NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと 活動ブログ

鎌倉・逗子・葉山で飼主のいない猫の不妊去勢手術をサポートしています。

葉山町堀内 傷病猫

2016年01月29日 | 日記
葉山町堀内の住宅地で、1頭のメス猫を保護しました。
場所は、不妊手術をしない無責任な餌やリ宅の近くです。

右目の周りにできた腫瘍が崩壊して、ひどく化膿していました。
瞼を含む目の周辺の皮膚がない酷い状態がもう何か月も続いていたと思われます。
脱水もひどく足元がふらついていました。

この状態で治療もせずに外に放置するのは、あまりに残酷と思える状況でした。
急いで保護し、何度か病院に通い点滴で水分と抗生剤を投与しましたが遅すぎました。





無責任な餌やリは、猫を増やすだけで適正に管理したり治療したりしません。
病気や事故で猫が苦しんだり死んだりしても心が痛むことがないから、安易に繁殖をさせます。
この猫の餌やリ宅もご近所に言われてもまったく不妊・去勢手術をしないお宅でした。

猫問題は猫好きと猫嫌いの軋轢ではなく、手術をしない無責任な餌やリとそれ以外の人との対立です。
本当に動物愛護の精神を持つ人は、猫の繁殖とそれに伴う事故猫や傷病猫にとても心を痛めています。

このことは多くの人に知っていただきたいと思います。


元気なころの画像

子猫の里親さんを募集します

2016年01月21日 | 日記
2015年12月末、以前記事にしました逗子市新宿で保護しました。
生後三か月の3姉妹弟、健康状態は良好です。

厳しい環境にいた可愛い3匹です。
優しい里親さんを募集します。

<白っぽい三毛>女の子
全体が白っぽく、頭と7分の長さの尾に薄い三毛柄


<三毛>女の子
頭から背中と長いしっぽにかけて三毛柄


<ダークグレイ>男の子
全体が濃いめの灰色で長いしっぽ  


連絡先:nekohotspprt@gmail.com

鎌倉市津(西鎌倉) 迷子猫

2016年01月18日 | 日記
迷子猫です。(メス、若いサビ猫、黄色い首輪に鈴と緑のオーナメント)

2015年12月26日に首輪をつけた状態で公園にて保護されました。


保護された西鎌倉山南公園の場所は下の地図の中心付近の赤い印のところです。


近所の電柱やコープかながわ西鎌倉店などに掲示しましたが、今日現在まだ見つかっていません。
特徴ある首輪を付けているのですぐに飼い主さんが見つかるかと思ったのですが・・・

若いメスで発情の時期が近付いていることから、不妊手術を実施して保護しています。
心当たりの方は当会までご連絡ください。



逗子市池子2丁目 TNR ②

2016年01月09日 | 日記
池子2丁目の二か所目。

在日米軍住宅に近いお宅で手術をせずに猫を繁殖させていました。
敷地には大量の置き餌があり、無責任な餌やりの典型です。

ここでも猫が何頭も交通事故で死亡しているとの情報がありました。
もちろん保健所にも通報が入っています。

手術をしない餌やりは不幸な猫を増やし、周囲の人の生活環境も猫の生存環境も悪化させるだけの最悪の行為です。
そして当たり前のことですが、捕獲・手術はボランティアの責任ではなく本来餌やりがすべきことです。
本来の主体を取り違えないようにしていただきたいと思います。
 

今回は地元ボランティアの方と連携することができ、計16頭の捕獲・手術ができました。
 

そしてこれ以外に、下の3頭の子猫の里親さんを見つけることができました。


ただ空き家にいた三毛の親子の捕獲ができませんでした。
空き家に来て餌をやっていた方が何人もいたようですが、誰も手術しようとしません・・・。
 

地元ボランティアの方が捜索・捕獲を試みることになりました。
早く捕まってほしいと願っています。

鎌倉市 お寺 TNR

2016年01月02日 | 日記
鎌倉五山のお寺のご住職様から連絡がありました。

「数か月前に境内で猫が行き倒れていた。死んでいると思い、お墓に埋めてあげようとスコップを持って近づいたら鳴いた!」

「水と餌をやっていたら、ガリガリだった猫が少しずつ回復してふくよかになってきた。」

「警戒心が強く、なかなか近寄れない。手から餌は食べないが、見ている前では食べるようになった。」

「子供を産んでは大変と思い保健所に相談した。」

・・・ということで保健所から私共に連絡があり、年末に広ーい敷地のお寺を訪ねました。


捕獲・手術は順調にでき、大晦日にはご住職様から「これで無事に年を越せます」とのご連絡を頂きました。



境内には他に猫はいなかったのでこの猫はお寺の外から来たはずです。
どうしてあんな奥まで入り込んだのかは分かりませんが、手術しなくてはと考えて行動して頂けて良かったです。