「命拾うたぞ!」
「お命の持ち帰りこそ功名の種にございます♪」
重症を負い、かなり危険なしんがりを務め生還した後、一豊と千代が微笑み合いながら初めて交わした言葉です。
「功名が辻」が始まるまでの予告編で何度も流れていた場面ですね。
腕に巻いた願掛けの手ぬぐいを嬉しそうに見せる千代。
なのに、なのにですね。
信長軍が朝倉攻めで越前に向かう直前、浅井長政が裏切り背後から攻撃をしかけるという「袋のねずみ」という危機に陥るところを、実妹・市からの暗号で知った信長は、すぐに金ヶ崎城を撤退して京に向かうことになりました。
秀吉は他の誰もが引き受けようとしなかった、とても危険な役「しんがり」を買って出、信長や他の重臣たちが先に出発するところを次々と見送ります。
「しんがり」とは、味方を無事に撤退させるために、最後までその場にとどまり、敵を引き付けながら戦い抜く、死を覚悟した役目なのです。
秀吉から「我が軍の軍神」とまで言われていた一豊は、先週に引き続き顔に重症を負い、話す事もままならず戸板に転がったまま、どう見ても軍神どころか、秀吉軍の足手間問いにしか思えない状態。(おいおい)
竹中半兵衛の提案で、城にかがり火を焚き今も城にいるかのように見せかけて、夜のうちに城を出た秀吉軍。
途中何度も敵の襲撃に会い、そのたびに運んでいた一豊を戸板ごと下に降ろしては戦う状態。
敵に囲まれ、とうとうこれまでと、一豊は自害する決意をします。
その時、鉄砲の音が!
家康軍が戻ってきて助けてくれたのです
京へ無事生きてたどり着いた秀吉軍は、信長に労いの言葉を掛けられます。
そして、先の朝倉攻めで三段崎の首を討ち取るという功名をたてた一豊は、二百石に加増されることになったのです。
・・・ですが!
信長に
「ありがたき幸せにございます」
と言っているつもりが、まだ顔の傷で何言ってるんだかよくわかんないんですよ~
「あり#%&”$%き#”’@にごだい#’」 ???
おいたわしや、一豊様。
(でも個人的には、こんなぼろぼろでむっさらこい上川さんはですよ~)
一方、千代は家に立ち寄った六平太から、一豊が負傷もし、とても大変な状況であることを知らされ、いつもに増して夫の無事を祈ります。
運を信じて祈ること。
それしかない、と六平太の言葉。
それは一豊に首を討ち取られた者の妻子とて同じなのだ、と言う事も。
その後、一豊の家臣・新一郎が、大急ぎで一豊の無事と石高が上がったことを知らせに来て、ほっと安堵する千代なのでした。
数日経ち一豊の傷が癒えた頃、織田軍が借りている寺の一豊の所に、突然小りんという娘が現れます。
大和から伯父を探してやってきたとの事。
これは真っ赤な嘘、この娘は実は六平太と同じ「忍び」だったのです。
六平太は密かに浅井久政から信長を討つように任命されていました。
どうやら娘はその仲間だったようです。
一豊(でなくても良かったようなのですが)を誘惑し、気を許したところでこれからの信長軍の動きを探ろうとするのが目的のようでした。
大胆な誘惑に負けてしまった一豊は、娘ととうとう一夜を共に過ごしてしまい、その翌朝、岐阜に戻るということ、その経路までうっかり娘に言ってしまうのです。
六角の鉄砲の名手と共に千草峠に潜み、信長を待つ六平太。
ただ六平太は、その名手にわざと外す様にと言うのでした。
冒頭「忍び」というものは忠義でなく報酬によって動くもの、という解説がありましたが、こんな六平太の行動は、果たして許されることなのかな~。
気になりますよ。
気になると言えば、育ての親でもある家臣の吉兵衛と新右衛門が、一豊の浮気をにこにこと奨励しているようなあたり。
側室を持ちお世継ぎをたくさん残したい、というのが当たり前の時代だから?
千代のことを大事に思う気持ちは彼らとて同じなのに、やはり時代の違いの一言に尽きるのでしょうか・・・?
家に帰った一豊は、その夜千代に申し訳ない気持ちから心が痛みます。
土下座しながら正直に自分のしてしまった千代への裏切りを話すのですが・・・。
次回
「小りんなんて、おかしな名前~っ」
に続く
ちょっと追記です・・・
いつも自分の所では話の筋を辿るので精一杯。
皆さんとコメントし合いながら、やっといろんな思いが書けるようになってきます。
他の方のブログでコメントさせていただいたこれが、今回の話での自分の感想だったかな?
と思い、思い切って追記してみました。
既に読まれた方は気がつかないと思いますが、今からでもどなたかの目には留まるでしょう。
今回は一豊の家臣二人の浮気推奨的な態度、これが一番の「え!?」でした。
時代が違うとそんなもん??
