
先週の土曜日、横浜市でずっと真夜中でいいのに。のライブを観ました。
今年初のずとまよライブ
個人的に、
ZUTOMAYO PREMIUMっていう
公式のファンクラブに入ってるので
そういう意味では念願の!という一夜でございました
昨年秋にホールツアーを開催して、
今年の春からその地続きでアリーナツアーという流れですね
一部世界観は共通すれど、また新しい内容のライブに仕上がってました
その初日、
まだツアー始まったばっかりなので
ネタバレ気にする方は終わった後に是非よろしくお願いします
この日行ったよ〜という方や
また、
行く予定のない方は今よろしくお願いします。。って事で、以下。

仕事終わりに行ったんですが、
前日とうって変わって一気に激寒になった日で
服装のチョイス間違えつつ雨も降ってて天候は凄く悪かったですね笑
ただ
横浜駅で横浜家系ラーメン食べたり
駅周辺をブラついてちょこちょこ買い物したり、
そんなコンディションの中でもイロイロ楽しんでました
自分自身はあんまり役に立たない人間なので、
出来るだけ経済を(楽しみながら)少しでも回す事に拘っています
そして、
ぴあアリーナMM。
ナンバガの解散ライブを観に行ったり、
ちょっと前に出来たばかりのハコなのに早くも深い思い出がある大好きなアリーナ
去年は行けなかったので、今年は運良く来れてとても良かったです
席は、
3階席の一番前で
安全面の観点から立ち見禁止のエリアでした
なので、誘発されてるジャンプは物理的に出来なかったんですが、
週6労働の終わりの日だったので、まあ、その分ゆったり観れて良かった気もする
最近立ち見もキツくなってるからねぇ。
ライブは、
「虚仮にしてくれ」からスタート。
ホールツアーではアンコールの曲だったので新鮮
フルじゃなかったけど、清廉とした歌声で
「君の血の噴き出る音が好きでした」の歌唱はゾクっとして大好きでした。
早速爽やかな風が会場を包む中、
恒例の
「ずっと真夜中でいいのに。です」という挨拶も含む「嘘じゃない」と
最新作の楽曲を矢継ぎ早に放ってゆく
この曲は
研磨の影響かリズム隊のグルーヴが更にキレキレになってましたね〜
鉄板の「秒針を噛む」では、
お馴染みのシンガロングもまた気持ち良く、
ACAねの「サイコーでーす!」のレスポンスもまたテンション上がった
歌い終わった後の「フー!」からもACAねのご機嫌が伝わって来る。
更に、
原曲の凍てつく様な音像ではなく、
レトロなアレンジを施された「消えてしまいそうです」
具体的に書くと1970年代の心地良い歌謡曲風のアレンジで
それはそれで懐かしく且つ新鮮で素敵でした
イントロのカッティングからして興奮を誘う「ミラーチューン」、
ステージのいい意味で過度にキラキラした演出も綺麗で見惚れた一曲でした
ゆったり踊りながら歌唱するACAねさんのポージングがまた良かったですね
ホールツアーと同じく、
ヤンキーバージョンでの「勘ぐれい」
原曲よりも低重音が効いたヘヴィなアレンジを楽しんだ
最後の「ボンボボンボンボンボンボン」がまたすげぇテンション上がった。
全体的にベースの音がギンギンに油ぎって響いてた「馴れ合いサーブ」
このツアーでは恒例となった、
オールディーズの洋楽のエッセンスを感じさせる間奏のアレンジもまた気持ち良い
正に温故知新って感じ。
「ばかじゃないのに」は、
元々音源でも好きな曲だったけど、
ライブで聴くとより素晴らしいですね
まず、
Aメロのツーンと張ったクールなメロディが良い
音源でも良いけど、ライブのがよりキレあってカッコイイ
そして、
サビメロの裏声の部分がとってもエモーショナルでグッと来る。
「ばかじゃないのにぃ〜」と歌唱する裏声の部分はマジで歌唱力半端ないな、と
生歌で裏声は不安定にもなりがちだけど、
ACAねさんの場合ホント綺麗に響いてるのが鍛練の成果を感じさせます
その分、
余計に歌詞の切なさが際立ってこの曲堪らん!ってカンジになってました
後悔が深く滲む歌詞で、
個人的にかなり「分かる!」って印象の歌詞なのでかなり感情移入してた
人生、失敗を恐れたり傷付かない為に保身に走って
取り返しの付かない過去や瞬間ばかりだ。
レーザー風のサーベルを振り回して歌った代表曲「残機」を経て、
小休止の弾き語りコーナーへ。
ここで、
ACAねがカラフルに光るバイクに乗って(!!)中央の小さいステージへ。
ここの相様も視覚的にむっちゃ楽しかったなぁ!
