里親さんが決まりました！

逗子市沼間でＴＮＲした際に保護した子猫の里親さんが決まり、お届けが完了しました。

鎌倉市、横浜市、東京都大田区と３頭が離れ離れになりましたが、大切にして下さる里親さんが見つかりホッとしています。

兄弟がそろった最後の記念撮影です（なぜか顔立ちが似ていない？）。


今回も里親さんが決まるまでに多くの方がかかわって下さいました。
授乳や健康管理、里親さん募集、お見合いの手配など・・・。


不妊手術をせずに子猫を産ませるのは簡単ですが、里親さんを見つけることなく放置された子猫は事故や病気で苦しんで死ぬことが多く、事実を知れば知るほど痛ましいです。

餌をやるなら不妊・去勢手術・・・これが餌やリさんの最も大切な仕事です。

おいてきぼり

葉山でお店をされていたご夫妻が故郷に帰りました。

その方は以前から外の猫に餌をやっており、子猫も産まれていたので近所の方が心配して私たちに相談して来られました。
２０１３年の１２月に子猫と母猫の計３頭を手術しましたが、他にもいた子猫はその時点で行方が分からなくなっていました。






今年になってこのご夫妻から「故郷に帰るので猫はどうしたらいいか」との連絡がありました。
「連れて行ってあげて下さい」とお伝えしましたが「近所の方にお願いした」との連絡があり、そのまま引っ越してしまいました。

その近所の方なのでしょうか、他人の駐車場に置き餌をしていたらしく問題になってすぐにやめてしまったそうです。
近くのお寺の方が猫を見かけて、とても困っているようでかわいそうだと話しておられました。

野良猫だから責任はないと言って出産をさせて猫の数を増やし、野良猫だからといって全部置いていく・・・。

そもそも飼えないのならば餌だけやるのではなくせめて妊娠・出産する前に手術をして、
里親さんを探してあげたり、いずれ引っ越す予定ならばその時に猫が困らないようにご近所の方と一緒に世話をしたり、
（一頭ならば）新しい場所に連れて行ったりもできたはず。

餌だけやってご近所に言われるまで繁殖させ、結局置いていくのは本当に迷惑で残酷な行為だと思います。

腰越一丁目 TNR

保健所経由で「近所に猫の親子がいるが、どうしたらいいか」との相談がありました。

行ってみると、猫の親子は高い塀に囲まれたお宅の庭にいます。
ただこのお宅の方のお話から、ここでは餌を与えていないことが分かりました。

近所の方の情報では、母猫は塀の上から出入りしてどこかで餌を食べて帰ってくるとのことですが、餌やリ宅がどこか分かりません。
いつもは餌やリさんとお話してからその餌場で捕獲するのですが・・・。

子猫の方は塀の上からはもちろん、塀や門の隙間が狭すぎて頭が通らずこの敷地からの出入りができません。


ただ、空腹のようで隙間から手を出して鳴きながら餌を欲しがります。
ということで、このお宅に捕獲器をおかしてもらい捕獲することにしました。

子猫は900gで１頭だけでした。兄弟はどうしたのでしょう？

母猫は既に妊娠していました！早い。



最近、餌やリ宅がすぐには分からない場合が多いように思います。
ここも隠れて餌やリをしているお宅があるのでしょうか？

猫の行動をよく観察していれば餌場は分かるのですが、ずっと現地にいるわけにもいきません。
今回もご近所の方何人かにお願いして、猫が出入りしている場所を探してもらうことにしました。

「餌やリはいけないことなので隠れてやっている」
「近所に猫嫌いがいるので、深夜にやっている」
こう打ち明ける方がいますが、隠れるばかりで不妊去勢手術をしなければ状況はどんどん悪化します。

不妊去勢手術をしない餌やりは行き場のない不幸な猫を増やす行為で、人の生活環境も猫の生存環境も悪化させる迷惑で残酷な行為です。

必ず手術を徹底して、周囲の理解が得られるようにしてください。
手術をしない餌やリは・・・必ず周囲から嫌われています。

目の見えない子猫の成長記録

一昨年の2014年、鎌倉市玉縄で３頭の目が見えない子猫を保護しました。
そしてある里親さんが、この３頭すべてを引き受けて下さいました。
その時の様子はフェリシモ猫部さんの猫ブログに掲載していただいています。

この年も様々な活動をしましたが、この３兄弟のことは最も鮮明に記憶に残っています。

あれから２年、先住の犬猫達がいる中で元気に成長しています！
一年目ではまだ逃げ回っていたのに、今では目が見えないのに犬もだいじょうぶになっているんですね～。

ご了承いただいたので、メールそのままご紹介します。



超可愛くて、撮っちゃいました

おはようございます

2歳になった3兄弟 近況です

すっかり家中をテリトリーにすることに成功した3兄弟
寝てる時も私のそばに来てくれるのですが、私が起きたあと、最近こんな光景が見られるようになりました
枕を陣取っているのが、全盲のアビちゃん、その後ろにシャーちゃん、メーたん、と続きます
時には大きい犬たちの真ん中でシャーちゃんが寝ていることも…

犬たちのテリトリーに根気よく入り込んだ3兄弟です。
先住の猫たちは未だに犬たちのテリトリーには入りません
すごい快挙です

スゴすぎて(笑)最近はキッチンのカウンターやダイニングテーブルにも乗ってきます

この前シャーちゃんは膀胱炎でお医者にかかりました。
はじめ、尿閉かと思い、焦りましたが、尿は膀胱に溜まっていなかったので、よかったです。
すぐ治りました

お目目が見えなくても、楽しそうに生きてくれてる3兄弟、兄弟っていいですね
障害ある子は特に兄弟と一緒のままがよい、とあの子達を見ていて思います
こちらもおそらく楽だと思います

そうそう、この間流行りのふわふわガウチョパンツを買って着たんです
初めて着たその日に、爪で穴を開けられてしまいました ←爪は切ってますが、使い方がうまい(笑)
やっぱ、柔らかい生地はダメですね

暑い夏になりそうですね お互い、健康に留意して、動物たちのために頑張りましょうね

それではまた