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【単行本レビュー】くらいあの子としたいこと/碇マナツ 1巻

2022-05-29 | 単行本感想










今月の9日に出た漫画。
このタイトル(韻踏んでるので若干ラップっぽい)と、
この表紙でラブコメなのは容易に想像は付くんですが、
自分の予想以上に「じっくりやってるな。」という感想を持ちました
この1巻ではまだ友達どころかホントに関係性が始まっただけ、というか・・・
いや、
ライン交換は済ませてるので、
一応友達っちゃあ友達なのかな?
まあ普通のクラスメイトとかよりは仲は良い感じでしょうかね。
なんか、本当に
❝一歩一歩❞仲良くなっていく、
徐々に関係性が進展していく様子を描いていきたいのかな。という感触がしました
なので、思いっ切り官能的なシーンだとか甘酸っぱい描写などは(1巻では)無いです笑
というより、そもそもあんまり官能を売りにしてる漫画では無い様にも思える
それよりは、
コミュニケーションの尊さとか難しさとか、大事さとか誠実さとか・・・ですかね
物凄い派手なシーンがある訳ではないんですけど、ちょっとずつ良いシーンが重なってて、
それがじんわり来るっていう、そういう印象を持ちましたね




「くらいあの子としたいこと」1巻より。



にしても、
一応主人公なんかな?
田畑くんは随分・・・というか 思ってたより頑張ってた
雨の日のエピソードで、わざわざ傘を走って買って来るあの場面なんて、
「そこまでする気持ち」を想うとあれで一発で惚れても可笑しくないシーンですけど・・・
仮に自分が女子だったら一発で陥落されてても可笑しくないな(笑
 まあ、
透子もまた想像以上に難攻不落っぽい相様なんで、
そんな簡単にはキュンしませんでしたけど、
それでも、
そういう田畑くんの誠実で一生懸命な姿勢に感化されて、
本当に一歩一歩ではありますが、
少しずつ心を開いていく描写もあったりして・・・そういうのが最も良かったですし、
今後にも期待が大いに持てるかな~って思いました




可愛い・・・!しゅき←←←



ただ、
ここからこの二人はどうなっていくのかが読めないですね
確かに徐々に徐々に進展はしていってるんですけど、
いかんせん甘々な感じもなく、
また、
ほぼほぼ照れてるシーンなども無いですから、
ある意味ここから透子がどういう風になっていくのか~はかなり気になりますね
いずれ、
後述する同人誌版のような、
彼女の(兄に向ける様な)素敵な笑顔を田畑くんに向ける日は来るんでしょうかね?
そういう意味だとまるでサスペンス作品と同じくらい続きがかな~り気になる漫画でもあります
正直、
最初がものっそい堅物?から始まってるだけに、
ここからの一般的なラブコメっぽい場面が訪れるのが想像しにくいというか、
だからこそ、
いつか二人で紅潮するようなシーンでも来れば思いっ切りニマニマ出来ちゃいそう、だとも感じます

とは言え、少しは心開いてるシーンもありましたし、まったく脈無しという訳でも無いので
ここからの二人のステップをこれからも生暖かく見守ってゆきたいですし、
逆に言えば、
こういう「少しずつ」「徐々に徐々に」を売りにするラブコメもまた独自の面白さがあって良い。

田畑くんはそれなりに承認欲求も持ってるキャラでね、
そういう生々しい部分もまた魅力的な良いキャラにも感じました
透子は勿論のこと、彼の一生懸命な部分もまた本作に於いては光っている、
そんな気がした上々の1巻目でした♬











ちなみに、
幾つか胸揉みシーンもあり、
おまけ漫画では透子のサービスショットもあるので、
一応少年向け(男性向け)のラブコメっぽいシーンもあります(笑
ただ、
透子は、
ご覧の通りかなりお胸が大きいので、
そういう意味だと❝存在自体がサービス❞なのかもしれません。。
ちなみにこのキャラは同人誌の頃から大好きで、同人誌も密かに購入してました。





この同人版読んでる方なら、
透子の本性?もきっと理解してると思います
なので、今後この同人誌の要素が本編にどのくらい反映されてゆくのかも楽しみです!
透子の兄さんも出てくるのかな?
ちなみに知ったきっかけはたまたまpixivをずっと漁ってたら、
偶然見つけて何度も見ている内に気が付けば好きなキャラになってて本も買ってた~というトコロですね。
一応古参と言えば古参なので、透子の良さがこれからどんどん広まってくれたら嬉しいです🎶
本当に単行本1巻発売おめでとうございます、
これからも応援するぞー!!



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