創造的深化

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これからの日本は大衆が時代を先導できる

2015-08-27 11:40:30 | 歴史
これからの日本は大衆が時代を先導できる
 国家主義は、別の言い方をすると全体主義あるいは国粋主義、ナショナリズムなどでいい換えられる。いずれも戦前、戦中の悪しき思想で、戦争を引き起こし個人を虫けらのように扱う絶対権力思想だ。こうした悪の思想など、私たちは戦後70年をかけて徹底的に考えぬき、否定の論拠と思想を構築してきた。ところが、一方ではその全体主義の美酒に酔いしれて、憑りつかれた連中、ずっと権力層に民主主義のベールを着たまま、その全体主義思想を反省し検証することなく温存し、その時が来るのを虎視眈々と狙っていた。 
 しかし、戦後70年は科学の進歩が後戻りなどできないのと同様に、大衆の意識を確実に変え、反省の上に自立し、あるいは民主主義思想や立憲主義思想を身に着け、また自由を享受していた。この内在的には無意識の内に目覚めを享受している大衆は、逆に権力の一方的な横暴や社会悪を認識し、未成熟で組織化はされてはいなかったが、新しい組織か、あるいは連携の構築を模索しつつ、権力悪に立ち向かうだけの社会正義を貫く意思をはぐくんでいた。この大衆の意識変革をあなどっていたのが、愚かな支配層だといえる。
 これからの日本は、大同団結した大衆に従っていれば、けっして誤った方向に進むことはない。


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