吉兵衛さん、いつもの調子で諭してよ~とか、新右衛門だって、奥さんLOVEだったでしょ!?とか。
なのに、推奨ですか!?って。
あの二人は政略結婚ではなかったから、余計に強くそういうこと思ってしまったんですよね。
あと、出世する者とは実は人の命を多く奪っているもの、という図式も、考えてみるとあの時代は結構怖い世の中だったわけですね。
「功名が辻」公式HP
千代の生まれ故郷です。「滋賀ガイド」
「お命の持ち帰りこそ功名の種にございます♪」
重症を負い、かなり危険なしんがりを務め生還した後、一豊と千代が微笑み合いながら初めて交わした言葉です。
「功名が辻」が始まるまでの予告編で何度も流れていた場面ですね。
腕に巻いた願掛けの手ぬぐいを嬉しそうに見せる千代。
なのに、なのにですね。
信長軍が朝倉攻めで越前に向かう直前、浅井長政が裏切り背後から攻撃をしかけるという「袋のねずみ」という危機に陥るところを、実妹・市からの暗号で知った信長は、すぐに金ヶ崎城を撤退して京に向かうことになりました。
秀吉は他の誰もが引き受けようとしなかった、とても危険な役「しんがり」を買って出、信長や他の重臣たちが先に出発するところを次々と見送ります。
「しんがり」とは、味方を無事に撤退させるために、最後までその場にとどまり、敵を引き付けながら戦い抜く、死を覚悟した役目なのです。
秀吉から「我が軍の軍神」とまで言われていた一豊は、先週に引き続き顔に重症を負い、話す事もままならず戸板に転がったまま、どう見ても軍神どころか、秀吉軍の足手間問いにしか思えない状態。(おいおい)
竹中半兵衛の提案で、城にかがり火を焚き今も城にいるかのように見せかけて、夜のうちに城を出た秀吉軍。
途中何度も敵の襲撃に会い、そのたびに運んでいた一豊を戸板ごと下に降ろしては戦う状態。
敵に囲まれ、とうとうこれまでと、一豊は自害する決意をします。
その時、鉄砲の音が!
家康軍が戻ってきて助けてくれたのです
京へ無事生きてたどり着いた秀吉軍は、信長に労いの言葉を掛けられます。
そして、先の朝倉攻めで三段崎の首を討ち取るという功名をたてた一豊は、二百石に加増されることになったのです。
・・・ですが!
信長に
「ありがたき幸せにございます」
と言っているつもりが、まだ顔の傷で何言ってるんだかよくわかんないんですよ~
「あり#%&”$%き#”’@にごだい#’」 ???
おいたわしや、一豊様。
(でも個人的には、こんなぼろぼろでむっさらこい上川さんはですよ~)
一方、千代は家に立ち寄った六平太から、一豊が負傷もし、とても大変な状況であることを知らされ、いつもに増して夫の無事を祈ります。
運を信じて祈ること。
それしかない、と六平太の言葉。
それは一豊に首を討ち取られた者の妻子とて同じなのだ、と言う事も。
その後、一豊の家臣・新一郎が、大急ぎで一豊の無事と石高が上がったことを知らせに来て、ほっと安堵する千代なのでした。
数日経ち一豊の傷が癒えた頃、織田軍が借りている寺の一豊の所に、突然小りんという娘が現れます。
大和から伯父を探してやってきたとの事。
これは真っ赤な嘘、この娘は実は六平太と同じ「忍び」だったのです。
六平太は密かに浅井久政から信長を討つように任命されていました。
どうやら娘はその仲間だったようです。
一豊(でなくても良かったようなのですが)を誘惑し、気を許したところでこれからの信長軍の動きを探ろうとするのが目的のようでした。
大胆な誘惑に負けてしまった一豊は、娘ととうとう一夜を共に過ごしてしまい、その翌朝、岐阜に戻るということ、その経路までうっかり娘に言ってしまうのです。
六角の鉄砲の名手と共に千草峠に潜み、信長を待つ六平太。
ただ六平太は、その名手にわざと外す様にと言うのでした。
冒頭「忍び」というものは忠義でなく報酬によって動くもの、という解説がありましたが、こんな六平太の行動は、果たして許されることなのかな~。
気になりますよ。
気になると言えば、育ての親でもある家臣の吉兵衛と新右衛門が、一豊の浮気をにこにこと奨励しているようなあたり。
側室を持ちお世継ぎをたくさん残したい、というのが当たり前の時代だから?
千代のことを大事に思う気持ちは彼らとて同じなのに、やはり時代の違いの一言に尽きるのでしょうか・・・?