ACAねがアコギを持ち、素朴な音色と共に「上辺の私自身なんだよ」を歌唱
ゆったり落ち着くコーナーだったはずなのに、
気が付けば泣いていた。
正直、
3月の終わり頃は精神的に不安定で
ブログも一週間近く更新出来ずにいた絶不調の頃なので、
そんな心境に重なって泣いてしまったのもある。
特に、
ガラス細工の様な綺麗な声で「いつしか優しい言葉じゃ効かない」と歌う部分、
本当に自分自身の小ささや無力感に入り浸っていた時期だったので、
心に深く突き刺さって終わった後拍手もせずに少し泣いてたくらいだった。
歌詞の、
「立ち直り方より味方でいたいのさ」ってフレーズも大好きなんだけど、
正に説法ではなくただただ悲しい気持ちに寄り添ってくれる楽曲に仕上がってて、
この日の自分にとっては一番必要なずとまよの曲だったかもしれん
心に染み渡る様な繊細で、でも感情が迸るうた。
ずとまよのライブで泣くのは初めてで、
そう言えば、
初めて観たライブでもこの曲で泣きそうになってたな〜と懐かしい気持ちにも。
この日は、マジ泣きしたけどね。
大好きな曲なのでセトリに加わった事自体も嬉しかった。
ACAねさんの頭上で光りながら回転する石(ルナストーン)とか、
弾き語りから最後はバンドサウンドに移行する構成含めて最高でした。
逃れられない痛みに寄り添ってくれて、深く感謝したい。
「クズリ念」は、
ホールツアーよりも更に良くなっていた
歌がよりこなれて馴染んで高音も気持ち良く響いてて
俗に言う耳が幸せ〜という状態でした
ドラマチックでもあった。
迫真でした。
「ありがとよ。」とお客さんに告げ、
日替わりコーナーの選曲は「ろんりねす」でした
恒例のバンドメンバーを使った寸劇の設定は、
喫茶店のヤンキー親子がブラジルにコーヒー豆を買いに行く〜みたいな話
美しい声がとっても心地良い一曲ですけど、設定に合わせて
途中からサンバのアレンジに変わったりそういう演出も楽しかったですね
そんで、
座りながら最低限の動きで歌唱してる様はすっごく格好良かった。
ずとまよのライブ観た人なら分かってくれると思うけど、
ACAねさんのポージングって凄くイイよね。。
さて、
ライブは中盤に突入。
ここで新曲ですよ!
この日はライブ初披露だと思われる楽曲を二曲ほど演ったんですけど、
その内の一つがこの「微熱魔」でした。
これが、
すっごく良かった!!
スピーディでノリの良い楽曲で、
一聴してすぐに好きになれるタイプのキラーチューン。
記憶によるとラップもあったしサビの疾走感も見事だったし、
地方ののど自慢でお馴染みの「カーン!」ってやる楽器(?)も駆使して
アイディアの宝庫みたいな演出も良かった。
確か、
ラブコメアニメの主題歌だった気がするんだけど、
その分歌詞もほんのりラヴの匂いがするもので
それもまたガールポップ的で良かったです。
そして、格好良い!
継いで、
出だしの声がとても綺麗だった「胸の煙」
この曲は自分が参加したライブでは初めて聴いたかも
滑らかなメロディとモノクロのビジョンがまた妙な親和性出してて
聴き心地も視覚もとってもよろしかったです
更に、
去年の個人的ベストソングである「海馬成長痛」!!
「誰かのハッピー 祝ってる 僻んで」のトコ、
凄く感情移入してしまったのと、
サビの声のハリがかなり快感でこの日もまた最高の一曲でございました
歌い終わりのところで更に展開が足されてて
火柱まで噴き出したド派手な演出にもテンション上がりました
ピンクのレーザーが視覚的に心地良い「MILABO」
生で聴くの久々なので嬉しかった
メロディが気持ち良いディスコナンバー、
照明演出のゴージャス感も手伝ってバブリーな雰囲気も味わえました
扇風琴の鋭いソロも炸裂!!
