私たち奈半利町の住民にとってこの写真の風景は、あまりにも普通で、あって当然の藤村製糸の煙突です。平成17年、長く操業してきた歴史に幕を閉じ、地球の反対側のブラジルに工場を移しました。そののちも、町内の製材工場が廃材を燃やすために使って来て、この煙突は以前と変わらず白い煙を吐き続けてきました。
しかし、世の中の流れは移ろいやすく、この度、この工場のボイラーを使うことに終止符を打とうとしています。
この日は休みでしたが、やがて平日でも、ここから白煙を上げる光景が見られなくなるのかと思うと、寂しさに押しつぶされそうになります。
藤村製糸は、最近、近代化産業遺産に指定されました。ここから上がる白煙も残しておきたい気がします。
しかし、世の中の流れは移ろいやすく、この度、この工場のボイラーを使うことに終止符を打とうとしています。
この日は休みでしたが、やがて平日でも、ここから白煙を上げる光景が見られなくなるのかと思うと、寂しさに押しつぶされそうになります。
藤村製糸は、最近、近代化産業遺産に指定されました。ここから上がる白煙も残しておきたい気がします。