一豊と千代の間に待望の赤ちゃんが誕生しました。
旭が副田甚兵衛と再婚しました。
謙信との戦に北国へ出向いた筈の秀吉が、戦わずして戻ってくると言う事態。
信長の怒りを買う。
・・・・・というお話でした。
出産間近になった、千代のところへ一豊の母・法秀尼と、千代の育ての親・きぬが訪れ、産まれて来る子のためにたくさんの産着を縫っている。
遊びに来た堀尾いとさんも、千代に輪をかけて大きなお腹を抱えて、一足早く中村としさんのところで男の子が産まれたと言う。
自分も負けずに男の子を産むのだと、気合が入っている。
信長はこの前年5月の長篠の合戦後、越前の一向宗徒を虐殺し、その本願寺と一時的に講和。
その後、織田家の家督を嫡男信忠に譲り、安土城築城が始まった。
転戦につぐ転戦と、信長の命により安土城の普請に駆り出され、帰宅もできない日々を送っていた一豊が久しぶりに千代のもとへ帰ってきた。
産まれて来る子の名前は、秀吉の文字を一字貰って「秀豊丸」にしよう、と言う。
女の子の名前は考えていない、というより、産まれて来る子は男の子以外考えていない、という様子。
では女の子なら私が名前を付けます、と千代。
「・・・よね」
平凡な名前だと少し不満げに一豊は言うが、母・法秀尼に、
「乱世の世、平凡に生きられる以上の幸せはない」
とたしなめられる。
今の時代であっても、まずは一人男の子を、と言う考えは根強い。
ましてやあの時代では一刻も早くお世継ぎを、と言うことで、男の子を望む考えは今の何十倍(どのくらいに書いていいのか分りませんが)も強かったのだろう。
同じく長浜に戻った秀吉は、副田甚衛門に旭と結婚するように命ずる。
初めは強気な口調だったが、途中からは涙を流しながら、妹は可哀想な女子なので幸せにしてやって欲しい、と懇願。
ここまで言われては副田も逆らえない。
実はこの涙こそ秀吉の天下無双の調略なんだそう。(秀吉談)
秀吉のそんなところから、感動的な場面に遭遇しても、これは本当に思っていることなのか、演技なのか、猜疑心が出てしまう・・・のは、私だけ?
長浜に帰ったのだからと、秀吉と一豊は半兵衛を見舞いに行く。
労咳の病状はだいぶ進んでいるようだった。
半兵衛は遺言としてこんなことを言った。
最大の敵は中国の毛利だが、それを潰すまで10年は掛かる。
それまでは自分は生きていないと思うので・・・
その前に上杉謙信が動き出して、柴田勝家のいる北国に入っても、秀吉は力にならないように、ということだった。
千代のもとに久しぶりに六平太が現れた。
北陸の上杉と中国の毛利の様子を見に行っていたのだという。
そして、これからの一豊の大事は、秀吉と勝家が対立した時だ、と千代に忠告する。
光秀も含めて、織田の重臣たちの中でも勢力争いが起きるであろう、ということなのだ。
千代の産む子は女子がいい。
男子だったら、戦に出るようなことがあった時の千代は悲しむから、そんな顔を見たくない。
そんな話をしている時に、千代の陣痛が始まる。
何でこういう一大事という場面にいるのがいつも一豊でなくて六平太なんだろうね~。まったく。
産まれてきたのは女の子だった。
六平太が、家に帰る事の出来ない一豊たちにこのことを伝えに走った。
女の子が産まれたと言うことに、嬉しいながらも落胆の色は隠しきれないような一豊だった。
そういう時代なんでしょうね・・・。
結局一豊が我が子「よね」と初対面するのは、この一年も先のことだった。
再・そういう時代なんでしょうね・・・。
本当に大変な時代ですね。(しみじみ)
その間に旭と副田の婚儀が成立する。←でもないか。
旭が落ち着くまではと、秀吉から出陣も免じてもらっていた副田だったが、旭が抜け殻のようだ、と千代に相談にやってくる。
旭はいったいどうしたいのだろう。
千代はもとはといえば元の夫を死に追いやった責任のある自分が旭のところへ行っても・・・と言うと、副田は、ねね様から千代に相談するように、と言われたのだという。
千代はとにかく旭に会うことにした。
そして、自分の父も戦で死に、母は目の前で斬られたのだということ。
その後も様々な困難があったことを話した。
自分の子供のことを思い出しながら、こんな風にも言うのだった。
乱世の世にいる者は、誰でも辛いのではないか。
赤子のように泣きたい時に泣き、
怒りたい時に怒れば、明日を生きる力も湧いてくるのでは。
影からそっと見守っていた副田は、自分がそれを言うべきであった、と言い、旭に優しく寄り添うのだった。
尾張で野良仕事をずっとしてきた旭には、武家社会のことは分からないことだらけで、戸惑いと、窮屈な気持ちで一杯だったのだ。
よねが生まれてから一年も経って、やっと一豊は帰ることが出来た。
父親と初対面のよねは、大泣き。
この泣き顔、これでもかって言うくらいの泣き顔でした。
心より笑わせていただきました。よね姫様
その後、二人で坂本城の光秀のところへ出向く。
光秀の妻、お槙が千代に会いたかったそうなのだ。
そこで会ったのは、幼い頃の姿しか見たことのない、末娘お玉だった。
とても美しく成長していたことに、千代は驚きを隠せない。
秀吉の母の登場以来、人の初登場のシーンのBGMが結構気になる私であります。
お玉のBGMはこんな感じ。
記憶にないんですが、多分、成長した姿の千代に一豊が出くわすシーンもこんなBGMが流れてたんでしょうね。
信長は古きもの、幕府のしきたり、神仏も全て捨て去ろうとしている、という光秀に千代は問いかける。
どこが好きで親方様にお仕えになっているのか?
