NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

鎌倉市・逗子市・葉山町の猫事情① 地域猫活動の状況

2016年09月26日 | 鎌倉市・逗子市・葉山...
神奈川県が動物愛護推進員を対象に地域猫の状況についての調査を行いました。

当会の活動はTNRと保護譲渡で地域猫の管理はしていませんが、
この機会に私たちが把握している地域の状況と私たちの考えを県に文書で報告しました。

「鎌倉市・逗子市・葉山町の猫事情」というカテゴリーの中で
何回かに分けてブログでその要旨(加筆修正して)を紹介したいと思います。

① 鎌倉市・逗子市・葉山町の地域猫活動の状況

何人かが適正なルールを決めて周囲の住民の理解を得て、
不妊去勢手術・時間を決めた餌やりと片付け・トイレの設置などの管理をする地域猫活動が定着している例は、
私達の知る限り鎌倉市・逗子市・葉山町ではありません。

地域猫活動では、他人とコミュニケーションをとって責任を持って自分の役割を果たすという行動が求められますが、
野良猫の餌やり人には、こうした行動ができない人や地域社会で孤立している人もいます。

この地域ではほとんどがご自分の敷地内で餌をやっており、好き勝手に餌を与えているケースがほとんどです。
そして手術をしない人が一人でもいればそこが際限のない猫の供給源となり、周囲の広い範囲で地域猫活動は成り立ちません。



そして個人が無責任に繁殖させた猫を「今日から地域猫として地域で費用を負担して捕獲・手術を行って管理していきましょう」
と言っても周囲の理解を得ることは難しいことから、私達も活動の中で「地域猫」という言葉は積極的には使用していません。

・・・つづく

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