日頃のあれこれ

日頃の思いやマンション管理について書いてみます もうすぐ禁煙も11年を迎えます。

睡眠時無呼吸症候群 検査入院の記

2008年10月11日 | 日頃思うこと
行ってきました、「睡眠時無呼吸症候群」の精密検査。
場所は「神奈川県立循環器呼吸器病センター」(横浜市金沢区能見台)
日程は2泊3日が原則。「事前に入浴を済ませてきてください」とのことでシャワーして出かけた。

1日目 14:00に入院手続き。さっそく病室に案内される。
通りすがりの病室をチラ見するが、「お年寄りばっかり、、、」
NEKO2みたいな若い?人、いないよ、、、、

「着替えてお待ちください」とのナース(みんな可愛い!よ)に言われてパジャマに着替えてベットで待つ。(パジャマ+病院のベッド=病人!の気分)

部屋は一番南側の2階個室。トイレ、冷蔵庫、専用エアコン、電話、ロッカー電動ベッド、洗面台(というか流し)、テレビ、ラジオ付きだった、(ただしTVは有料(高価!30分100円、ラジオは専用イヤホン540円が必要;ぼったくり。(怒))待ってる間に、テレビカード、ミネラルウォータを2本買ってきた。(あとでわかるが、これが大正解)

待つことしばし、検温、血圧測定、血中酸素濃度の測定。
今夜から行われる検査の説明。IDのためのリストバンド(自分では外せない)をつけられて、いろいろ承諾書にサインさせられる。でもとても親切でありがたかった、、(退院までみんな看護師さんは親切で優しかった、、◎!)

「体中電極だらけになるので、「シビン」で小用を足してくださいね」と言われる。(シビン、どうやって使うの?と聞いて、立って使ってくださいって言われた)(立って使えるならトイレにも行けるやん、とNEKO2は思った。(これ、正解だった)個室なのでトイレも付いているのです。

15:00ころから1時間半くらいかけて、体に16点の電極を取り付けられ、包帯で、顔をぐるぐる巻きにされ、事故での入院患者みたい。おまけに体に数十本のケーブルがぶら下がり、その端末ボックスを肩にかけて歩く!(というか動こうと思えば動ける)。ま、とってもみられたもんじゃないので、その後、病室の外には出なかった。
これに、測定用のマスターケーブルをくっつけられたら、リモコンが付いた人間みたい、、、(ケーブルを引きずって動きます、、、)
テレビカードと水を買ってきたことはほんとによかった。

午後6時 夕食。カニ玉と、ご飯、煮物、オレンジ、、味はまあまあですが、真面目に作ってあり、容器の工夫であたたかくいただけます。感謝して食べました、、が、顔中包帯だらけで、口がうまくあかない、無理やり開けて食べたけど、かなり口の周りの包帯にしみて、汚い、。長期間これだったら、たまらないと健康がいかにありがたいか、もうこの時点で、身にしみ始めた。

午後7時 主治医が登場 検査の説明と、レクチャー。(軽ければ、明日でもう退院、治療はなしになるけどNEKO2さんは、そういうことはないと思いますので、、と、、重症予測のお告げ!!!))

午後9時 いよいよマスターケーブルがつながり、「ではお休みください」で部屋は真っ暗、測定開始。でもねえ、9時だよ9時、そう簡単に眠れるかっつうんだ。と思って持ち込んだプレーヤで、音楽(バッハなど聞いておりました)を聞いておりますと、不思議、「寝た」ようです。

しかし、想像通り、早く寝りゃ目が覚める、、夜中に3回くらい目が覚めて、ケーブルを引きずってトイレに3回、、ふう、水も飲みますね、、。

朝5時には目が覚めてしまったのだが、ナースコールするのを遠慮して6時までじっとしていたら、「起きたなら看護師を読んでマスターケーブルをはずしてもらってください」といわれてしまった。

「かなり無呼吸が出ています、酸素濃度も低いです」と検査技師さんからいわれ2泊3日が決定。前々から、この日の昼間は何もないなら出かけたいと言ってあったので、電極を付けてあったペースト糊をシャワーで落としたいと看護師さんにお願いし、特別にお許しをもらって、シャワーを浴びた。(あとから聞いたけどこういうの特別待遇でほんとはダメなんだって、、、)