信長は、人の上に立つ才能を持った人。
人の上に立つには迷いがあってはいけない。
その迷いがないのだ、と光秀は言う。
迷いがあるのが人なのでは。
迷いこそ人の情、と千代は光秀に言うのだった。
信長の妻、濃もそれを心配していた。
何も恐れず、傷の痛みも分らない者に民の心は付いてこない。
民の心が離れては、敵はまた生まれて来る。
人の心を忘れてはならない。
誰にも言えないことを言うのが自分の役目、と濃は意を決して信長に忠告するのだったが・・・。
上杉謙信と戦うのは北国に援軍を出すのではなく、近江に誘い込んでから、という秀吉の提案も受け入れられず、信長は即刻秀吉に北国に出陣するように命令する。
何故そうならないようにもっと強く親方様に言えなかったのか、と半兵衛は秀吉に言うのだが、それは到底無理な様子、半兵衛様もお察しくださいね。
そうだ、という事で、北国には出向くものの勝家を怒らせて、戦う前に「帰れ!」という言葉を言わせてしまう、秀吉たち。
勝家がそう言ったのだから、とさっさと帰ることに成功するのだが、これが信長を怒らせてしまうことになる。
猿め~
六平太曰く、これでみんなの首が飛ぶことになるよ。
って、どうなってしまうんでしょう!!
千代の二人の義母が揃って針仕事での登場。
何だかしっとりと美しい光景だな、と思いました。
現実ではあんな風にはいかないかな~とか、また余計なことを考えてみたりしていました。
なかさんとか、あんな感じのお義母さんがちょっと混じってくれた方が、より現実的ですねー。
「功名が辻」公式HP
毎度、千代の生まれ故郷です。「滋賀ガイド」
旭が副田甚兵衛と再婚しました。
謙信との戦に北国へ出向いた筈の秀吉が、戦わずして戻ってくると言う事態。
信長の怒りを買う。
・・・・・というお話でした。
出産間近になった、千代のところへ一豊の母・法秀尼と、千代の育ての親・きぬが訪れ、産まれて来る子のためにたくさんの産着を縫っている。
遊びに来た堀尾いとさんも、千代に輪をかけて大きなお腹を抱えて、一足早く中村としさんのところで男の子が産まれたと言う。
自分も負けずに男の子を産むのだと、気合が入っている。
信長はこの前年5月の長篠の合戦後、越前の一向宗徒を虐殺し、その本願寺と一時的に講和。
その後、織田家の家督を嫡男信忠に譲り、安土城築城が始まった。
転戦につぐ転戦と、信長の命により安土城の普請に駆り出され、帰宅もできない日々を送っていた一豊が久しぶりに千代のもとへ帰ってきた。
産まれて来る子の名前は、秀吉の文字を一字貰って「秀豊丸」にしよう、と言う。
女の子の名前は考えていない、というより、産まれて来る子は男の子以外考えていない、という様子。
では女の子なら私が名前を付けます、と千代。
「・・・よね」
平凡な名前だと少し不満げに一豊は言うが、母・法秀尼に、
「乱世の世、平凡に生きられる以上の幸せはない」
とたしなめられる。
今の時代であっても、まずは一人男の子を、と言う考えは根強い。
ましてやあの時代では一刻も早くお世継ぎを、と言うことで、男の子を望む考えは今の何十倍(どのくらいに書いていいのか分りませんが)も強かったのだろう。
同じく長浜に戻った秀吉は、副田甚衛門に旭と結婚するように命ずる。
初めは強気な口調だったが、途中からは涙を流しながら、妹は可哀想な女子なので幸せにしてやって欲しい、と懇願。
ここまで言われては副田も逆らえない。
実はこの涙こそ秀吉の天下無双の調略なんだそう。(秀吉談)
秀吉のそんなところから、感動的な場面に遭遇しても、これは本当に思っていることなのか、演技なのか、猜疑心が出てしまう・・・のは、私だけ?
