ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

金木犀

2008-10-12 08:22:24 | 母の庭

母の庭にあった金木犀は成長し過ぎた為、ずいぶん前に工場の方に植え替えられました。父が他界した後もずっと仕事に追われていた母は、去年までこの金木犀の香りに気がつかなかったそうです。かくいう私も、あまりにも木が大き過ぎて花を見落としていて、この香りはどこから漂ってくるのかずっと不思議でした。

金木犀の季節になると、星野富弘さんの「金木犀は運動会の母の着物の香り」という詩画を思い出します。星野さんの本を一番最初に教えてくれたのは妹でした。その後大学時代にチャペルで星野さんの「花の詩画展」を開催することになりました。今は司祭職についているピカちゃんが詩に曲をつけて、みんなで礼拝で歌ったのを今でもよく覚えています。