迷い猫

鎌倉山のお宅から「迷い猫が庭に来ており、餌を与えているがどうしたらよいか」、
との相談がありました。

なれているので飼い猫か元飼い猫ではないかとのことですが、
妊娠してしまっては大変なので、まず病院で検査をすることにしました。


幸い手術済み（メス）だったことがわかり、
そしてそのお宅で室内に入れて頂けることになりました！

迷い猫の相談は年に数件ありますが、何故か飼主さんが見つかるケースは多くありません。
今回も（元の）飼主さんが現れればいいですが、猫の方は新しいお宅で幸せそうでした。

葉山町でTNR

葉山町内でＴＮＲです。
道路を隔てて向かい合う２軒のお宅で餌をやっていた６頭
の猫を捕獲し手術しました。

下の写真は何回も出産していた母猫です。


これは昨年生まれの子猫です。
昨年だけでなく、これまでに生まれた子猫の生存率は低かったようです。
　

「費用がかかる」、「捕まらない」と言って手術をしないと、
結果として猫の頭数や死亡数がふえ、周囲の人の生活環境も悪化させます。
また、置き餌をしていると思いがけず他の方の捕獲を妨害してしまいます。

餌やりさんが本気で捕まえようと思えば、必ず捕まります。
早く行動したほうが、安く簡単に終了します。

母猫TNR

鎌倉市内で昨年４頭の子猫を生んだ母猫です。
昨年中に子猫は全頭手術できましたが、母猫だけがつかまりませんでした。

子猫がいた家の近所のお宅が母猫に餌を与えていることが分かり、やっと捕獲できました。



餌をもらっている場所以外で捕獲することは難しいので、
餌を与える方が必ず捕獲・手術をすることが必要です。

餌だけ与えていると繁殖が繰り返され、町内で問題に発展するケースが多いです。

現地調査

今年最初の現地調査に行きました。
2か所まわりましたが、両方とも保健所に苦情があった場所です。


ここは空家に猫がいました。
他にも周辺に多数の猫がいます。
不妊・去勢手術をせずに餌だけ与えている人が近所にいるそうです。


もう一か所は、周囲にたくさんの猫よけが設置されています。
私達が近づくと成猫は散ってしまいましたが、
子猫が逃げ遅れて猫よけの前で困っています。

不妊・去勢手術をしない無責任な餌やりは、行き場のない猫を増やすだけ・・・
周囲の人の生活環境だけでなく、猫の生存環境も悪化させます。

不妊・去勢手術の必要性を周知する広報活動も大切ですが、
責任ある餌やり（必ず不妊去勢手術を行う）を推進し、
無責任な餌やりを抑止する制度や法規制が必要だと思います。

ケガの治療

交通事故でけがをした猫を治療中です。
口の周りを骨折していましたが、手術が成功して少しずつ回復しています。



がんばれ。。。