ぺにゃん!

マレーシア(ペナン島)と、関西での日常。

(クチン)クチン市内観光1

2008-05-23 | マレーシア国内旅行
猫博物館を後にし、クチン市内に向かいます。

途中、マレー系マレー人の昔からの居住区であるカンポンビレッジを通りました。
カンポンはマレー語で「村」という意味です.
ということは、「カンポンビレッジ」と言うと、「村村」になるのね…。
ここは、住所がすごくシンプルなんだそうです。
ex) カンポン(村)1


↑この辺りは「カンポン(村)2」


↑典型的なマレー系の住居は高床式だそう。
高床式…懐かしい響き…。
むか~し修学旅行で、佐賀県の吉野ヶ里遺跡に行きました。
あそこって確か、高床式倉庫で有名でしたよね?


↑つっかえ棒をして補強。
基本的に地震がないと言われているので、この程度の補強で住み続けるらしいです。
でも、地震じゃなくても壊れそうなんですけど…。


↑モスク&お墓。角い墓標は男性、平べったいのは女性のお墓だそうです。

クチンは19世紀半ば、イギリス人のジェームス・ブルックという人が、当時の支配者であるブルネイのスルタンからラジャ(王)の地位を贈られ、東南アジアで初の白人王が誕生した所として知られているそうです。
なので、街のあちこちに、その当時建てられたコロニアル建築が残っています。
全体的に緑が多く、きれいで、整然としているという印象を受けました。
街はサラワク川をはさんで北と南にわかれており、北側は政治の中心地、主な観光名所は南側に多いようです。
南岸のリバーサイドはきれいに整備され、多くのホテルが立ち並び、散歩にもってこいです。
昼間は超暑いですが。


↑スクエア・タワー
川沿いにあるこのスクエア・タワーは、元留置場だそう。
ゆったりしたサラワク川の流れの見える留置場か…。
小さな窓から川の流れを見つめつつ、脱獄計画を練っていた囚人もいたりしたんですかねぇ…。
その後、要塞やダンスホールとしても使われていたらしい。結構小さい建物なんですけどね。


↑スクエアタワーのある広場は、川沿いで広々していて気持ちいい~。
夜には噴水ショーもあって、地元の人のデートコースらしいです。


↑サラワク川の北岸に建設中の何か。
ガイドさん説明してくれたんですけど、英語だったのでよく分かりませんでした~^^;


↑同じくサラワク川北岸にある、サラワク州元首公定、イスタナ。
元は、白人王ジェームス・ブルックが、妻への結婚祝いとして贈った建物なんだとか。


↑旧裁判所
1871年に建てられたという、年代物。現在はビジターズ・インフォメーション・センターとして使われているらしい。


↑とんがった屋根の市庁舎。写ってるのはガイドさんの手です。


↑カラフルな商店街がずらりと並ぶ。


↑ジェームス・ブルックの時代から使われている、船の修理工場だそう。


↑中国寺院。今は修理中で入れないらしい。

こぢんまりした街なんですが、こうやって見所をあげていくと色々ありますね~。
次回も引き続き、クチン市内の様子をお届けします。

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