長浜に帰ったのだからと、秀吉と一豊は半兵衛を見舞いに行く。
労咳の病状はだいぶ進んでいるようだった。
半兵衛は遺言としてこんなことを言った。
最大の敵は中国の毛利だが、それを潰すまで10年は掛かる。
それまでは自分は生きていないと思うので・・・
その前に上杉謙信が動き出して、柴田勝家のいる北国に入っても、秀吉は力にならないように、ということだった。
千代のもとに久しぶりに六平太が現れた。
北陸の上杉と中国の毛利の様子を見に行っていたのだという。
そして、これからの一豊の大事は、秀吉と勝家が対立した時だ、と千代に忠告する。
光秀も含めて、織田の重臣たちの中でも勢力争いが起きるであろう、ということなのだ。
千代の産む子は女子がいい。
男子だったら、戦に出るようなことがあった時の千代は悲しむから、そんな顔を見たくない。
そんな話をしている時に、千代の陣痛が始まる。
何でこういう一大事という場面にいるのがいつも一豊でなくて六平太なんだろうね~。まったく。
産まれてきたのは女の子だった。
六平太が、家に帰る事の出来ない一豊たちにこのことを伝えに走った。
女の子が産まれたと言うことに、嬉しいながらも落胆の色は隠しきれないような一豊だった。
そういう時代なんでしょうね・・・。
結局一豊が我が子「よね」と初対面するのは、この一年も先のことだった。
再・そういう時代なんでしょうね・・・。
本当に大変な時代ですね。(しみじみ)
その間に旭と副田の婚儀が成立する。←でもないか。
旭が落ち着くまではと、秀吉から出陣も免じてもらっていた副田だったが、旭が抜け殻のようだ、と千代に相談にやってくる。
旭はいったいどうしたいのだろう。
千代はもとはといえば元の夫を死に追いやった責任のある自分が旭のところへ行っても・・・と言うと、副田は、ねね様から千代に相談するように、と言われたのだという。
千代はとにかく旭に会うことにした。
そして、自分の父も戦で死に、母は目の前で斬られたのだということ。
その後も様々な困難があったことを話した。
自分の子供のことを思い出しながら、こんな風にも言うのだった。
乱世の世にいる者は、誰でも辛いのではないか。
赤子のように泣きたい時に泣き、
怒りたい時に怒れば、明日を生きる力も湧いてくるのでは。
影からそっと見守っていた副田は、自分がそれを言うべきであった、と言い、旭に優しく寄り添うのだった。
尾張で野良仕事をずっとしてきた旭には、武家社会のことは分からないことだらけで、戸惑いと、窮屈な気持ちで一杯だったのだ。
よねが生まれてから一年も経って、やっと一豊は帰ることが出来た。
父親と初対面のよねは、大泣き。
この泣き顔、これでもかって言うくらいの泣き顔でした。
心より笑わせていただきました。よね姫様
その後、二人で坂本城の光秀のところへ出向く。
光秀の妻、お槙が千代に会いたかったそうなのだ。
そこで会ったのは、幼い頃の姿しか見たことのない、末娘お玉だった。
とても美しく成長していたことに、千代は驚きを隠せない。
秀吉の母の登場以来、人の初登場のシーンのBGMが結構気になる私であります。
お玉のBGMはこんな感じ。
記憶にないんですが、多分、成長した姿の千代に一豊が出くわすシーンもこんなBGMが流れてたんでしょうね。
信長は古きもの、幕府のしきたり、神仏も全て捨て去ろうとしている、という光秀に千代は問いかける。
どこが好きで親方様にお仕えになっているのか?
信長は、人の上に立つ才能を持った人。
人の上に立つには迷いがあってはいけない。
その迷いがないのだ、と光秀は言う。
迷いがあるのが人なのでは。
迷いこそ人の情、と千代は光秀に言うのだった。
信長の妻、濃もそれを心配していた。
何も恐れず、傷の痛みも分らない者に民の心は付いてこない。
民の心が離れては、敵はまた生まれて来る。
人の心を忘れてはならない。
誰にも言えないことを言うのが自分の役目、と濃は意を決して信長に忠告するのだったが・・・。
上杉謙信と戦うのは北国に援軍を出すのではなく、近江に誘い込んでから、という秀吉の提案も受け入れられず、信長は即刻秀吉に北国に出陣するように命令する。
何故そうならないようにもっと強く親方様に言えなかったのか、と半兵衛は秀吉に言うのだが、それは到底無理な様子、半兵衛様もお察しくださいね。
そうだ、という事で、北国には出向くものの勝家を怒らせて、戦う前に「帰れ!」という言葉を言わせてしまう、秀吉たち。
勝家がそう言ったのだから、とさっさと帰ることに成功するのだが、これが信長を怒らせてしまうことになる。
猿め~
六平太曰く、これでみんなの首が飛ぶことになるよ。
って、どうなってしまうんでしょう!!
