被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

7月16日 風の旅行社さん(3)・あづまっぺ弁当

2012年07月16日 | 復興ツーリズム

 

今日は 宝来館 の女将さんのお話から始まりました。

パネルを用いて、被災当日やこれからに向けてのお話でした。

 

その後は宝来館前の松林にて風の旅行社の皆さんと一緒にお話を聞くことができました。

 

ここは、津波が来た時に逃げた裏山です。

 

その後女将さんとは別かれ、現地ガイドの方と合流し、県道35号線を使って 橋野高炉 を目指しました。

その途中、水力発電所 に寄り、ガイドさんからレクチャーを受けました。

 

 

橋野高炉に到着しました。

ここでガイドさんのお話を聞いていると・・・・

後ろから生き物が近づいてきました。

・・・?

 

写真を撮り損ねたのですが、あれはハクビシンだったような気がします。

 

また高炉を歩き、石の中を確認すると・・・・

・・・?

今度は蛇がいました。
今日は動物と出会う日なのでしょうか・・・・ 

写真が別のカメラなので後日掲載します・・・

 

おーっと!!珍しいものを発見です!!

 

このような形で橋野ツアーが終了しました。

 

お昼ご飯にはあづまっぺ弁当をいただきました。

やっぱりいつ食べても美味しいし、量がたくさんあり満足します!!

 

橋野高炉は何回か行っていますが、ガイドさんが付くとより一層面白い場所だなと思いました。

 

橋野高炉は少し釜石市街から遠いですが行くまでの道のりは景色が綺麗で、興味が湧くような場所がありますので是非行ってみてください。


7月15日 浄土ヶ浜ビジターセンター視察・清掃活動

2012年07月16日 | 被災地情報

 

天候が怪しいですが片岸港にて草刈と清掃作業を行いました。

こちらでも多くの雑草が見られました。

 

草刈り作業中です。

 

こちらでは清掃作業中です。

 

正午過ぎまで作業を行いました。ちょうどそのタイミングで雨が降り出してきました。

 

清掃活動後は浄土ヶ浜 までの視察を行ないました。

大槌を通り、吉里吉里や山田町など私たち自身の目で被災の状況を見てきましたが釜石と同じような状況で言葉を失いました。

 

そして、浄土ヶ浜に着きました。

ここには ビジターセンター といって今回の震災の状況写真が展示されていたり、津波の脅威を説明する映像があったり(3.11以前の津波に関する映像)、三陸にある景観の説明などいろいろと展示や映像で知ることができました。

 

3.11震災の写真です。

 天気が悪かったので暗いですが、水は透き通っていました。

ですが、美しい景観で観光地として有名な浄土ヶ浜も3.11の影響で大きな被害を受けました。

現在は、少しずつ観光地として人が来るようになり、海の中にダイバーが入って瓦礫を出したことで、海水浴ができるまでになったそうです!

 

今回浄土ヶ浜までいき、改めて思いました。

被災地は後ろを振り返りながらでも前を向いて進んでいます!!

 

人によって進むスピードは違いますが「復興」という同じ方向を向いています。
そんな背中を皆さんにも押してもらえたり、支えてもらえるような形になればもっと前へ進めます。

 

人が多ければ多いほど関わることによって大きな「絆」が生まれる・・・そんな意味なのでしょう。

 

 この二日間、お手伝いに来てくれた人たちと写真を撮りました。

天候が悪く、あまり作業ができず、視察が多くなったのですが、戻られる3名は口を揃えて言ってくれました。

 

 

「地元(埼玉)に戻ったら、被災地の状況を伝えます」と。


7月14日 風の旅行社さんツアー・視察

2012年07月16日 | 地域資源見直し

本日は、風の旅行社 さんのツアーがありました!

二泊三日のツアー、一日目。

遠野の歴史をめぐるスタディーツアーです。私たちボランティアも同行させていただきました。

遠野駅前に集合して、遠野市内の「遠野物語」にまつわる場所をめぐりました。

駅前には早速、河童の像が……!

河童たちに見送られ、まず最初に向かったのは、遠野市立博物館

ここは遠野物語や、かつての遠野の人々の暮らしについて紹介している博物館です。

最新の映像や技術を使った紹介で、遠野の歴史について楽しく学ぶことが出来ます。

タッチパネルを使った昔の暮らしの展示や、かつての街道に絡めたすごろくなど……

 

今回見学したのは一階のみでしたが、それでも「時間が足りない!」と思ってしまうほど、楽しい施設でした!

 

続いて訪れたのは、早池峰神社。遠野物語にも登場する、由緒ある神社です。

古の時代を感じさせる神社ですが、何より凄いのはそれでも建築がしっかりしていること。

もちろん鳥居などは木でできているのですが、どれもがっしりと立っています。

ガイドさんによると、これらの木は栗の木だ、とのこと。

栗の木は腐りにくいので、昔から橋などを作るのにも良く利用されていたのだそうです。

入ってまず驚いたのは、入り口の建造物の屋根の上に、小さな森ができていたことです。

古さと丈夫さが伝わるでしょうか。

もうひとつ印象に残ったのは……

この巨木!

一体いつから遠野の歴史を見守っているのだろうかと思うと、神々しさを感じました。

真下から見上げると、この迫力。

ガイドさんのお話を聞きながら境内を見ているうちに、あっという間に時は過ぎ、最終見学地へと向かう時間になりました。

 

遠野の 伝承園 という場所で、本物の古民家の囲炉裏端で、地元のご老人の語りを聞くことができます。

地元のご老人とはいえ、プロのガイド。この日お話を聞かせてくれたのは80を超えたおばあさんでしたが、かなりの語り上手。

時折冗談なども交えつつ語られる方言での伝承語りは、ほのぼのとしているのに不思議な迫力がありました。ここでも語りに引き込まれているうちにあっという間に時間に。

 

最後は宿泊先である宝来館へ。

海に面した松林を軽く見学。

 

ツアーに同行して思ったのは、三つ。

遠野の歴史の面白さ。

それがかなり形を残していて、現代で見ることができる凄さ。

 

そしてもうひとつは、ツアー参加者の方々の勉強熱心さ。

ここに驚きました。皆さん話を聞きながら、写真を撮ることはもちろん、メモを取ったり、質問をしたり。

皆さん歴史や自然が本当に好きなんだなぁと思って拝見しておりました。

それぞれの方々、とても楽しんでいらしたようで、良かったです。

 

明日からは、釜石の視察が始まります。

釜石ツアーの様子もブログにアップするので、お楽しみに!