笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

お正月の準備~鳶の親方~

2006年12月30日 16時31分20秒 | Weblog
笛をはじめて1306日目。
 今年もあと残すところ一日となりました。急な寒波で、寒い日となりましたが、あまりぱっとしない年末には変わりありません。

 昨日は、食事のあと少し笛を持った。というのも、年賀状を書いてないので後からやろうと思っていたのですが、少し疲れたので横になったら、そのまましばらく寝てしまいました。最近は寒いので、笛も少しウオーミングアップが必要で、だんだん調子良くなってきたなと思った頃、ごろんと横になったら寝ていました。

 今朝から、店のウィンドーの中に飾る、門松の設置をしました。「小笠若鳶」の袢纏を着た、鳶の親方が作ってくれた「門松」を持ってきてくれました。「江戸っ子でえ」といいながらも、バリバリの遠州人で、鳶の袢纏を着ていながらも、午後からは仕事で振興公社の職場に向かいました。
 しかしながら、正月3日は、梯子乗りの仕事があるので、本職の鳶みたいなものです。もちろん「小笠若鳶」の袢纏は伊達ではなく、本物の会員であります。従って、そんじょそこらの園芸屋さんが作った「門松」とは違い、本物のこだわりのある門松です。

 3年ほど前から毎年お願いをしております。12月中旬から仕事の合間を見ては、竹や松やらを取りに山に出掛け準備をし、たぶん2~3日前から作っていたと思います。今年は、もう一軒知り合いの所も増えた様で、自宅用を含め5~6軒分の門松を作った様です。

 彼とは、春の遠州横須賀の祭りに誘い合って参加している仲でであり、また鳶の会に入会していることもあり、祭り装束に関しては私の師匠でもあります。二年前から、地元の消防団の役員もしており、まさに「江戸町火消し」を自でいっている男でもあります。

 設置して、撤去費用も含めて、格安でお願いしております。値段を公表すると、「そんなに安くて本物なら、是非当店も」という評判が立ってしまいますので、内緒にしておきます。
 こうして、着々と新年を迎える準備をします。