創造的深化

より納得のできる未来を、考えてみるには・・・

安倍晋三の経済政策は不況へと真っ逆さま

2015-10-25 16:34:04 | 経済
アベノミクスは不況へと真っ逆さま
 現在は、言うまでもなく消費資本主義の時代であり60%近くを占める第三次産業と、その消費の大半を担う大多数の低所得高齢者層と低所得非正規雇用者、さらに中層の労働者と一握りの富裕特権階層が主体の経済構造である。これは、税金の負担をそれらの層に増額し、大企業などの上層にしたから上へと金を上げて、上だけで金が循環するようにしては必ず消費は落ち込み、景気はますます失速する。 上層の消費の割合は限られている。景気は失速し、消費が落ち込めば不況になる。当たり前の構造が現政権では理解できない。社会保障の利用層は当然多く、消費の主要部分を占める分野のひとつだ。その社会保障分野は主要産業のかなめともいえる上に、国民の健康で文化的な生活を営む権利を保障し、また人口減少の傾向にあり、労働力の確保の上でも疎かにしてはならない。むしろ、そこにこそ比重をかけるべきであるにも関わらず、企業中心の政策ではこの国はたちまち行き詰まる。金の流れを上層で停滞させて還流を社会全体にやらないとすれば、つとまり企業が肥えて内部流輪でため込んだり、少数の懐ばかりが膨らんで行くような経済政策では。99%が貧困におちいる。こうした高水準の不平等が生み出すものは、士気を失った労働者達による経済の効率性と生産性を一層の下降という結果となる。 経済の負のスパイラルへとはまり込んでしまう。

コメントを投稿