エンジン Ｆinal Lａｐ

今期のＴＶドラマは、月９の「エンジン」と、日曜の「あいくるしい」を見ておりました。
ＮＨＫの大河ドラマ「義経」は、この先もしばらくお付き合いが続きます。

「エンジン」は、去年すっかりはまってしまいました大河ドラマ「新撰組！」の山南さんを素敵に演じられていた堺雅人さんが、保育士の役で出演される、ということを小耳に挟みまして見たくなったんですよね～♪

あと、決してキムタクファン、というわけではないのですが、ないのですが！なーんとなくキムタクは気になる存在なんですよねー。

彼は、どの役をされても、いつもその役の人と言うより、その人自身がキムタクなんだ、という感じに思えてしまう、あまりにも演技が自然体過ぎて、そこがまた気になる存在だったりするのです。

で、新しいドラマに彼が主役で出るよ、というのが判ると、取り合えず一話は見てみる。
（そう言えば、彼が脇役と言うドラマなんてあったでしょうか・・・？）
続けて見なくなる理由は、彼のことをあまりにも「かっこいいヤツ」って持ち上げてないかな～、と私が感じてしまった時。

今回の「エンジン」は、彼がレーサーとしてもう一度一歩を踏み出せる時が来るのか、という場面と、いろいろ家庭環境に理由あって、ある施設に身を寄せることとなった子供たちとの触れ合いの場面が、交互に出てくるという話の進み方でした。

私はどちらかと言うと、子供たちとの飾らない触れ合いの場面の方が好きで楽しみでした。
子供たち一人一人にちゃんとドラマがあるんですよね。
で、プロの保育士とは違って、きっと児童心理なんて勉強、ひとっかけらもかじったことのない彼の、一見何も考えてないような態度が、実は一番子供たちの心を理解している、それは形やマニュアルからではなく、彼自身の経験と、大人でありながら今でも子供たちと同じ高さで、自然と物事を捉えることが出来る感性の持ち主だからなのかな・・・と思いました。

結局、彼のいつもの役どころの定義みたいな？
「なーんでもないように生きてるけど、実は俺にも葛藤があってね。悩みも一杯あるんだよね。でも、それ言ってもしょうがないっしょ？」
という役どころ、には今回も変わらなかったと思いますが、子供との触れ合いの部分の彼が結構魅力的でした＾＾。

そう言えば「ハウルの動く城」で声の役をされていたハウルくん、見ていていかにも「お～キムタク～」とは微塵にも感じさせませんでしたが、ハウルくんも、やっぱり上記のような「なーんでもないように・・・」の定義には当てはまっていたように思えますが、いかがでしょう・・・？

先輩で、レーサーの近藤マッチさん、ひょっとして最終話、出演されてたかな？？
エンディングで確認、お～！やっぱりマッチだったんだ～！

「ハウル」を見た後に描いてみた私流のハウルです～。