日頃のあれこれ

日頃の思いやマンション管理について書いてみます もうすぐ禁煙も11年を迎えます。

かかりつけだったお医者様が亡くなられた。

2013年08月19日 | 日頃思うこと
 長年悩んだ腎臓結石を的確な処方でほぼ解決してくださり、
一時はダイエットアドバイスももらって実際に痩せたこともある
(脳出血後の食べまくりでまた太ったが)
お世話になった先生が8月16日、食道がんで亡くなられた。
50代後半のはず、まだ若いのにと思う、お世話になりました。
心からご冥福をお祈りいたします。
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風立ちぬを見て つづき

2013年08月19日 | 日頃思うこと
風立ちぬを見て

 美しさと切なさと技術屋の一途さを理解する女性のいじらしさ、、、
 1920年から戦争に向かっていく重苦しい日本の中で、こういうことも
 あったのだろうなと思わせる写実的な絵、ところどころ、一瞬だけ描画される
 いろいろな芸術、魔の山の寓意、冬の旅、ドイツリートなど、
 舞台設定が、帝大生、上流階級の令嬢という細雪に出てくるような背景で
 十分ファンタジックを味わい、美しさ、はかなさ、などなど、大変感動したので 
 ほかの人は、、と思ってレビューを見て絶句。なんで低評価があるの?

 ・子供がわからない、、、 
  (そりゃ無理、堀辰雄 風立ちぬに対するオマージュを理解できるはずがないし
   最低堀辰夫を読める程度の読解力は必要でしょ。子供向けでないと
   いろいろ書いてあるんだから、子供を連れてくるな!と思うよ。

 ・何を言いたいのかわからない?
  (説明はほぼ省略されているので、時代背景とかあの当時の飛行機について
   知ってないと??はでますが、ある種の常識かも、、でも沈頭鋲はしらないよね。
   マニアックな部分はあります。でもね、これ全体がある種の「詩」です。
   堀辰夫に文章は全体で「詩」の散文化だと思うが、、、そこよめないか?
   堀辰夫を読むよりわかりやすいが、、、


 ・がしかし、それより驚くのは、高い評価をしている人を関係者のステマだとか
  騙されるなとか、悪口雑言の嵐、、、
  (書いている人の人格を疑います。)

 ま、しかし、素晴らしい映画であると認める人も多数なので、そっちに一票です。  
                  
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風立ちぬを観た。

2013年08月16日 | 日頃思うこと
風立ちぬを観た。

叔父、叔母が結核で若くして世を去ったことを、親から聞かされた世代、
まだ「結核病棟」が残っていた子供のころの想い出、、田舎で育ったので
絵も、なじみのある風景、そういう世代(50代後半以上か)で、歴史や
小説をたくさん読んでいる人は、説明不要で感動できると思います

わからないとか、いろいろ批判もあるみたいだが僕は素直に感動した。

今の価値基準で判断できない時代、そのころのことを知ったうえで
見るべき映画だと思う。

映画館で泣くことはまずないのですが、最後で涙が流れて、、ハンカチが必要でした。

自分の経験や身内があの時代を生きていて、その話と歴史的背景をフラッシュバックさせて見ることができるなら、美しい、、そして切ないくらいまっすぐな生き方を、感じられると思います。ということは歴史背景や結核のこと、当時の医療状況、ナチスの台頭とドイツ上流階級の対立など、伏線になっている膨大な事実を知らないとなんのことかわからない絵が多数あります。かなり予備知識が必要だということです。子供向けではありませんし、万人向けでもありませんが、僕は美しさと切なさとあの圧迫された時代で、まっすぐに生きることを味わえたので、よかったと思います。

終戦の日に見てよかった。いい1日だった。
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