朝7時 朝食 ハム2枚のソテーと、アスパラ+ミックスベジタブルのソテー肉じゃが、味噌汁、牛乳。これも温かい。ありがたく頂く。

朝8時30分に主治医から「外出許可しますが、9時過ぎになりません?」と言われたが、それでは約束に遅刻なので、「戻ってきて、それで2日目なしになってもいいので許可ください」といって、ささっと着替えて外出。

個室で、検査だけという一夜でも、自分の好きなことはできないし、
種々、束縛がある、部屋から出られない、、などなど、、で
「いやー娑婆の空気はいいねえ、、」、とたった1夜で健康のありがたみを感じたNEKO2でありました。

14:00 約束どおり、病院に戻る。ナースステーションに「戻りました」を言いに行ったが、会議中みたいで、外にいたナースに伝言をお願い。

14:30 再び、検査のための電極つけが始まる。今日は、C-PAPという
ある種の人工呼吸器をつけて、再度睡眠時無呼吸の検査を受ける。
そのため、鼻にマスクをつけ機械をつないで呼吸練習。その後、再び
電極をつけ、包帯でぐるぐる巻きになる。終わったのは今日は16:30頃。

17:00 看護師から、「先生と話されました?」と聞かれたが先生は登場せず翌日、まとめて説明ということになった。

19:00 今日の夕食はさわらの再京焼、ベーコンポテト、柿、おいしかったけど量が少ない。ま、一食260円でやれってんだから、出すほうは大変だと思う。改めて感謝でいただいた。昨日の経験から、包帯をずらして無事完食。

21:00まですることなし、2日目になると慣れてきて、TV見たり写真撮ったり、ハッキリ言って「ヒマ」 個室なので、携帯などいじってましたが、、暗めなので、本を読むのは夜は不向き。寝てしまっては検査にならずでうたたねしないよう、努力。

21:00 鼻に呼吸マスクも付けて、睡眠検査開始。鼻が詰まってたらだめで点鼻薬をつけて、装着。空気圧をかけて寝る。眠り込んだら、空気圧を調整し無呼吸が出ない点を探すとのこと、寝入りばなは低圧だったのですぐ寝込んだ。なれれば(2日目だよ)9時に眠れる。

ところが、仰向けに寝ると、無呼吸が消えず、消すために遠隔操作でかなりの高圧をかけられて、思わず覚めてしまった。けっきょく、背中に毛布を丸めてしょい、仰向けになれないスタイルで、寝ること、、、、これがちょうど午前0時くらい。で、すぐに寝たみたいです。

午前4時15分。パカッと目が覚めたので、今日は迷わずナースコールを押してケーブルをはずしてもらい、電極だらけではあるが、動ける形に。。。。
よく寝たのか、全然眠くない。TVを見て夜明けを待つことに、、、

で、朝6時ころ、検査技師の方が来て、電極も外され、普通のNEKO2になった。
ただ、電極をつけるのにペースト状の薬品を使うので頭がごわごわ、、
拭いてもらったけど、まあ、帰宅してからシャワーとあいなった。

午前7時 朝食 ご飯 わかめと豆腐の味噌汁 ナスのそぼろ味噌 野菜の煮物 牛乳。温かい、よく味わって食べるとおいしい。感謝。

午前9時過ぎ、主治医から説明。機械なしの状態だと、重症の睡眠時無呼吸症。低酸素状態が寝ている間の47%! 内臓に障害が出るか、もう出ているかもと言われた。機械をつけて寝た結果は0.1%と劇的改善。道理で眠くない。深い睡眠も以前より劇的に多くなっていて、「よく寝ている」状態。

で、在宅でこの療法を受けることになった。主治医から処方しておいたからメーカーから連絡が行きます、、とのこと、でもいつとは言われなかった。

で、退院手続きをし、看護師さん達に御礼を言って無事退院。午前10時30分過ぎ。たった2日3日ではありましたが、自宅で過ごせる幸せをしみじみ味わえました。また、看護師さん達の心づかいにも感動しました。いろいろな意味でとても勉強になった入院でした。

あそうそう、最後に、主治医、検査技師、看護師、全員に言われたこと。

「まずは痩せましょうね、体重落としましょうね、ダイエットしましょうね」

でございました。心を入れ替えて、ダイエットをしようと反省した2日3日でもありました 。

                                   以上

コメント
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