日頃のあれこれ

日頃の思いやマンション管理について書いてみます もうすぐ禁煙も11年を迎えます。

いい言葉

2005年06月08日 | 日頃思うこと
先日、ある記事を(何だったか忘れたが)読んだとき、下のような言葉が記されていて
感動もし、考え込みもした。

「つらいことが多いのは感謝がないから」

「苦しいことが多いのは甘えがあるから」

「悲しいことが多いのは自分のことしか考えないから」

「行き詰まりが多いのは裸になれないから」

至らぬ己の反省とともに、旧日本海軍で創始され、アメリカの海兵隊にも
日本の自衛隊にも受け継がれている「五省」を思い出した。

「五省」

五 省

● 至誠に悖るなかりしか (真心に反する点は、なかったか)

● 言行に恥ずるなかりしか(言行不一致な点は、なかったか)

● 気力に欠くるなかりしか(精神力は十分であったか)

● 努力に憾みなかりしか (十分に努力をしたか)

● 不精に亘るなかりしか (最後まで十分に取り組んだか)

 1日の仕事を終え、ホッと一息つきながらもその日を振り返
り、「あの時こうしておけばよかった」とか「もう少し頑張れ
たはず」など、考えることがある。その際の自己に問いかけるもの
として、昭和7年、当時の海軍兵学校長 松下元少将が創始したも
のとのこと。松下校長は兵学校生徒の訓育を重視、日々の各自の行
為を反省させて明日の修養に備えさせるため、五か条の反省事項を
考え出し、これを日々生徒に実施させた。

その方法は、毎晩自習終了時刻の5分前に、当番生徒が「五省」の
五項目を問いかけ、各生徒は姿勢を正し、瞑想しながら心の中でその
問いに答えながら、今日一日を自省自戒するというものであった。

 終戦により兵学校は閉校され、陸海軍に関するあらゆるものが歴
史の表舞台から消されたが、「五省」に関しては例外であった。
戦後、来日した米国海軍のウィリアム・マック海軍中将が「五省」
に感銘を受け、アナポリス海軍兵学校に持ち帰り、翻訳させて現在
でも教育に利用されている。また、海上自衛隊幹部候補生学校でも
海軍時代の伝統を受け継ぎ、学生たちは兵学校時代と変わらぬスタ
イルで毎晩自習終了後、五省により自分を顧みて、日々の修養に
励んでいると聞いている。


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