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7月14日 風の旅行社さんツアー・視察

2012年07月16日 | 地域資源見直し

本日は、風の旅行社 さんのツアーがありました!

二泊三日のツアー、一日目。

遠野の歴史をめぐるスタディーツアーです。私たちボランティアも同行させていただきました。

遠野駅前に集合して、遠野市内の「遠野物語」にまつわる場所をめぐりました。

駅前には早速、河童の像が……!

河童たちに見送られ、まず最初に向かったのは、遠野市立博物館

ここは遠野物語や、かつての遠野の人々の暮らしについて紹介している博物館です。

最新の映像や技術を使った紹介で、遠野の歴史について楽しく学ぶことが出来ます。

タッチパネルを使った昔の暮らしの展示や、かつての街道に絡めたすごろくなど……

 

今回見学したのは一階のみでしたが、それでも「時間が足りない!」と思ってしまうほど、楽しい施設でした!

 

続いて訪れたのは、早池峰神社。遠野物語にも登場する、由緒ある神社です。

古の時代を感じさせる神社ですが、何より凄いのはそれでも建築がしっかりしていること。

もちろん鳥居などは木でできているのですが、どれもがっしりと立っています。

ガイドさんによると、これらの木は栗の木だ、とのこと。

栗の木は腐りにくいので、昔から橋などを作るのにも良く利用されていたのだそうです。

入ってまず驚いたのは、入り口の建造物の屋根の上に、小さな森ができていたことです。

古さと丈夫さが伝わるでしょうか。

もうひとつ印象に残ったのは……

この巨木!

一体いつから遠野の歴史を見守っているのだろうかと思うと、神々しさを感じました。

真下から見上げると、この迫力。

ガイドさんのお話を聞きながら境内を見ているうちに、あっという間に時は過ぎ、最終見学地へと向かう時間になりました。

 

遠野の 伝承園 という場所で、本物の古民家の囲炉裏端で、地元のご老人の語りを聞くことができます。

地元のご老人とはいえ、プロのガイド。この日お話を聞かせてくれたのは80を超えたおばあさんでしたが、かなりの語り上手。

時折冗談なども交えつつ語られる方言での伝承語りは、ほのぼのとしているのに不思議な迫力がありました。ここでも語りに引き込まれているうちにあっという間に時間に。

 

最後は宿泊先である宝来館へ。

海に面した松林を軽く見学。

 

ツアーに同行して思ったのは、三つ。

遠野の歴史の面白さ。

それがかなり形を残していて、現代で見ることができる凄さ。

 

そしてもうひとつは、ツアー参加者の方々の勉強熱心さ。

ここに驚きました。皆さん話を聞きながら、写真を撮ることはもちろん、メモを取ったり、質問をしたり。

皆さん歴史や自然が本当に好きなんだなぁと思って拝見しておりました。

それぞれの方々、とても楽しんでいらしたようで、良かったです。

 

明日からは、釜石の視察が始まります。

釜石ツアーの様子もブログにアップするので、お楽しみに!


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