「ありがとう台湾」 江ノ電・鎌倉駅長の張り紙に台湾の人々が感動
中央社フォーカス台湾 1月9日(土)13時36分配信
(台北 9日 中央社)東日本大震災に対する台湾からの支援に感謝を伝える江ノ島電鉄(江ノ電、神奈川県)の鎌倉駅長の張り紙が、台湾で感動を呼んでいる。
貼り紙には中国語で、「台湾の皆様、ようこそ鎌倉へ」という歓迎の言葉に加え、「(東日本大震災における)大きな恩は永遠に忘れません。ありがとう、台湾!」と、当時約200億円の義援金を日本に送った台湾への感謝の気持ちが書かれている。
8日、フェイスブックに貼り紙の写真を投稿した台湾のインターネットユーザーは、「見た瞬間泣きそうになった」とつづっており、これをシェアした台湾大学付属病院の婦人科医も、「何をしてあげたか自分がとうに忘れてしまっていても、そのことをずっと覚えていてくれる友人がいる。ありがとう日本」とコメント。この医師の投稿は9日午後1時半までに1700件を超える「いいね!」を集めている。
江ノ電は2013年4月、台湾鉄路管理局と観光需要拡大を目的とした観光連携協定を締結。同5月からは台鉄の平渓線との間で、一日の乗車券無料引き換えサービスを実施し、人気を集めている。昨年には台湾観光協会などと共同で製作したプロモーション映像も公開された。