日曜は日がな一日本を読んでましたよ、と。
実は来年度の異動が決まりまして。一応同じ課内で異動なので、場所が移るだけでやっている仕事に変更はないんですけども、借りたままになっている本を片づけようかなと一念発起(大げさ)
そんな訳で以下覚書き。
『抱擁』(辻原登/新潮社)
・・・あらすじに惹かれて読んだんですけど、期待値が大きすぎたかしら。
なんかいまいち・・・。うーん。
『私の家では何も起こらない』(恩田陸/メディアファクトリー)
・・・こちらはさすがというかなんというか。
1件の幽霊屋敷を中心に描かれる短編集。
幽ブックスというのが納得できる1冊。
一念発起した割に、借りた本はここまで(苦笑)
『数えずの井戸』(京極夏彦/中央公論社)
・・・番町皿屋敷を主題にしていて、さらに巷説シリーズの一部でもあるってことで、最後には家が崩壊するのは確実っていうのが途中切なくて、何度かくじけそうになりました。
今回、又さんの関わり方がどうなのかとかいろいろ考えながら読み始めましたけども・・・ううん?
個人的には『覘き小平次』の方が好きかなあ。
ああでも宅悦って誰だ! そもそも京極さんのシリーズで登場しているかどうかも不明だけど、名前に聞き覚えがあって思い出せないという気持ち悪さ・・・!
『娚の一生1、2』(西炯子/小学館)
・・・名古屋に行った時に友人から勧められたんですが、久々に西さんでド・ツ・ボ。
今頃だなんで言わないで(苦笑)