朝日新聞の連載小説、夢枕獏「宿神」が19日で終わり、20日からは島田雅彦氏の「徒然王子」が始まるらしい。昨日お知らせの記事があった。
「作者の言葉」
すいません、私語彙が貧弱なんですが、「徒然王子」の「奥の細道」だなんて、ハイソでポップでデンジャラスでハイブローですね。「王子」といえば、ずっと以前にテレビをつけたら「英語でしゃべらナイト」の総集編をやってたんですが、「文壇の貴公子、島田雅彦氏が英語で口説き方を指南」というナビゲーションに驚いて、思わず「貴公子だったんかー!」と叫んでしまいました。
その口説き方というのが、
とか、
とか、ベタベタのあま~いセリフで、いかにも「彗星の住人」三部作の著者らしい口説き方でした。あったあった。アーカイブスの中にありました。
連載小説が楽しみです。
「作者の言葉」
宮廷から「夜逃げ」した王子とジリ貧芸人による現代の「奥の細道」。世捨て人や「ポープレス」と交わり、五回分の前世を生き直す王子は果たして元の世界に帰ってこられるのか?「徒然王子」は浮かばれない人々を救うヒーローになれるのか?
私はまだ恐ろしいものや美しいものをたくさん隠しています。面白いだけでは物足りないクールな読者のために、それらをすべてさらけ出します。毎日、最低二つは笑える教訓と決めゼリフを盛り込みます。プロを甘く見てはいけません。「徒然王子」とともにレッツ・ドロップ・アウト!
すいません、私語彙が貧弱なんですが、「徒然王子」の「奥の細道」だなんて、ハイソでポップでデンジャラスでハイブローですね。「王子」といえば、ずっと以前にテレビをつけたら「英語でしゃべらナイト」の総集編をやってたんですが、「文壇の貴公子、島田雅彦氏が英語で口説き方を指南」というナビゲーションに驚いて、思わず「貴公子だったんかー!」と叫んでしまいました。
その口説き方というのが、
「ロシア語で名前を付けてあげよう。○○○○。これは“希望”って意味だよ。僕の希望になってくれるかい。」(さあ、名前をつけたから君はぼくのもの)
とか、
「ぼくは、石鹸になりたい。そして君の嫌な思い出を全部洗い流してあげたい・・・。」
とか、ベタベタのあま~いセリフで、いかにも「彗星の住人」三部作の著者らしい口説き方でした。あったあった。アーカイブスの中にありました。
連載小説が楽しみです。