く感じています

なので、今週のように普通に甘酸っぱい展開もあったりするし、
ラストの展開みたいにポジ要素の高いオチが付いたりもするんですよ
そういうでこぼこした、
だけど、
確かに「青春」だと思える・・・
そんなバランス感覚に是非注目して欲しいです
個人的にKAITO先生の漫画が好きなら今作も結構ハマると思ってるんですけどね。
これからも地道にアンケと感想で応援し続けて行きます。コミックス1巻も発売中です!










にしても、
真央の兄は本当にコーチになりそうな予感。。
そして、来週は休載・・・!(涙)
その分、バックナンバーで楽しむとしますか。
ちょっと序盤に暗い展開多めだったせいで最近掲載順が低いんですけど、
今週のめっちゃイイ感じの展開を読んで少しでもスタートダッシュ時の勢いを取り戻してもらいたい。
凜チア、問題解決までは苦悩するけど、解決してからは素直にキュンキュン出来ますよ。
そして、そういうのこそ本当の意味で「青春」って呼ぶんだと思う。推しです。

後、ちーちゃんも可愛かった・・・笑(たまちゃんも恋愛レースに参加希望!!)