11月の連休は日本口腔インプラント学会の中部支部学術大会で症例発表を行ってきました。
こういった学会で発表の機会を持つと他の先生方の意見をいろいろいただけるだけでなく、日頃の勉強意欲にもつながります。
歯科医師としては当たり前といえば当たり前のことですね。また、今回の学会より利益相反(COI)の提示が発表の際に必要となりました。
要するにメーカーからお金をもらって発表しているかどうかを明らかにして学会発表を利用して機材の宣伝をしようとするのを防ぐのが狙いでしょう。
本来学会は治療のレベルを上げて患者さんに還元するのが目的ですからこれも当たり前ですね。
あと特別公演には日本矯正歯科学会専門医の池田先生に「顎位を学ぼう」をテーマに講演していただけました。
これも顎の位置をしっかり診断してから矯正治療やインプラントの治療にあたりましょうという当たり前のことです。
なかなか当たり前のことが当たり前でなくなってしまっている今の歯科界の風潮はちょっと心配です。