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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

不思議100話 第6話 祖父の客人

2007-07-16 21:38:28 | 不思議100話
こんばんは。

tomoです。

以前書いたとあるブログをやはり非公開にしなければならないほど、瘴気漂うものにしてしまった時に書いたデータです。

母方の祖父は大層な酒飲みでした。勿論、米農家の庄屋で、本家。もう、こうくれば、代々呑み放題の輩しかいません。
とある私の曽祖父は、大黒帳を片手に小作料を取りながら自分の敷地内を周り、半年呑んで呑まれて、小作料を取りにいく旅までしていたそうです。

で、祖父。いつのことか、祖父が酒を飲もうと野良から帰って晩酌の準備をすると、必ず客人が来るようになりました。どこそこの新しく来た奴らしい。で、そいつが、呑んだ時に一緒に話をする話が大層面白かったんだそうです。

毎晩。しかも、祖父が思い切って美味しい酒をこっそり飲もうとすると、

「ごめんくださぃ。」

との声。余りに楽しい会話に祖父もよくその人と飲んでいたそうです。




ところが、ある日、そいつを昼間思い出し、会いに行こうと祖父がした時、その該当する家にその方はいませんでした。
その晩、祖父は、

「嘘つきめ」とからかいながら酒を飲もうと思ったが、その日に限って来ず。

そして、それから毎日来ませんでした。


祖父はその人が誰だったか結局分からず仕舞。しかも、本家ってのは、四六時中客が飲みに来るので、構っていられませんでした。




で、ところで誰だったんですかね。
私が幼い時の記憶ですが、祖父が向こうの部屋で一杯呑みながら、

「あんたは面白いねぇ」

って、誰かに言いながら喜んでた記憶があります。
が、誰だかは私も分かりません。


昭和って不思議な時代でしたね。


tomo
コメント (3)
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お金とお盆

2007-07-16 18:49:05 | 2回目のステップアップ
こんばんは。

tomoです。

台風の影響で、7時間も昼寝して寝ちゃったわ。(_| ̄|○)

ところで、夢バクさんのコメントで思い出したことがあります。
先日、怖い話を読んでいて、亡くなったお父さんの棺おけに、現金を入れたおじさん達がいて。そして、何も知らぬ娘さんのところにお父さんが出てきて、

「おじさんがお金入れてくれたから、あの世とこの世の定期券を買った」

という話がありました。

今回、盆で帰ってきた人数が多かったので、やっぱ考えたのです。現金って要るのかしら。持ってったら、あの世で、好きなもの(亡父と言えば、とんかつ)買えるのかしら。

馬に乗せてみようかしら、尻尾にくくってみようかしら。とんかつだって、1000円くらいあれば、皆で何か買えるでしょう?って。



で、招来棚の前で考え込んでいました。
見た感じは、一心不乱に祈る私。で、頭の中はいかに銭を持たせるか。送り火で焼いたらまずかろう。でもいいのか。ハムカツくらいなら、1000円で9枚程度買える。うーん。いいよなぁ。


突然パーンチ!(o゜Д゜)=======O三★)゜◇゜)三★))゜□゜)三★))゜○゜)

食らいました。FROM母です。
邪な気持ちが見えたようです。
主人には言っておきました。

「私がもし先なら、盆にはハムカツでね。」

特急券や定期券はいいけれど、たまの買い食いぐらいさせてやりたい・・・・・


tomo@煩悩がまた増えてきました_| ̄|○

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東京のお盆終わり

2007-07-16 10:41:03 | 2回目のステップアップ
こんにちは。


tomoです。

あんまり変なのが見えなくなったと言いながら、今回のお盆は台風付ですごかったですね。いやー、旅行に行こうかと思っていたのですが、きつく止められました。

で、盆だから、実家に行ったのですが、息子Bがお化けがいると申します。

あまりにその物言いに頭にきて、

「こら!あなたにはお化けかもしれないけれど、私にとっては大事なお父さんなのよ。たわけたこと言わないで頂戴。」

と一括した後、よく見ると、


諸星大二郎って絵を描くのうまいですよね。あんなチャイニーズの服を着た変なのが2名いて、仏壇に向かって座る変なのがいました。

親父ですか?祖父と祖母と、祖父の前妻さんと車座に座って話をしていて。


流石に私はその、仏壇に向かって座る変な干からびたおじさんを何とかするのに疲れました。今日は、送り火ですから、威勢良く、きゅうりの馬に乗せて心地よく、早馬で帰そうと思っています。

しかし、盆のナスの牛、きゅうりの早馬。母が、器用にしっぽをとうもろこしのひげで作ってあって、なんと言うか、


「面白そうだったから自分も作ってみたかった」

です。子供の頃はしょっちゅう作ってました。
しかも母のきゅうりの馬は、お尻がきゅっと上がっていて、それはセクシーで。
絵描きの作る馬と、単なる音楽屋の作る馬の、躍動感の違いに、己を知った盆でした。


いやー、台風の低気圧にも疲れましたが、それ以上に、帰ってきた祖先と、付随物に悩まされました。


ちなみに、白狐さんは、社が心配なのか、「旅行に行くな」と言い残して、ご自分の社に取っ掛かりきりでした。
ある意味、人間性を感じました。


tomo
コメント (3)
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