家に帰った一豊は、その夜千代に申し訳ない気持ちから心が痛みます。
土下座しながら正直に自分のしてしまった千代への裏切りを話すのですが・・・。
次回
「小りんなんて、おかしな名前~っ」
に続く
ちょっと追記です・・・
いつも自分の所では話の筋を辿るので精一杯。
皆さんとコメントし合いながら、やっといろんな思いが書けるようになってきます。
他の方のブログでコメントさせていただいたこれが、今回の話での自分の感想だったかな?
と思い、思い切って追記してみました。
既に読まれた方は気がつかないと思いますが、今からでもどなたかの目には留まるでしょう。
今回は一豊の家臣二人の浮気推奨的な態度、これが一番の「え!?」でした。
時代が違うとそんなもん??
吉兵衛さん、いつもの調子で諭してよ~とか、新右衛門だって、奥さんLOVEだったでしょ!?とか。
なのに、推奨ですか!?って。
あの二人は政略結婚ではなかったから、余計に強くそういうこと思ってしまったんですよね。
あと、出世する者とは実は人の命を多く奪っているもの、という図式も、考えてみるとあの時代は結構怖い世の中だったわけですね。
「功名が辻」公式HP
千代の生まれ故郷です。「滋賀ガイド」
六平太の存在はいつも気になりますね。特に、今日の彼のセリフは胸に残りました。命のやり取りをする戦さ場では、その帰りを待つものの立場は一緒なのですものね。
しんがりだと聞かされた千代の悲鳴、
ちょっと笑ってしまいました・・・(苦笑)
あの悲鳴、無理があるような。
それと、千代のあまりの天然ぶりにも爆笑してしまいました。
心の痛みと心の臓の痛みを勘違いするとは・・・。
乱世の世、複雑ですね。
一豊も千代も、決して戦が好きなわけではないのに、自分が生きていくために相手の命を奪う、という事はは仕方がないことなのでしょうか。
六平太の言葉は心に残りました。
なんて硬いお返事ですが、うん、今回も面白かったですね^^。
千代の台詞やリアクションは毎度面白いですね^^。
天然だけど賢い、憎めない人ですよね~。
記事にも書きたくなってしまったのですが、次週予告の第一声も、何だか笑えてしまいましたよ。
「しんがり」というものがいかに大変なことなのか、千代もちゃんと分ってるんですね。
というか常識だったのかな?
私は解説がなければ大変さもあまり分ってませんでした。
見てたのはホントですよぉ(苦笑)
記事に書いたシーン以外は怪しい
んですよ。小りんって何しにきた
の?って感じだし・・。
土曜日にもういちど見ないと・・
しかもカワユイ!
寝返りを打つタイミングでさりげなく一豊の上へ手を・・・
こっちがドキドキといたしました。
直ぐ横で新衛門と吉兵衛が空いびきをかいているというのに・・・
家に帰ったら同じスタイルで一豊と千代が寝ていて
千代の手が一豊のうえに・・・・
次回が少し心配です。
今回は布団シーン(ベッドシーンの和風)ばかり書きに来てしまいました~
上川さんのあの喋り方は上手かった!
左頬に何かを詰めて喋りにくくしていたのか、徐々に喋れるようになるのも上手いし、さすがだなぁって感心していました。
今回に限っては男性と女性の視聴者で意見が分かれるかもしれませんね~。
流して見ただけであれだけ書ければ上出来ですよ~!!
見てて聞き取れなかったり、意味の分らない単語とかもありますよね。
私なんて真剣に見てからもう一度ビデオで確認・・・でもこの程度です。
もう少し明瞭簡潔に書きたいですね。
小りんとのシーンより、千代とのシーンの方が私はドキドキしてしまいましたよ~。
寄り添ってるだけなんだけど、台詞がちょっとリアルだったもんで・・・
こういうの、一人で見てる分にはいいんですよ。
家族が一緒だとなんか恥ずかしいですよね。
原作はもっともっと細かな心の葛藤やあたりの描写が描かれているらしいですね。
何だか読んでみたくなりました。
吉兵衛&新右衛門は面白かったけど、何で?って言うくらい浮気を推奨してたところが凄く気になってます。
小りんはこれからも何度も登場するのかな。
したたかだけど、あどけなさも十分残っているような女の子でしたね。
ミチさんの記事を読んで、要点を逃さずかつ面白くまとまっているな~!!と感心しきりでした。
上川さんのしゃべり方、本当に上手かったですね。
怪我が癒えるにしたがって、少しづつ言ってることが分ってくるあたりの微妙な変化。
でも、あんなに大怪我だったのに、結構直るの早かった気がしています。
男性から見たらどうなのかな~。
浮気を告白するような正直すぎる態度はいかがなものか?・・・のあたりは誰が見ても思うことは同じかも。
ああいうところで計算づくで上手く立ち振る舞うようなことが出来ない真面目さが、一豊の長所でもあり短所でもあり、というところでしょうか?