千代の二人の義母が揃って針仕事での登場。
何だかしっとりと美しい光景だな、と思いました。
現実ではあんな風にはいかないかな~とか、また余計なことを考えてみたりしていました。
なかさんとか、あんな感じのお義母さんがちょっと混じってくれた方が、より現実的ですねー。
「功名が辻」公式HP
毎度、千代の生まれ故郷です。「滋賀ガイド」
演技なのか
秀吉は"人たらし"ですからねぇ・・
自分の思い通りにするためには
泣くし土下座するし・・。
これで出世してったといえるんぢゃ
ないですかぁ?ワタシが三傑のうち
秀吉に好感を持てないのはその辺り
なんですが・・この時代には仕方の
ないところなのかな。
姑と義母が揃って針仕事・・
いいシーンでしたよね。
当方のTBURLは
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200604300001/
でもあのふたりこそいつも千代を支えてくれるステキな言葉をかけてくれますよね~!
今回もなかなか感動的なセリフでした。
あとは、副田氏がとてもイイ人そうなので安心しましたよ!
>これは本当に思っていることなのか、演技なのか、猜疑心が出てしまう・・・のは、私だけ?
私もです。この人本心から言っているのかな~とつい疑ってしまうんです
あの人の心を掴む術があったから出世したのですよね。
>女の子が産まれたと言うことに、嬉しいながらも落胆の色は隠しきれないような一豊だった
わかりやすい一豊さまの反応でしたそういう時代だったからこそ六平太の言葉に余計に感動です。
信長怒ってましたね~。怖い怖い。
とってもキラキラしてました☆
濃姫、いいこと言ってましたよね。
でももう信長は誰にも止められない……。
お怒りのご様子、わたしも怖かったです~
いつもありがとうございます!
懐かし世代ですか!(笑)
こうやってブログを通じて
みなさんと共感し合えるのって素晴らしいですね。
BGMとは、さすがさくらこさん!
するどい視点ですね。
なるほど~!
そんな見方もできるのですよね。
参考になります。
さて、来週は、いかがなりますか!
楽しみです!
【さくらこさんトコの今週のなるほど】
「感動創造」のコメントと重複するようですが、
>秀吉の母の登場以来、人の初登場のシーンのBGMが結構気になる私であります。
なるほどねェ~ たしかに角度を変えた見方だなぁ~(⇒なかが初登場したときも言ってましたね、さくらこさん)
それと
>千代の二人の義母が揃って針仕事での登場。
何だかしっとりと美しい光景だな、と思いました。
僕は、このシーンはすごく「なごみ」を感じました。。何か上手く言えないんですが、すごく「いいシーン」でした
また、法秀尼がいいこと言うし。。
「乱世の世、平凡に生きられる以上の幸せはない」
ってね
これを佐久間良子が言うから、また「深~み」があっていいんでしょうねェ~
お玉の登場、まさにキラキラな感じでしたね!
僕はBGMは意識して聞いていなかったのですが、そのイメージがぴったりだったのではないでしょうか。
お玉さんは上品な感じがして、とても華やかに見えましたね。
今で言えば、神戸に住むお嬢様、といったところでしょうか・・・。
現実には絶対に(笑)いないであろう、やさしい法秀尼と叔母。
特に法秀尼の言葉はジーンときました。
その後ブログのご機嫌はいかがでしょうか。
秀吉の人たらし、泣かせて見せようホトトギスですね~。
本当に人の気持ちの中に入っていくのに長けていたんですね。
後ろ向いてってしているみたいなところがちょっと気になりますね。
彼は彼で、そういう処世術を見につけていかねばならない苦労があったのかも。
針仕事をしている義母二人。
素敵なひと時でしたね。
だんな様が長い留守でも、千代は幸せ、安心ですね。
(正確にはきぬさんは義母というのではないんですね)
どちらもいつも千代にとって素敵な言葉かけをたくさんしてくださっていますね。
千代もそんな二人の言葉をどんどん吸収して賢い女性になっていくような気がします。
あと、六平太も心強い存在ですね。
お~い、一豊さ~ん、がんばって~。
副田さま、いい感じじゃないですか。
好きですね、ああいう優しい人。
このままずっと幸せでいて欲しいんですけどね~・・・。
←ミチさんにおまけです。
これからの季節、日焼けに注意ですよ。