週末は日本口腔インプラント学会学術大会で名古屋国際会議場で発表してきました。
今回は先天的に永久歯が無く、歯並びに問題のある患者さんに対してインプラント治療と矯正治療を同時に行ったケースについて発表してきました。
最近、学会の査読が厳しくなったのか発表数がかなり減ってきたように思いますがその中で自分の治療コンセプトが認められ発表の機会を得ることができたことは嬉しいことです。
というのは今回16歳という若年の患者さんに対してインプラント治療を行った内容です。
アメリカではすでに若年者に対するインプラント治療は一般的ですが日本だとまだまだ是非を問われることが多いようです。
しかし、今回の発表内容が学会の査読をパスしたということは今まで行ってきた治療内容の正当性を確認できたという意味で自分にとってとても意味のある発表でした。
それにしても先天的に歯がない患者さんに対してのインプラント治療は健康保健の適応になって欲しいと思う今日この頃です