ACAねさんが、
「やれんのー!?」と煽って、
最新の配信シングル「シェードの埃は延長」を披露
これ、
想像以上に素晴らしかったです
こんなにライブ映えするとは思ってなかった
まず、
「平然ぶって 踊ってみる 容赦なく」の部分がすごく良かった
音源で聴いてる時は割と普通に聴いてたんだけど、
ライブで聴くと実直に勇気を貰える気がして。
それと、
「君のせいだよ」のとこで
身体を上下に揺らしながらはしゃぎ気味に歌うACAね
そんな姿がとても可愛くてめっちゃテンションブチ上がりました
ああ、
こんな盛り上がる曲だったんだ!となんか得した気分になりましたね
物凄い密度とそれを感じさせないクールさを含んで流れるビートがまた痛快
からの、
本ツアーのヤマと言って良い「お勉強しといてよ」
またも、
「やれんのー!?」
「起きてんのー!?」というキュート過ぎる煽りから、
盤石の煌びやかさを兼ね備えた恍惚のアンサンブルが響き渡り
そのアグレッシブさに気が付けばヘドバンをかましたりもしてた
最初のサビの「解いといてよーぅ」から、
最後のサビでは「解いといてよー!」と
ボーカリゼイションが変化してる気もして、そんなトコも聴いてて快感でありました
感情の細部にまで入り込む歌詞と合わせて陶酔しながら聴いていた。
イントロの時点でブチ上がる「TAIDADA」
この日のライブで唯一気にかかるところがあるなら、
「ちゃんとせい!」の部分で跳ねるの大好きなんだけど、
立っちゃいけない席だったのでジャンプ出来ないのは物足りなかった(笑)。
しかし、
パフォーマンスは歌キレキレで素晴らしかった
この日は「失って気づくの寒いじゃんか」と
「読み取れますかね?」が特にグッと来たかな
でも、
全体的にハイスピードなこの曲を流麗かつパワフルに歌いこなしてて
改めてシンガーソングライターの"シンガー"の部分に感銘を受けた一幕でした
めちゃくちゃ格好良い歌いこなしを堪能し、
「ありがとーっ!」という熱い感謝の言葉を受け取り
本編最後は「暗く黒く」でした
性急かつダンサブルなより研磨されたアンサンブルに
サビ最後のACAねさんの「連鎖よ続け!」というフレーズが相まって
エンディングに相応しい爽快感に満ちた仕上がりになってましたね
余談ですが、
曲始まりの前に「最後です。」と告げても
お客さんがほぼ無反応だったのがずとまよのライブらしいな、って思いました笑
真正面から受け止めて浸るのもずとまろの良さ、ですよね。
でも、
アンコールも敢行してくれました
ACAねさんタイトなミニスカの衣装で登場したんですが、
アンコールでは…スパンコール?の超キラキラした衣装にて再登場
分かりやすく書くと矢島美容室みたいな衣装。
MCでは、
「孤独である、未熟である自分に胸を張れ」と告げ、
ここでもう一曲、初披露であると思われる新曲「クリームで会いにいけますか」を歌唱
この曲は、
記憶によると「創造にまるばつはない」と歌うディスコナンバーで、
「自分を救うように君を救いたい」みたいなフレーズもあって
今まであるようで無い〜みたいな新鮮な楽曲でした
上下するステージのワクワク感や、
ダンサー(メンバー)を従えて踊り歌唱する派手派手な感じがまた楽しかった!
この曲も音源で聴くのも楽しみです。
久々に、
「お世話になってます。」の部分にて
演奏を中断しお辞儀する演出が復活してた「あいつら全員同窓会」
お客さんたちのしゃもじの音量も凄まじく、テンションも爆上がり、
「嫌味に費やすほど 人生長くないの」ってフレーズも実にスカッとした!
それと、
「誰かを貶して 自分は真っ当」の部分も溜飲が下がる良い歌唱だった
最後の最後は、サビメロのリズムが兎角気持ち良い「眩しいDNAだけ」でフィニッシュ
この尊い時間を宝物として思い継いでいけるようなラストでした。
MCでは、
「他者からの些細な言葉に傷ついたり」
「(ライブに於ける)いろんな形のやりとりが糧になっている」
「本当にいつも感謝。」
「エラーもコレクションになる」等のニュアンスの発言を長めに語っていました
ツアータイトルに関しては、本当に素晴らしい事をやってる人は滑稽にも見える。
そんな意味合いだった記憶があります
ずとまよのライブは、
例外なく「すごいライブ」しか無いけど、
この日もまた物凄い熱量と情熱と想いが交差する最高の一夜でしたね。
ありがとうございました!
1.虚仮にしてくれ
2.嘘じゃない
3.秒針を噛む
4.消えてしまいそうです
5.ミラーチューン
6.勘ぐれい
7.馴れ合いサーブ
8.ばかじゃないのに
9.残機
10.上辺の私自身なんだよ
11.クズリ念
12.ろんりねす
13.微熱魔
14.胸の煙
15.海馬成長痛
16.MILABO
17.シェードの埃は延長
18.お勉強しといてよ
19.TAIDADA
20.暗く黒く
21.クリームで会いにいけますか
22.あいつら全員同窓会
23.眩しいDNAだけ

みなとみらい駅にあった本公演の告知の看板!
という訳で、
ホールツアーとはまた違った趣が垣間見えた
アリーナツアーの初日でございました
個人的には、
ツアー初日公演に関してはずっとチケット取れずに来てたので
ようやく始まりの1日に立ち合えて感無量でしたね。
正直、
この日はただシンプルに楽しむぞーというライトな気持ちで来てたのにも関わらず、
何故か泣いてる自分にも出会えて不思議でもあった一日でした
精神的にも肉体的にも疲労のピークでしたが、
だからこそ、
受け取れる情感があった様にも思えたこれまたずっと胸に残る公演と相成りました。
なお、
近々ようやく地元の千葉公演に参加しますので、
またあの熱狂のステージが観れる!と思うととっても楽しみです♫
ずとまよのライブはいつ観ても、何度観ても超絶至高ですので!