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自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

禁断の恋。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十四話「あの日までは」

2022-01-20 | 山田シロ彦








どうやら、
ハルはおじさんに手籠めにされた訳ではなく、
自分から好きになってしまったみたいでした
そのおじさんを忘れる為に色々な男性と付き合うも、
やっぱりおじさんが忘れられず・・・という事みたい
母親の子供に関しても、
「ああいう事」があって、、、どうやら罪悪感で自死を決断してしまったみたいですね。







ただ、
その全部が「ハルのせい」かと言えば、
正直違う気もする
娘を切り売りしてた母親、
娘を雑に扱っていた母親、
そして、
娘の承認欲求を満たせなかった母親・・・
ま、
母親は母親で、
売れなければいけない、
食わさなければいけない~という独特のプレッシャーはあったんでしょう
それを想うとそこまで強く非難は出来ませんけど・・・ただ、育て方を間違えてしまったのは確か

とはいえ、
こうやって眺めてると、
「こいつが悪人!」ってキャラが居なくて、
多分それぞれに事情があってそのモヤモヤが絡み合ってしまったのかな~という印象の方が強い
ハルの自死に関して言えば、あまりにも視野が狭すぎるし肯定は出来ないけれど、
ただまあ、元々は良い子なんでしょう
でないと、
「責任取って死のう」なんて絶対に思わないだろうから。
う~ん、複雑ですね
でも、これこそドラマって感じはしますね
エンタメではなく、ドラマ。ハルだってきっと、母親に正しく愛されてれば、きっと間違えなかったんでしょう。




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