創造的深化

より納得のできる未来を、考えてみるには・・・

耐用年数が過ぎたポンコツ自民党

2015-08-06 16:41:56 | 政治   
自民党政治は最終段階を過ぎてしまった
製造業が中心となった時代に、現在の国家という形が出来上がりました。政財官の癒着の構造が完成したのも近代国家=民主主義=立憲主義という思想が支えたのも、19世紀後半からの西欧社会がリードし、模倣がお得意の日本は、必死でまねてきました。その残党が現在の自民党であり、経団連です。彼らは時代の中心にはもはやいません。実体経済には見合わない政権が、政治を掌握したままでいる。それが今の悪しき政治の現実です。  そして主要尊行はすでに1970年代以降は第三次産業です。その第三次産業は実体のない産業経済を生み出しました。つまり資本主義は、第三次産業もしはその延長上で、その先はない。消費資本主義あるいは超資本主義が産業の最終段階だといえます。この先をどうするかは、産業のバランスを考えた都市づくり、地域づくりに取り組んでいくしかないという必然性があります。
 現在の二次産業の上に成り立っている政治と経団連などの産業界、それを支える官僚は、過去の在り方に憑りついて構築されている、古い政治形態ですから機動性も判断力も持ってはいません。ただ、過去の経験知としがらみで政治をやるしか方法は残されてはいません。それが具体的には、現在の自民党安倍政権の取っている姿です。 つまり、政治はすでに実態の基盤を喪失して、わきへと追いやられて、それが死はい構造にしがみついて、あたかも正当と言い張って政治も経済も回転させるしか手段も方法論も持ち合わせてはいないのです。
 これでは一般大衆は置いてきぼりをくらい、本当は中心であるにも関わらず放置されてしまう。それでは国の政治全体が破綻するのは当たり前です。
 これからの時代は、新しい政治思想を経済と連動させて成り立たせる。つまり全大衆が主役にならないと、産業経済とは連動しません。まさに国民主導の国民主権が、対応した政治の新しい仕組みです。


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